バイリンガル子育て その後(娘7歳)

お久しぶりです。Maki-Kです。

アメ10ブロガーデビューして早4年。

一番最初に書いた記事が「バイリンガル教育」でした。

アメリカに暮らしながら子供を日英バイリンガルに育てるのは、簡単なことではないんですよ。。。という内容の記事でした。
娘は3歳になったばかりの頃。

それから娘が3歳半の時に書いた「バイリンガルへの心意気。はっ!」

3歳半の娘のバイリンガル具合と、これからも頑張るぞ!的な決意を書きました。

※この二つの記事はこれから子供を「アメリカにいながら日英のバイリンガルに育てたい」と考えているお父さんお母さんに読んでいただけたら、と思います。

前回の記事を書いてから4年が過ぎ、娘はもう7歳。
アメリカの小学校の2年生です。
はたして彼女はバイリンガルになっているのか・・・!?

・・・ということで今日は久しぶりに、自分自身の記録のためにも、最近のMaki-K家のバイリンガル子育てについて書こうと思います。今までに私が娘の日本語教育のためにやったこと、やっていること、これからやろうと思っていることを紹介します。

私は周囲の先輩ママたちの体験談を聞いたりして、自分のバイリンガル子育ての参考にしてるんですが、私の周囲、とても頑張っている人が多くていい刺激を受けています。特に「親の決意」みたいなものを見せられると、私も一気にモチベーションが上がります。

これから書く私の例が励みになるかどうか分かりませんが、同じようにアメリカで子供に日本語を継承しようと奮闘している方々、どうぞ参考にしてください。

他のアメ10ブロガーのバイリンガル子育て記事はこちら↓
それぞれ参考になります。
Masaさんの「バイリンガル教育2」Tamamiさんの「バイリンガル環境で育つ子供」Erinaさんの「我が家のバイリンガル教育」Mikaさんの「子供とおやじギャグ(バイリンガルの勧め)」Dr. Kazの「脳科学的に見たバイリンガル」

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まず≪我が家の家族構成≫

:日本人。娘が生まれて日本語を使う頻度が多くなってから、英語が退化してきた感が否めない、でも一応日常生活には困らない程度の英語を話します(でも英語で仕事とかは無理!)。私とアメ人夫との会話は英語です。専業主婦。

:アメリカ人。ニホンゴワカリマセーン。

:7歳。一人っ子。アメリカの小学校に通う現在2年生。

・・・なぜわざわざ家族構成を出すかというと、この家族構成によって子供の日本語習得のハードルが変わるんですよね。

両親揃って日本人なのか外国人の親が日本語を話すかどうか、日本人の親が英語をどれだけ使いこなせるか。兄弟がいるかどうか。周りに日本人のお友達がいるかどうか。。。いろんなことが影響します。

私が周りを観察する限りでは・・・両親揃って日本人の家族は、とりあえず小学校低学年の段階では日本語は問題なし。特に一人っ子や第一子の場合はふつーに日本語を身につけて話しているよう。。。ただこれが上に英語をペラペラしゃべれるお兄ちゃん・お姉ちゃんがいると、状況が変わってきます。お兄ちゃんお姉ちゃんの影響大。

上の子・下の子(それから真ん中の子)のバランスを取りながら、みんなに日本語を教えるのって大変でしょうね。上の子はがんばって日本語教えたけど下の子はもう疲れたとか(笑)、下の子は上の子の時ほどフォローできないとか、兄弟間は英語の会話になっちゃうとか、いろいろ大変そう。。うちは一人っ子なのでそういう苦労は経験しなくて済んでいます。

あとわざわざ「私は専業主婦です」と書きましたが、日本語を話す親が子供と一緒にいる時間(日本語で会話している時間)が長いかどうか、家庭学習のフォローを十分してやれるかどうかという点で、やっぱりフルタイムで仕事をしているのか専業主婦なのか、その辺でも子供への日本語教育の難易度は変わってくると思います。

これからバイリンガル子育てをしようという方は、こういう要素を考慮に入れて「さあどれくらいを目標にやっていこうか」と考えるといいと思います。

そして我が家の7歳娘の現在のバイリンガル具合ですが、
今のところ、日:英=5:5。
とりあえず日本語、英語、どちらも年相応に使いこなせるているようです。
日:英=10:10と言った方がいいでしょうか。
いや、やっぱり9:10くらいかな。。そんなところです。

