え?あいつも辞めちゃったの?

アメリカ企業転職

来る者あれば、去る者あり。

え?何のことかって?

先日、うちのチームの2人が会社を辞めました。

2人ともかなりの切れ者で、PhDを持つSenior Principalレベルのエンジニア。2人とも競合に移りました。できるやつらは、他に移ってどんどん自分の能力を伸ばしていきます。

 

話がずれますが、プリンシパル(Principal)について少し説明をしましょうか。

エンジニアリング系のアメリカ企業の場合、以下のような職能等級を採用しているところが多いと思います。

ジュニアエンジニア(Junior Engineer)
シニアエンジニア(Senior Engineer)
プリンシパルエンジニア(Principal Engineer)
シニアプリンシパルエンジニア(Senior Principal Engineer)
アソシエイトテクニカルディレクター(Associate Technical Director)
テクニカルディレクター(Technical Director)
シニアテクニカルディレクター(Senior Technical Director)

日本でも、最近は、「管理職」と「技術職」の職能等級を分けている企業もあるようですね。

こちらも同じです。

ジュニアエンジニア - 一般
シニアエンジニア - 一般の少し上
プリンシパルエンジニア - マネージャ級
シニアプリンシパルエンジニア - シニアマネージャ級
アソシエイトテクニカルディレクター - シニアマネージャ級の上
テクニカルディレクター - ディレクター級
シニアテクニカルディレクター - シニアディレクタ級

ってな感じになります。給与レベルもこんな感じかな。

 

さて...話がかなりずれてしまいましたが...(汗)...

 

何を話したいかと言うと、皆さん、どのくらいの頻度で会社を変わっているか、それについて、会社側はどのように見ているか...ってこと。

 

技術系の会社では(技術系の会社に限りませんが)、入ってくる人も多いのですが、出て行く人も結構います。「出入りが激しい」ってことですね。

日本のように「終身雇用」の意識がまだまだ根強く存在しているところでは(今ではその意識も崩れましたかね)、「そんなにひょいひょい会社変わっていいの?」と思われるかもしれません。

 

アメリカでは1つの会社に長く留まっている人は、次の3つのいずれか。

1.仕事がめちゃくちゃ出来て、会社の上層部に組み込まれている
2.能力が不足していて他に移ることが出来ない
3.安定を求めて他に移らない

面接のための履歴書を見る際には、この辺りも合否の判断材料になりそうです。と言いますか、私の場合は、そこも注意して見ることにしています。

 

1年程度でぽんぽん会社を移っている人は、「尻軽」であまり信用ならない。面接では必ず移った理由を聞かれますね。「会社が面白くない」なんて理由は通用しませんから気をつけるように。「どうしてその会社に入る前にもっとじっくりと見なかったの?」と質問されるかもしれませんからね。

あまり長く1つの会社に留まっている人も要注意。他に移りたくても、自分の能力が不足していて移れないって人、結構いるんですよね。

あまり大きな声では言えないのですが、こう言う人たちがたくさんいるのが日系企業。日系企業って、人を切るのをいやがるので、「仕事があまり出来ない人」にとっては、かなり居心地の良い場所です。

3~5年程度で会社を移っている人は、比較的評価点も良いと思います。まぁ、辞めた理由にもよりますけどね。

面接では間違っても、

「今の部署がつまらなくて」

とか、

「上司と上手くいかなくて」

なんてことは言わないように。「能力が不足しているやつ」と思われる可能性がありますからね。

「自分の能力を伸ばすために最適なポジションが見つかったから移る」

ってことが嘘でも言えればOKです。

 

転職癖をつけてしまわないように注意しましょう。面接官は必ずそこを見てますよ。 

え?あいつも辞めちゃったの?” への5件のフィードバック

  1. 入れ替わりが激しいのって、技術職ではわりと当たり前のことなんですね。私も前職のときは、人が入れ替わり立ち代りで、いつも目まぐるしいな~と思っていました。
    たまに、「引き抜きか?」というくらいごっそりと人がいなくなって、全員の次の職場が競合先なんてこともありましたね。ちょっと怖い・・・。

    こんなんじゃ、トレーニングした先からいなくなるんじゃ?とちょっと心配ですが、技術職は常に新しいブレインが必要だから、問題ないのかな。

  2. 日本では、新入りにはしっかりと教育をして「育てる」って感じですが、こちらでは、育てても無駄になりかねないので、「できる」やつを採用するんでしょうね。

  3. あ~そういえばこんな投稿あったなぁ~なんて、読み返したら、もろドンピシャの内容でした。

    (仕事は8月末に「がんばってくれ」と学長から言われてたのにHRが外国人の雇用手続きにてこずって)去年10月末から現職・大学での就業を開始。無事H1-Bも下りましたが…

    昨日、農業機械系世界三位で、ウィチタの北に本部の一つがあるA社からお誘いを受けました。というか、「(働く可能性を視野に入れて)会議に参加してくれないか」とそこのおエライさん二人からわざわざ電話をいただきました。

    「美味し過ぎる話」なんですが、「日本人だから(必ずしもそうでない人もいるのだろうけど)」なのか、個人的には今ある責任を投げ出すのか、という気持ちと疑念もあります。

    日本でのリーマン時代には…というか、あまりこういうペースでの転職がピンと来ないのですが、やはり誘う側がいる場合、こういうのも「あり」なのでしょうか。正直なご意見を伺えれば幸いです。

    と、現職の出張中にこんなこと考えてる小生でした。

  4. たつやさん、コメントありがとうございます。

    お誘いを受けているのなら、移っても全く問題ないと思いますよ。もちろん、たつやさん自身が、そこに移ることによって、自分の能力をさらに伸ばすことができて、しかも、そこからさらに次のステップに移れる...と見ることができるんなら、どんどん変わっちゃって構わないと思います。

    で、今お誘いを受けている会社を辞めて、次の会社に移る際に、どうして、大学の仕事を1年足らずで辞めて、今の会社に移ったのかの理由が理にかなっていれば、次の会社も納得するはずですよ。問題無いです。

    >(働く可能性を視野に入れて)会議に参加してくれないか
    これはいわゆるヘッドハントみたいなもんですから、素直に受け入れて、その会社がどんな会社なのかを見極めるってのも良いでしょうね。あちらも「うちに来てほしい」と思っているわけですから、たつやさんがチラッとその気を見せることによって、かなり核心の部分まで見せてもらうことだってできます。

    >今ある責任を投げ出すのか、という気持ちと疑念もあります
    もちろん、アメリカ人の中にもそう考える人はたくさんいると思いますよ。だけど、そこんところは、まず自分自身のことを考えるべきではないかと。今働いている会社(学校)は、たつやさんにとって、人生の中で、ひとつのステップにしか過ぎないんですよ。ドライに考えてもいいんじゃないですかね。その昔、大学卒業して、一つの会社に就職して、定年までそこでがんばるって時代は当の昔に終わってます。今は、会社を移りながら自分の能力を伸ばしていく時代なんじゃないですかね。

    と言っても、すべてはたつやさん次第。

    こう言う、説教臭い話、大好きなんで、もし、よければもっともっとご相談に乗りますよ(爆)。

  5. あ~丁寧にご指導あぁざっす。
    金曜のミーティングには心して臨みつつ、ちょっと楽しんでこようと思います。ヘッドハントなんて、この先たぶんないので(苦笑)。

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