アメリカ 学校の成績-雇用者の視点から

アメリカ 学校の成績

Yukiさんが、先日、こんな記事を投稿していました。

学校の成績

彼女は大学生。今、将来に向けて(2年後だったかな?)、就職の準備中。来年夏のインターンシップのための準備をされています。

正直、インターンシップをゲットするために、今から準備をしなければならないほど大変だとは知りませんでした。職種にもよるのだと思いますが、彼女が目指すビジネス系と技術系とは少し事情が違うような気がします。

このブログでも、

インターン面接

アメリカ企業で新卒採用

などで、アメリカ企業に就職するためのインターンシップの重要性をお話しましたので、これらの記事を参考に今後の戦略を立ててみるのも良いかもしれません。

えっと...

私はアメリカに来て以来、常に人を雇う側にいます...って、まぁ、アメリカ企業にいて、常に人が欲しい立場にいるから、そう言うことになるのは当たり前の話ですけどね。

かなり前に、こんな記事を書いたことがあります。

アメリカって、学歴社会?

アメリカ学歴社会

Corporate Ladder

これらの記事に書いたように、アメリカ社会は間違いなく学歴社会です。

我々が、オープニングに応募する人から送られてくるレジュメ(履歴書)をチェックする場合も、学歴のウェイトは大きいです。ただ、大学や大学院を卒業しているかどうかであって、どこの大学を出ているのかはそれほど重要ではないと思います。

普通は、学歴よりも、職務経歴に重きを置きますね。いくら学歴が美しくても、与えられた仕事ができない人は雇いたくないですからね。なので、学歴だけで雇うってことはありえません。

新卒を雇う場合には、多少事情が変わってきます(そもそも、我々が新卒を雇うってんは、かなりまれなことですけど)。新卒の場合は、職歴がありませんから、他と比較する場合には、

・インターンシップの経験があるか
・何かでリーダーシップを取った経験があるか
・バチェラーかマスターかドクターか
・学校の成績
・出身校

などを見ることになります。学校での成績、ディグリー、出身校が必ず入ります。ただし、これらは、ただ羅列したわけではなくて、重要度の順番に並べたつもりです。

言うまでもなく、インターンの経験が非常に重要になります。

以前、こんな記事を書いたことがあります。

インターンをインタビュー

この記事では、リーダーシップの重要性についても少し話しています。いくら良い大学を良い成績で卒業していても、グループの中で人といっしょに働くことができなければ、会社に入ることはできません。

ちなみに、もとインターン、今では正社員の彼の学校での成績は、GPA3.0そこそこで、かなりやばい成績でした。出身校はUCサンディエゴですけどね。でも、学校でプロジェクトのリーダーシップを取ってチームをまとめていたことは、採用の際にかなりプラスになったようです。

学校のdegreeで採否が分かれるとしたら、それは、Bachelor degreeか、Associated degreeかですね。Associated degreeと言うのは、日本で言う短大卒なイメージです。短大卒だと、4大卒と比べると間違いなく就職はハードルが高くなります。なので、短大から4大へトランスファーをする人も結構いるようです。Yukiさんもその一人です。

いろいろと書きましたが、採用するかしないか、雇う側から見た場合に重要だと思うことは、

・職歴が募集職種に適しているかどうか。新卒の場合は、その職種でインターン歴があるかどうか。
・組織の一員としてチームプレーヤーになれる人かどうか。
・何らかの組織でリーダーシップを取った経験があるかどうか。
・バチェラーからマスターかドクターか。
・学校の成績
・出身校

でしょうか。重要度順に並べてあります。

私が「パス」を出す人は、

・職歴が募集職種にマッチしていて、何かが与えられた場合、自分ひとりで動けるほどの経験と知識を持っているかどうか。新卒の場合は、与えられた指示に対して、何をしなければならないかを正しく理解し、経験者のサポートを受けながら、一人で課題を解決することができるかどうか。
・チームプレーヤーかどうか。
・困難な状況の中でも自ら進んでリーダーシップを取ってチームを引っ張っていけるかどうか。

この3つだけです。

やる気さえあれば大丈夫です。がんばりましょう!
 

アメリカ 学校の成績-雇用者の視点から” への4件のフィードバック

  1. 「学歴」と言っても、それほど大学の名前自体を重要視するわけではないんですね。
    大学の名前だけで勝負しようとするより、そこで何をしたか、何ができたか、っていうのをアピールしたもの勝ちでしょうか。

  2. 職種によっては、大学の名前も関係するかもしれません。でも、あまりないんじゃないかな。

    うちの会社で一番学歴を気にしている部署は、「マーケティング」かな。あそこは、MBAを持っている人じゃないと入れません。なので、技術屋をやりながら、夜間のMBAコースを取って、学位を取って、マーケティングに移るって人たちも結構いますよ。

    自分が会社のために何ができるのか、自分のどう言う経験がどんなふうに役に立つのかを説くのがベストだと思いますよ。私は技術屋なので、○Xがはっきりしますよね。知識があるかどうかですべてが決まります。あとは、チームプレーヤーくらいかな。

  3. Masaさん、とても参考になりました。

    私の学校のキャリアセンターで言われたのは、
    学校と企業との絆の強さもあるらしく
    シリコンバレーでは、学校の近所の企業の方が
    就職しやすいみたいです。

    この辺りはアジア人が多いせいか
    割と職歴のない、企業のカラーに染めやすい人材も
    人気みたいです。とは言っても、やっぱり本人が持っている
    資質にプラスされるので、普段の努力は欠かせません。

    私にとって一番難しいのが、リーダーシップです。
    今まで意識したことがないので
    リーダーシップの経験を聞かれると、戸惑ってしまいます。

  4. >リーダーシップ
    yukiさん、何でも良いので、自分が言いだしっぺでグループを作っちゃえば何とかなると思いますよ(笑)。そのグループのリーダとなることで、(うそでも良いので 笑)自分が何を学んだか、それを会社にどのように活かしていくかを話すことができれば、パーフェクトです。

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