3歳でのプレスクールの入学、5歳でのキンダーへの入学、そして小学校。どんどん英語の社会へ入っていった彼女。英語が優勢だった時期も何度もありました。
でも家庭学習と年に1回の日本への一時帰国、それから日本語クラスへの通学でなんとか日本語を身につけることができました。もう7歳だから身についたと言っていいでしょう。日本語での読み書きもします。

頑張ってる娘。頑張ってる私。
よしよし。←自己肯定、大事(笑)。

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と、自分を褒めたところで次に、≪日本語学習のために我が家でやっていること≫の紹介。

★娘とは日本語で話す。そしてたくさん話す。カラフルな語彙や表現を使って話す。

ま、当たり前ですが娘と私の会話は日本語です。彼女が生まれてこの方私が娘に英語で話しかけることはありません。

例外として、周囲の人に私が娘に何と言っているか知ってほしい時、あえて英語で話しかけることはあります。これ以外は私が英語を娘に話すことはないです。絶対。

まぁこの理由も単純で、もちろん日本語のインプットは多ければ多いほどいいというのがありますが、それプラス、私はやっぱり英語はそこまで得意じゃないから。自分の子供に話す時くらい、自由自在に使える日本語を使いたい。英語じゃやっぱり言いたいことが言えない。だから娘には日本語を分かるようになってもらわないと、困る。。。。

この「私が困る!」というのが「私は絶対子供に日本語を習得させる!」というモチベーションになってます。あーなんて自己都合(笑)。でもだから本気です。切実です。もちろんバイリンガルだと便利だとか、将来活躍できる世界が広がるからetc.という理由もあるんです。でもこの「日本語を継承してほしい」という思いが一番。「継承」・・・いい言葉ですね。

このあたり、親自身が本当のバイリンガルで、英語も日本語も同じレベルで話せるとなると、やはり子供へのバイリンガル教育への考え方・やり方が違ってくるんでしょうね。

カラフルな語彙や表現というのは、別に色に限ったことではないんですが、例えば「いい天気だねぇ」という代わりに「スカッと晴れてて気持ちがいいねぇ」と言ってみるとか。なるべく自分の中にある表現力を駆使して話しかけるよう気を付けています。日本にいたらいろんな人がいろんな風に表現する日本語を自然に聞けるのに、アメリカに住んでいるとそれは望めない。だからママ、人の分まで頑張るよー!

 

★土曜日にある日本語補習校には行っていません。

これは「やっていること」じゃなくて「やってないこと」ですね(笑)。

これねー、行かせてあげられたらすごくいいと思うんですけど、

やっぱりねー、土曜日はねー、

遊びたいんです(断言)。

いや、娘がそう言うのではなく、親の私が(笑)。

土曜日の日本語補習校へ行かせるかどうか、夫婦間で意見が合わないこともあると思います。うちの夫も、もし私が「娘を土曜日学校へ行かせたい」と言ったら嫌がるだろうし、夫に嫌だと思われながらやるのは私がしんどいし。

ま、うちの場合は私が「土日はファミリータイム!」って思っているので、はなから補習校は考えていなかったんですが、この補習校に行かせるかどうかの選択、それから通い続けることででてくる負担(送り迎え・拘束時間・宿題などなど)をどうとらえるか・・・バイリンガル教育についてまわりますね。私の周りの日本人友達ファミリーはほとんど、土曜日に日本語の補習校に子供を行かせています。もーほんと、尊敬!偉い!

★週一回90分、国語を教えてくれる日本語クラスに通う。

うちが補習校へ行かせるかわりにやっているのがこれです。
娘のクラスは、だいたい小学校1・2年生レベルの国語のレッスン。宿題も少し出ます。
やっぱり親が教えることには限度があるし、「学校」のような環境はあった方が良いと思うんです。他のお友達も勉強してるから私もがんばろう!っと娘が思っているかどうかは分かりませんが、日本語は話すだけでなく「勉強」もしなければ身につかない、というのを分かってもらえるかなと。。

このクラスは平日の夕方にあるので、週末は遊びたい私のスケジュール的にもばっちり。自分が子供の時に土曜日に補習校に行くのが辛かったから・・とこのクラスを立ち上げた創設者さん。素敵です♪

娘が今行っている教室では国語を勉強しているのですが、他にも娘が4歳くらいの時からいくつか、歌や遊び、工作を通してひらがなやカタカナを教えてもらうクラスに行きました。

読み書きの勉強は、親子でやるとなぜか喧嘩腰になってしまうので(笑)、どこかクラスへ入れて先生に教えてもらい、それを家庭でフォローするというのが私は断然お勧めです。たまに学習環境を変えるのは親にも子にもプラスなると思います。

 

