アメリカで仕事探し

先日、

日系企業か?アメリカ企業か?

というエントリーで、アメリカ企業と日系企業についての話をしました。

今回は、私の体験をもとに、アメリカでの仕事探しについて書こうと思います。

もちろん業種によっても手段は異なるでしょうし、他にも方法はたくさんあると思います。

みなさんのおすすめな方法があればぜひシェアしてくださいね。

私のバックグラウンドは、ITまたは金融関係ですが、今回紹介する方法はほとんどの場合の仕事探しで通用するはずだと思います。

 

 

【仕事探し方法、その一「仕事探しウェブサイトを活用する」】

 

全米規模の仕事探しウェブサイトとして

monster.com

careerbuilder.com

などがあります。

ここに行って、まずは自分の仕事のキーワードと、働きたい場所を入力してみましょう。(accounting, Los Angeles, CAなど)

そうすると、そのエリアで募集中のポジションがずらっと出てきます。(場所によってはずらっとは出ないかも・・・)

 

一つクリックしてみると、雇用者である会社のウェブサイトに飛んでいく場合もありますし、staffing company(派遣会社)のページになったり、そのままMonster.comの仕事紹介のページになったりします。

そこにはそのポジションの詳細が書いてあります。

  • Company profile(会社紹介)
  • Job description(業務内容)
  • Qualification(採用資格)
  • Experience(経歴)
  • Position type – Full time(週40時間勤務), Part time(週20〜40時間以内勤務), Temporary(短期雇用),Internship(インターン)
  • Salary(給料)
  • Benefit(健康保険や退職金などの手当て)

などです。

 

自分がこのポジションにあてはまるようであれば、”APPLY”というボタンをクリック。

次のページで自分の情報を入力すると、雇用側またはstaffing companyのデータベースに入り、HR(Human Resource、人事部)、その人材を募集している部署に届くわけです。

 

ここでたいていの場合、「最後に」ビザステータスの質問があります。

・”I am permitted to work for ANY employer.” (どんな雇用者のもとでも働けます。つまりアメリカ市民、永住権保持者)

・”I am permitted to work for CURRENT employer.” (現在の雇用者のもとで働けます。つまり、ワークパーミット保持者など)

・”I am not permitted to work in US.” (アメリカ国内では働けません。つまり、学生ビザ保持者など)

などの選択肢があり、自分にあてはまるものをチェックします。

 

前にも言ったように、これで最後の選択肢を選んだからって、「じゃあ登録しないでください」と、レジュメが却下されることはありません。

これは単純にデータとして残るだけで、仕事が決まってからビザの話になればいいわけです。とりあえずアプライ!そして面接!!

 

Staffing company(派遣会社)と言っても種類があり、日本のようにそこに登録して派遣先に送られるというケースもあれば、単純に仕事をポスティング(募集)しているのみで「あとは雇用者と直接やってね」というケースもあります。

後者の場合は直接、その雇用者に雇われる形になるので、「派遣社員」という扱いにはならず、「正社員」ということになります。

 

あとは返事待ち。

そのポジションにマッチする可能性があれば、数日中にメールか電話で折り返し連絡が来ます。(ほとんどの場合は電話)

電話は肌身離さず持ち歩きましょう。

その他にも、地元の新聞社のウェブサイトやcraigslist.orgを使っても仕事探しをすることができます。

短期アルバイトや、インターンはこのCraig’s Listがおすすめです。

 

 

【仕事探し方法、その二「会社のウェブサイトでアプライする」

 

もし「この会社で働きたい!」というのがあれば、直接その会社のウェブサイトに行きましょう。

たとえば、IBM.com

たいていの場合、ウェブサイトには現在募集中のポジション(Open position)をリストするページがあります。

これを探すのにちょっと技が必要ですが、慣れればどの企業のウェブサイトへ行っても見つけられるようになります。

 

秘密はキーワード。

 

まず、”About Us”などの、その会社に関連するキーワードを探します。

そして、”Employment”, “Jobs”, “Open Positions”などのキーワードを探します。

そうすると、その会社で募集しているポジションをリストアップしてあるページにたどり着きます。

 

IBMなど全世界規模で支社がある場合は、それこそどこに自分の仕事があるかわかりません。

「絶対にLAで働きたい!」とか、「日本人が多いところがいい」という自分の希望は、時として自分の可能性を狭めることもあります。

「テキサスの砂漠のど真ん中でもいいから、仕事が欲しい!」という姿勢であれば、まず確実に仕事はゲットできると思いますが、そこは上手に自分との妥協点を見極める必要がありますね。

 

 

ここまで自分の働きたい職種が決まっている場合、私が見つけた超ウラワザ(これにはアメリカ人もビックリ!)を紹介します。

おそらく、ここで自分自身で探せる企業は、がんばっても3つか4つでしょう。でもそれ以外にも、同じようなポジションを雇っている企業はたくさんあるはずです。

それを、”Competitor“(同業の競争社)と呼びます。このCompetitorを探して、そこでもアプライします。

Competitor情報はYahoo! Financeのページにもありますし、私が使ったのはHoovers.comという、企業リストのウェブサイト。

これはある程度の情報は有料ですが、基本的な情報は無料です。

大学生は、大学図書館からログインすれば、この有料情報が得られる場合もあるので、図書館で聞いてみてください。

これで探すと、たとえばIBMのcompetitorはMicrosoft, Accenture, Hewlett-Packard(hp)などだそうです。フム、なるほど。

