ミリ妻の気持ち(ホームカミング編)

こんにちは。カンザスシティのErikoです。

前回の記事はミリ妻の気持ち(ディプロイメント)編でしたね。あまりにも「辛い」と書きすぎましたが、今回は待ちに待ったホームカミング編です。少しでも「幸せ」な気分を今回はシェアできればと思います。

ああ、もうあの時から一年も経ってしまいました。。今でもその時の気持ちは鮮明に残っていますが、言葉にするのは本当に難しいので、写真で気持ちをくみ取って頂けたらと思います。

www.MrDearShotMe.com
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上の写真を見るたびに、何とも言えない思いが湧き上がってきます。何度見ても涙が出ます。この写真は彼の所属部隊がバージニアに戻ってきた際に夫と再会した時の写真です。

ミリタリーのご家族だけではなく、遠距離結婚(恋愛)をしている方、単身赴任をされているご家族も、久々の再会は同じような気持ちになるのではないかなと思います。私達ミリタリーの場合は、夫(または妻、息子、娘の場合もありますね)が危険な地域に行くと言う事で心配をして下さる方も多いですし、待っている側も情報が思うように入らない、連絡が取れないと言う事が多々あるので不安度は少なからず高いかもしれません。危ない地域に向かうジャーナリストや宣教師を待つ家族もきっと近い気持ちが有る事でしょう。家族が離れているのはどのような形でも心配する気持ちは同じでしょう。

–ミリ妻さん、遠距離結婚、恋愛している方ファイトです!!–

さて、ご存じのとおりミリタリーには色々な規則があります。出発や帰国日、時間などは外に漏れないように、OPSECと言ってとても慎重に守られます。実際、夫の帰国1か月前に彼らの部隊の帰国日が大まかに知らされました。夫の所属部隊は人数が多かったので3チームに分かれて帰国をする事でしたがラッキーな事に夫は一番早く帰国できるチームでした。ただ、実際に戻ってくる日がぎりぎりまで分からないと困りますよね。仕事をしている方も多いですし。でもこれはOPSECの為仕方がない事なんです。これもミリタリーならでは妻(家族)もフレクシブルに構えられる心が必要です。

そしてリザーブは前回の記事で書いたように、一つの部隊に全米から兵士が集まっています。その為、自宅に近い基地に戻ってくると言う事は期待できず、ホームカミングの場に居るためには、殆どの人が州を越える必要があります。そのため色々な事情で夫(妻、息子、娘)に会いに行けない人も多くでてきます。

実際、夫の部隊はバージニアに戻ってくると言う事で、彼らに会うためにはバージニアまで行く必要がありました。私も彼の帰国の一か月前は日本の家族に会いに行っていたこともあり、ぎりぎりまでホームカミングに行くかどうかは決めませんでした。まずバージニアのNorfolkってどこ?って感じでしたし、引っ越しも重なっていた上、実際いつ戻ってくるかわからないでその間はどこでどうしていればいいの?という感じでしたので躊躇る事があったのです。が!!!なんとラッキーな事に、10年ほど前に横須賀で仲良くしていた友達のご主人が今バージニアのNorfolk、夫が戻ってくる基地勤務と言う事で、彼女の家で待てることになったのです!!Hoo Woo その上、彼女も元ネイビーで、ご主人は海上勤務も多くミリタリーに関しては大ベテランなので、とても心強い!

彼女らとの再会もかねて楽しくわくわく待つことが出来たのです。とはいっても結局、いつ何時ごろ夫の部隊が戻ってくるかと言う事は、帰国の2.3日前まで分からずじまいでしたが、友達が一緒だったので不安になる事も無く本当に良かった。

そして待ちに待った帰国日!!

友達のトラックを借りて基地に向かいます。基地と言っても初めての場所だし分からない事も多々あったのですが、前日に友達が詳しく基地内の説明をしてくれたので、すべてがスムースに行って感謝でした。

今回は基地内の空港で彼らを迎えると言う事で、空港内に続々と家族が集まってきます。

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余談になりますが、妻たちは出来るだけ綺麗な姿を夫に見せようと頑張ります。彼らの帰国が近くなり始めると、妻たちはそわそわし、「久々の再会に何を着ようか、出来るだけきれいな自分を見せたいとか、足の毛を剃らなければ!、家をきれいにしなくちゃ!、毎日メークをする日が近づくわ」とFacebookで盛り上がっていました。

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空港内ロビー:期待と興奮でみんな無言。

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 見えてきたのかな?

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部隊のロゴが入ったシャツを来て、娘さんを待っているご両親

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見えてきましたね~。

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 とはいっても、まだガラス越しです。可愛いご家族♪

まだ会えるまで時間がかかるのでしたがもうそこです!

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 場所を変えて、辛抱強く待ちます。

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そして待ちに待った再会劇が始まります。こちらは奥さんが兵士でした。

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映画の一シーンのような光景があちこちで見られます。

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そして、私たちも笑顔で再会!!やったー!!