★こともちゃれんじ

これは年中さんからずっとやっています。そしてこれがなかなか役に立つ。

日本語の教材でで国語と算数を練習するのですが、こどもちゃれんじの練習問題を見ると、日本の学校では今どんなことをやっているのか、どれくらいのレベルなのか、どんな教え方をしているのか、親がそういうことを知るのに役立ちます。日本語補習校に行っていないので、こどもちゃれんじから得られるこの情報はうれしいです。

あと、娘は日本の学校だとまだ小学一年生なんですが、アメリカの学年に合わせて、一年早く二年生の教材をやらせています(年中の教材を始めた時から一年先取りを続けています)。アメリカで暮らしていく限りどうせどこかで後れを取るからと、先回りでできることは今のうちに。貯金を作っておこうという作戦です。こうやって子供のレベルに合わせて教材を選べるのもありがたいです。

 

★日本語の本の読み聞かせ

ありがたいことにサンディエゴにはブックオフがあるので、そこで安く仕入れた本を寝る前に読んであげています。もうちょっと学年が進んだら自分で読むようにもって行きたいのですが、それができるかどうかは国語の基礎力次第ですよね。英語だと自分でチャプターブックを読んでいるので、このあたりは英語に遅れをとっています。
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←今はこういう本を読んであげてます。

 

 

 

 

 

 

 

そして日英バイリンガル子育て、究極はやっぱり

★日本へ行く!

今までも年に一回は日本の私の実家へ行って、じぃじとばぁばと一緒にどっぷり日本語環境に浸かる機会を持ってきましたが、今年の夏初めて、日本の小学校へ体験入学させてもらいました。

いやー。効果てきめん!

体験入学の3週間を終わるころには、娘はうるさいくらいにぺちゃくちゃぺちゃくちゃ、日本語をノンストップで喋りまくっていました。さすがの私も「そんなうるさくするならもう日本語話さなくていい(怒)!」と怒ったほど。ほんっとうるさかった!すっかり日本のおしゃべりな小学生の女の子になってました。

日本語環境にどっぷりつかることの効果はもちろんですが、体験入学だとそれに加えて●友達と一緒に ●学校で ●新しいこといっぱいで ●楽しく ●刺激を受けながら ●日本語の環境にいる。この「楽しく刺激を受けながら」というのが効いているんだと思います。本当に体験入学やって良かったです★★★★★

この体験入学効果がいつまで続くのか分かりません。

アメリカに帰ってきて約二か月がたちましたが、彼女が「日本語を話す時に自分の言いたいことをストレスなく表現できている感」はまだ続いています(体験入学前は日本語は話せるにしても、自分をうまく表現しきれてない感がありました)。

来年以降もできる限りアメリカの学校の夏休みを利用して、日本へ体験入学させてもらいに行こうと思っています。子供に日本語を教えることに妥協をしない、私が尊敬している周囲のママ友たち。彼女たちも「日本の学校への体験入学だけは何があっても毎年する」と誓っています。お金もかかるし、夫と離れて暮らすことになるし、学校や市役所、教育委員会とのやり取りなど、難儀なことや、嫌な思いをすることもあるけど、ここはやっぱり親も頑張りどころ。ママ頑張るよー!

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←楽しかった日本の小学校への体験入学

 

 

 

 

 

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ママ頑張る宣言をしたところで、これからの方針です。

★1に漢字、2に漢字、3・4も漢字で、5も漢字!

今年の1年生の体験入学は、ひらがなまでしか出てこなかった。
でも来年の2年生ではそうはいかないぞ。。

1年生で習う漢字をマスターしたうえで、2年生の漢字も覚えて行かないと。

1・2年生の漢字でつまづいたら、この先一人で本も読めなくなってしまう。
日本人として大人になったとき、やっぱり漢字が分かっていた方がいいよね。。。

ということで、当分漢字に焦点を当ててやっていこうと思っています。

漢字はアメリカで暮らしているとやっぱり不利ですね。
普段目にしないから。
でもやるしかない。

短期的には「来夏の2年生体験入学時に余裕をもって授業を受けられるよう、漢字を覚えること」を目標に、

長期的目標は。。。
以前書いたように吉本新喜劇を目指せたらいいんですが、ちょっと娘の笑いのセンスが頼りないので目標変更。「高校生で夏目漱石を読む」にします。
ん~。まだ高望みな気がしますが、
あくまで目標は高く。

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ところで、子供に日本語を教えるとき、親はこうやって目標を設定して臨むのが良いと思います。赤ちゃんの時は「言葉は自然に覚えるから」と悠長に構えていられますが、すぐそれでは追いつかなくなってきます。外国にいながら日本語を子供に継承したいなら、親はしっかり腹を決めて子供に教えていかないと。