 

もちろん、これらのオープンポジションにもガンガン応募しちゃいましょう。

 

 

仕事探し方法、その三「リクルーターを使う」】

これはその一でも登場した、派遣会社のリクルーターに仕事を紹介してもらうことです。

今回は、それぞれ業種に特化したリクルーターを見つけて、そこで自分の登録をします。

エンジニア系、IT系、会計系、ベンチャーキャピタル系、日系など、リクルーターは業種ごとに存在することが多く、そこで自分に合った仕事が出てきた場合に直接コンタクトしてもらえるということです。

どこが自分の業種にあったリクルーターかなどはgoogleで”engineer recruiter”などでサーチしてみましょう。

これは転職を考えている人など、時間がある人向けです。

 

 

仕事探し方法、その四「コネクションを使う」】

アメリカ生活が長く、人付き合いが増えてきたのであれば、とにかく知り合いに声をかけることです。

「今、仕事探してるんだけど、何か知ってる?」

と聞いてみると、どこでどんな情報を得られるかわかりません。

 

「いいリクルーターがいるから、レジュメを送って」

 

「うちのHRにレジュメを渡してあげるよ」

 

なんてこともあります。

なのでとにかく、声を上げること。

これも時間がある人向けですが、気持ちが決まっているのであれば、ガンガン人に聞いてみましょう。

 

 

おわかりのように、今日のアメリカでの仕事探し方法のメインはオンラインベースです。

 

アメリカのように国土が広い場合、「ちょっと今日はあそこまで行って地元の会社を見てくる」とできないので、最終段階の面接まではほとんど電話やメールでやりとりします。

ここで、レジュメ(履歴書)やカバーレター、リファレンスなどが必要になってくることもありますが、これはまた別の機会に。

過去にMasaさんがこれらについて書いた記事もあるので、ぜひ参考にしてみてください。

レジュメは多くの人の目に留まった人が勝ちます。

どんなに優秀で仕事ができる人間でも、プレゼン能力(レジュメと自分を売る)がなければ、仕事は見つかりません。

 

さぁ、ちょっと気疲れしてしまいましたか?

仕事は、こちらが待っているだけでは、やってきません。

だけど、こっちから行けば行くだけ、フィードバックが返ってきます。

恐れず進むのみ!がんばれ、日本人!

アメリカで仕事探し” への7件のフィードバック

  1. なるほど!
    今回もまた大変勉強になりました。

    私はまだまだ仕事にアプライできる状況ではなく
    まずは出来ることから
    片付けないとならないのですが
    レジュメの準備くらいはしておこうと思っています。

    アメリカでは、経験が重視されるとよく聞きますが
    日本での職歴も考慮されるのでしょうか?

    私は日本では働いたことがあるのですが
    アメリカでのお仕事は未知の世界で
    興味津々です。

  2. UBUYUKIさん、コメントありがとうございます。まずは自信を持ちましょう!

    レジュメはいつでも出せるように常にアップデートしておいた方が良いでしょうね。

    あとは...お助けウーマン、お助けマンたちががここにいますから、いつでもご相談ください(笑)。

  3. >UBUYUKIさん

    コメントありがとうございます!

    日本の職歴、もちろん書いてください!
    「関係ないかな〜」と思うことでも、関係ないからこそ、書いてください。
    全く違う分野での経験やアルバイトが、どこでプラスになるかわかりません。
    営業、販売、ウェイトレス、なんでもいいので、強みに聞こえるように書きましょう!

    レジュメについて質問などあれば、いつでも連絡くださいね。

  4. Masaさん、Erinaさん
    暖かいお言葉、ありがとうございます。

  5. 現在アメリカに移住して半年、パートタイムで職種問わずオンラインでアプライしてますが
    全然音沙汰ありません。
    もちろん返信があったき企業もありました。

    レジュメの日本での職歴って、わたしは訳あって渡米2年前からは3ヶ月おきに日本を離れてたので短期の派遣しかしてませんでした。
    なので職歴がここ何年かですごくかさんでしまって。
    書かないほうがいいのでしょうか?

  6. Chiek330さん、こんにちは!コメントいただき、ありがとうございます。

    私が思うに、職歴も数多くあれば良いのではなく、狙っているポジションに関連したものだけを書くほうが良いと思います。これはリクルーターにもそう言われました。
    なので、派遣だったとしても、アプライしているポジションに関係あるものを具体的に書き出すことが必要です。

    オンラインのアプリケーションは、忍耐が必要です。
    というのも、企業側にデッドラインなどがあり、その前に人材が集まっても、すぐには結論を出さないと思うので。

    アメ10ブロガーのNao-Tさんもこんな記事を書いてくれているので、参考にしてみてください。
    http://takeiteasyinamerica.com/?p=18040

    頑張ってくださいね!!

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