ポール先生、どっか~ん

ロシア人教授・バレンティーナの計らいで、本来なら「8月か1月開始」という決まりなのに、学期途中からでも参加できることになった修士課程

この課程、各テーマを夜間の授業のみで約8週間かけて学んでいきます。合計12~13種類のテーマを二年間で集中的に終わらせて「修士号獲得」という「Accelerated Program」と呼ばれる類なのですが、 先日最初の授業がありました。

僕にとっては初めての修士課程なので、何もかもが新鮮で、なんか楽しかったです。

まず、Friends Universityでの授業は基本的に少人数なので、ここは通常通りですが、生徒数11人。半分は(自分を含め)外国人。シリア、マリ、メキシコ、日本…

てか、先生からしてグリーンカードを所有するオランダ人ビジネスマン。

「これがあの『グリーンカード』ね。昔は一回お金払えば終わりだったんだけど、今は10年に一回お金払ってんのよね。」

ピラピラと揺らしながら見せてくれたカードをしまうついでに、お財布をいじりながら彼が「じゃ、ちょっと自己紹介ね」と語り出す。

この先生、ポールの経歴が凄かった。

ビジネスの学士・修士を留学先アメリカ・アイオワ州で取得後、英語を含め4ヶ国語を話す彼は、これまで世界50カ国以上で仕事に携わる。やはり仕事の縁でウィチタに移住後、地元の世界的大手会社ほぼ全部を相手にコンサルタント業を開始。ここでは商業不動産のビジネスを趣味で展開しながら、相変わらず南米、ヨーロッパ、アジアでも仕事をしつつ、ソフトウェア開発・コンサルタントの会社を経営しながら、現在Friends Universityを含む三大学で講義を持つ。

「いつ寝てんの、それ(苦笑)」とごくごく庶民な我ら生徒は聞く。

「普段あんま寝ないからね」と笑いながらズズッとコーヒーをすする夜8時のポール。

一日中、時間を問わず物凄い濃い目のコーヒーを飲むのだとか。

まだ他にも何かやってそうだが、多岐に渡り過ぎて書ききれない数の肩書きを持つ彼。凄過ぎて、これ以上あんま憶えてない。

年齢問わず「仕事の幅を広げたい」と仕事と家庭と学校を掛け持ちする、すでに大手でバリバリな生徒がいたり、理数系学士3個と修士2個を持つ「まだまだ学びたい」という強者なマリ人の生徒がいたり。

ここはやはりアメリカでした。日本でリーマンやりながら大学院に行くなんて時間的にも金銭的にも無理そうだもんな~(知人で数人いますが)。

所謂四年制のものとは全然違う「緊張感」で、真剣に課題に取り組む「大人」に混じりながら、この日本のオッチャンは思うのでした。

「あ~やっぱアメリカはすげぇな。」

そんな訳で小生の留学生活再開に伴い、冬休みまでテレビを封印いたしやす。

早速(お馴染み)「じゃ~ここから、ここまで読んでおいて」という百ページ以上を読みレポートを書く宿題が出てしまったし。

さよなら、「The Voice」。

さよなら…
 

ポール先生、どっか~ん” への2件のフィードバック

  1. アメリカって(って日本はどうなのかわからないんですが)、教えることが「副業」の人ってすごい多いですよね。
    で、本業は「ナニソレ?」ってのをやってる人がいっぱい。
    公立の義務教育の先生達も、裏の顔(?)ははじけちゃってる人も多いですしね・・・。

  2. 大学レベル以上だと、各校平均的に7~8割はフルタイムの教授ではないので、本業が他にあったり、バイトとしてやってる人が多いと思います。

    やっぱ不景気だし、公立校はもちろん人件費削減が進んで、あまりフルタイムの教員は増やせないし、私立校は元来パートタイムで「好きだから」やってる人が多いのかな、と。

    時給にすると本当に有り得ないくらい安い時給で設定されているので、ポールはもちろん好きでやってるだけでしょう(億万長者だし、すでに)。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です