そう。
親が子供の日本語習得に積極的でないと、子供の日本語はなかなか身につきません。

2歳3歳の子供が言葉を覚えていく段階で、二か国語で話しかけられて戸惑っていたり、言葉が出てくるのが遅かったりすると、親は迷うんですよね。やっぱり二か国語で話しかけてるからかな。。。やっぱり二か国語を教えるのは子供に負担なのかな。って不安になります。

基本的に本当に日本語も話してほしいなら、そのまま日本語でのインプットを止めないで、根気よく赤ちゃんに教えて行けばいいと思います。ゆっくりはっきりと。

でも、とにかくMaki-Kさんがしっかりやれと言っていたからって(私のせいにしないで下さい(笑))、一方的に押し付けないように。言葉の発達は子供の人格形成にもかかわってくると思うので、子供がStruggleしているならとりあえず二か国語の修得はいったんpauseしてもいいし、子供の様子を見ながら柔軟に方針は変えて行けばいいと思います。言語習得に限らず子育している人にはわかると思いますが、親だからわかる子供の様子ってありますよね。

日本語もいけると思ったら、時間を作って一緒に教えてあげてください。話すだけでなく読み書きも教えたいなら、そのために時間を作らないと身についていきません。

自分より頑張ってる人が周りにいると、自分も頑張れますよね。そういう人を見つけて、情報交換したり、愚痴を言い合ったり。仲間がいるといいですね。

・・・なんって、えらそうなことを言っていますが、うちの娘はまだ7歳なので、
この先どうなることか。。

娘が小学校を卒業するくらいに、またその後のバイリンガル子育てについて書けると良いのですが、もし娘の日本語が尻すぼみで使えなくなっていたら、このシリーズも尻すぼみで、消えます(笑)。
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最後に、最近の娘との面白会話。

日に焼けた腕を見せながら・・・

「ママ、良い色に焼けてるでしょう~。」

「良い色って、茶色?」

う~む。そうなのか?
そうなんだけど、そうなのか?

今度「焼け方の美学」みたいなものを教えてあげようと思います。

いや・・・別に焼きたくて日焼けしてるんじゃないですけどね。 

バイリンガル子育て その後(娘7歳)” への2件のフィードバック

  1. はじめてコメントさせていただきます! うちも長男が7歳です(次男5歳もいます)。親の私が英語を自由に使えないので、大きくなった時に意思疎通ができなくなったら困る(し、自分は英語が嫌い)という親の都合で、必死に日本語を教えています。それこそ、イエスノーすら子供に向かって行ったことはありません。幸い長男が漢字好きなので、どんどん進んで4年生まで終わらせ、今は3年生に戻って復習中です。次男は文字の勉強を嫌がったので開始が遅くなりましたが、それでも長男と同じく年長からチャレンジ1年生に入ります。うちは、旦那が兄弟間の日本語禁止とか言って兄弟で日本語で喋っていると怒るし、子供が日本語のために机に向かっているとこっちへ来い!って怒るし、かなりハードルを上げてくれています。でも、思えばそのおかげで、こっちがもっと必死になれているのかもしれません。いつかは遅れをとるだろうから、行かれる時に行っておく。全く同感で、まさにその真っ最中です。自分がフルで仕事に出ることになってしまう前に、できるだけ進んでおきたいのです。今まで何度も迷いました。これでいいんだろうかって。でも頭の中では迷っても、実は自分の心は決まってるんです。それでも迷うんですよねぇ。時々。。。 子供たちと日本語を話せるから、アメリカに住んでいられるんです、私。子供たちに感謝です。

  2. >トラトラさん

    こんにちは。コメントありがとうございます。
    長男君、漢字が好きなんて、うらやましいです。
    うちは今、現地校三年生、日本だと二年生で、漢字は二年生と三年生のをぼちぼちやってます。
    で、わかります、わかります。英語が自由に操れないと、英語を自分の言葉と思えないですよね。で、子供には自分の言葉を話してほしい。頑張っていきましょうー。

    ただ、ちょっと気になるのが、ご主人が兄弟間の日本語での会話を禁止したり、日本語の勉強をすることに協力的でないですよね。非協力的なご主人のせいでより日本語教育に力が入るのはいいのですが、ご主人とトラトラさんとの関係はそれで大丈夫ですか?単なるバイリンガル教育に対する意見の相違だけなら良いんですけど。ちょっと心配(´・ω・`)。。

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