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私の夫は、トレーニング及びディプロイメントを含め10か月の期間でしたが、夫と同じ部隊の方で2年間アフガニスタンに滞在している人も居ますし(もうすぐ戻られるそうです。)、私たちの友達は自分から志願をし、夫と同時期に戻ってきてからまた数か月後にアフガニスタンに戻っています。(ミリタリーの一員で居る事、帰ってきた軍人たちの視点についてErinaさんも書かれて居ますが、いつか機会があれば生の声を記事に書いてみようと思います。)

これから戻ってくる私たちの友人は、「今回は誰も会いに来てくれないから、君たち来ない?」と聞いてきました。残念ながら私たちは彼の帰国時に会いに行けませんが、ディプロイメントから戻ってくる兵士にとって、帰還した際に、その場に待っていてくれる人が居ると言う事がどんなに嬉しく、特別な事かを夫が何度か語っていました。

今回は夫にとって3度目のディプロイメントでしたが、結婚してからは初めてのディプロイメントです。やはり、母国で毎日祈り待っていてくれる妻の存在はとても大きいものだったようです。定期的に送られるケアパッケージも以前は無かったようですし。もちろん家族は居ますが、「心配~」と言うほど、彼の事を気にかけていなかった気がします。結婚して必ず戻るべき場所があるという気持ちが毎日を支えていたようですね。それは嬉しい事であり、待つ側としても今となればやりがいのある「ミリ妻業」でした。

前回のディプロイメント編だけ読むと、ミリ妻って複雑な思いがあるのね、辛いことが多いのねと思われる方も少なからずいらっしゃったかもしれません。

しかし、兵士(夫)が無事に戻ってきた時の抱えきれないほどのJOY(喜び)は、他にも代えられないとても特別でユニークな気持ちで、その「時」を経験できる私たちは何てありがたい存在なのかと思いました。だから、だから、前回も言ったように私たちは彼らを心から支え、待つことが出来るのです。

Special Thanks to a very talented Photographer, Mr. Lee Dear.  www.MrDearShotMe.com

ミリ妻の気持ち(ホームカミング編)” への4件のフィードバック

  1. Erikoさん、二回に渡った非常に貴重な体験談を有難うございます。アメリカに住むとミリタリーの存在はよく目にする事が出来ますが、それを影で支える方々の努力、特に家族の方々のご苦労はつい見損なってしまいます。それを気付かせて下さったErikoさんの投稿は非常に重要だと思います。平和憲法の名の下に育ち、平和を空気の様に与えられて来た日本人は、アメリカで生活すると、平和を作り維持するとはどういう事か考えさせられます。それを肌身に感じ毎日を過ごされている方には頭が下がる思いです。日本でも憲法9条の見直しなどの局面に達しているようで、この投稿は非常に意義があると思います。今後もミリタリー家族の生活等を時々お教えください。有難うございました。

  2. Nao-Tさん、
    コメントありがとうございます。私はReservist(予備軍)の妻なので、Active Dutyの方とは少し違った目線で、私なりの体験をシェアさせて頂けたらと思っていましたので、こうやってアメ10で書かせて頂く機会を与えられて逆にありがたいと思っています。911から夫も含め私たちの友達や知り合いも多くディプロイメントしていますが、彼らを待つご家族の方の気持ちと言うものは私も体験するまで分かりませんでした。日本に居た頃、基地が多くある地域に住んで居たので、軍人とのお付き合いはアメリカアクセスへの近道かなと思っていた頃もありましたが、甘いものではないと言う事を感じています。アメリカ人、日本人問わずに、知り合いの奥様達もたくましくて色々な形で夫を支えられているのを見ると私も励まされました。
    日本人は特に平和ボケしてしまう傾向がありますし、この地域でも「のどかで平和~」と思っている方々の声を聞きますが、実際夫や友人が戦争のしている地域に出かけていく事を目にしてくると、日々の暮らしをありがたいと思と共に、色々な意味で気持ちがしゃきんとさせられる体験でした。
    また、ディプロイメント帰還その後編や予備兵としてでも軍人で居たいと思う夫の気持ちなどいつかシェアさせて頂けたらと思います。

  3. こちらの記事も、今更ですが読ませて頂きました。
    読んでいるだけで色々思い出し、うるうるします。
    今となれば、やりがいのあるミリ妻(笑)同感です。
    ケアパッケージ、手紙、ただただ待ってていてくれるという存在の大きさ。
    小さな幸せの存在を噛み締めながら過ごした、あの辛い時間wを思い出させて頂きました。

  4. Yukaさん、

    こちらにもコメントありがとうございます。
    この気持ちはやはり体験しないと分からないですよね~。少しでもYukaさんと記事を通して分かち合えたのなら幸いです。色々’理想化’されているミリタリー生活ですが、是非これからも一緒に情報や美化できない部分も含めた(笑)体験談を記事でシェアしていけたらと思います。(私はスローですが)

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