ド素人のジャズ考察

こんにちは。音楽ドシロートのErinaです。

 

このアメ10ブロガーの中には、素晴らしいミュージシャンの方が数人いるのですが、私は音楽に関してはさっぱりわかりません。

日本の義務教育で音楽の授業を受けたくらいで、小学生のときに習ったピアノは中途半端だし、今では音符もさっぱり読めません。(一個ずつ、ド・・・ラ・・・ファ・・・とかそういう感じです。苦笑)

 

そんな私ですが、アメリカに来て興味が出た音楽があります。

それは「ジャズ」。

私の好きな作家、村上春樹さんもジャズ好きで、ジャズバーを開いていたらしいのですが、それを本で読んで「ジャズについてもっと知りたい」と思ったのがきっかけでした。(すごいきっかけだな)

そんなわけで、大学の一般教養で”Jazz History”のクラスを取り、サックスとトランペットの違いを聞き分けられるくらいになりました。笑 はい、そのレベルです。

 

ジャズはアメリカで生まれ、アメリカで育った、数少ない(?)純アメリカ文化です。

アフリカから奴隷として連れてこられたアフリカンアメリカンの音楽がもとになっています。

今では「スムースジャズ」と呼ばれる、かなりエレクトリックな感じの音楽もありますが、私はやっぱりクラシックなジャズが好きです。

 

 

先日、アメ10ブロガーMikaさんが演奏するアンサンブルに、家族でお邪魔してきました。

Mikaさんは、ご自身が働かれているGrossmont Collegeの音楽科でジャズのクラスを取っており、セメスターの終わりにはアンサンブルで発表するそうです。

私が四年制大学(SDSU)でジャズのクラスを取ったときも、音楽科の学生たちによるアンサンブルを聴きに行くと「エクストラクレジット」(特別点)として成績に点数を追加してもらえました。

 

発表会では、だいたい3つ~5つのアンサンブル(どうやって組み合わせを決めるのかはわかりませんが)がパフォーマンスをします。

バンドによって、

サックス+トランペット+ギター+ベース(またはチェロ)+ドラム

だったり、

サックス+サックス+ベース+ドラム+ボーカル

だったり、

ピアノ+サックス+ベース+ドラム

だったりと、色々です。

 

前にも書いたように、私は音楽の演奏はさっぱりできませんので、こうやってミックスすることは当たり前なのかもしれませんが、ドシロートから見たら「こないだまで全く他人同士だったはずなのに、よく一緒に演奏できるなぁ・・・」と感心するばかりです。笑

Mikaさんはエレキベースを演奏していたのですが、すらっとした長身美人が、ピアノの横で、白いエレキベースで渋~い音を演奏しているのはとってもかっこよかったです。(またもドシロートな感想ですいません・・・・)

ピアノの彼も、繊細な音ですごく素敵でしたねぇ。

 

 

サンディエゴには、サンディエゴシティカレッジが運営するJazz 88というラジオステーションがあります。(ストリームもあるのでネットでも聞けます)

私はこれを車の中でよくかけているのですが、妊娠中ももちろんかけていました。それが理由かわかりませんが、生まれてきたうちの子供たちもジャズ好き。笑 胎教!!

朝から「ジャズかけて」と言われ、デイケアまでの道にジャズを聞いています。

そんなわけで、Mikaさんのアンサンブルもすごく楽しんでいたうちの4歳半の息子。普段はシャイな彼も、旦那の膝の上で、リズムに乗って聞いていました。

 

ジャズは、目で見ても楽しめます。(と思います)

ジャズでは、”improvisation”と呼ばれる即興を主とした演奏をするので、「サビ」と呼ばれるようなリピートがほとんどなく、常に新しいメロディや音が流れてくるのは、予想のできないスポーツ観戦にも似ています。

そういう機転を利かせた、目(耳か?)の離せないワクワク感が、私は好きなのかもしれません。

また、ソロがある場合が多く、一人ずつ演奏していくので、「あ、今はサックス、次はトランペット、ピアノ、ドラム・・・」と見ていると面白いのです。ソロが終わるたびに拍手をする、というのも、うちの子供たちは今回のアンサンブルで覚えたようでした。

 

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4 comments on “ド素人のジャズ考察”

  1. えりなさん、白いベースを弾く長身美人って!?わたしが言わせてるとおもわれなきゃいいけど。。。ほんと、ジャズはアメリカが生んだ正真正銘の音楽なのにアメリカでは評価されていません。若者はみんなヒップホップかロックしか聞かないし。。。ジャズミュージシャンは日本とヨーロッパで稼ぐようです。ロックのギタリストは3つのコードを学べは何千人のファンの前で演奏できるのに、ジャズギタリストは何千ものコードを学んで3人のお客の前でしか演奏できないっていうたとえがあるくらい寂しい世界ですよ。でもはまり込むと足を洗えないんですよ。。。楽しくて!えりなさんも楽器選んではじめましょうよ。

  2. 全然、言わせてないですよ〜!!笑
    こんな素人な感想しか言えなくて申し訳ないです・・・。

    ジャズは奥深いですね。(と私でも思う)
    ぜひ何かやりたいです。私も絶対にはまると思います。
    実はクラリネットかトランペットをやってみたいなぁ・・・と思ってました。
    あとはピアノをきちんともう一度、習い直したいな。

    3人って・・・・でもそうでしょうね。
    それくらいの認知度ってのが悲しいですね。素晴らしいし面白い音楽なのに。

  3. 初めまして。
    本当に困っていて色々と検索をしていたら、Erinaさんのサイトに巡り会いました。今、Jazzが学べる大学を探していますが、本当にアメリカは広く、色々な州での特徴があり、そして費用が高い~_~;
    二年制で行くのも良いというコメントにひかれました。しかし、州を探すにあたってどのように探して行けば良いのでしょうか?調べればしらべるだけ、いろんな情報が出てきて、困っています。ご面倒をおかけいたしますが、アドバイスいただければ嬉しいです。

  4. Mimiさん、こんにちは!コメントありがとうございます。

    アメリカの中でどの州にしようかで悩んでいるのでしょうか。
    そうですねぇ・・・。
    特に「この州に行きたい!」という希望がないなら、大きい要因は「生活費」かな。
    やはり大都市や海岸沿いは高くなり、アメリカの真ん中のほうは安いです。

    あとは学費ですね。
    もしコミカレを考えているなら、学費(一単位いくらという計算です)を調べてみて、一学期にかかる学費はいくらか計算してみてください。
    カレッジのウェブサイトに生活費の目安なども載っているので、参考になるかと思います。

    ここサンディエゴのグロスモントカレッジで働くブロガーMikaさんの記事がいくつかありますのでぜひ参考にしてみてください。
    http://takeiteasyinamerica.com/?p=9729
    彼女はカレッジで働く傍ら、グロスモントでジャズをとって演奏しています。
    http://takeiteasyinamerica.com/?p=12315

    また、カンザスに住むTatさんも、音楽留学についていくつか記事を書いています。
    http://takeiteasyinamerica.com/?author=14

    また何か質問があれば、いつでもコンタクトくださいね!
    頑張ってください。

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