続編:ランチブレイクミスでまさかのクビ?→レイオフ→撤回→そして退職

こんにちは、Tomomiです。

さて、ランチブレイクで解雇は免れたものの、12月末にまさかのレイオフ通告の状況に陥った話の続編です。

まず、前回書いたランチブレイクの件ですが、友人やコメントいただいた方々にも「えー?!そんなことで解雇されるの?!」とよく言われました!

私もかなり調べたところ、会社によってはタイムカードがなかったり、特にそこまで厳しくしていないところも多く、旦那の会社でもいちいちランチタイムをタイムカードできっちり記録していないらしいです。

私の場合、デパート店舗でのVisual Merchandiserの仕事だったため、店舗内にオフィスもあり、販売やあらゆるデパートの職種みんな同じシステムで、必ず出勤すると社員証をスキャン、ランチに出る時もスキャン、ランチから帰ってきてもスキャン、帰る時もスキャンときっちりと時間が記録されるシステムでした。その記録はスマホのアプリにもリンクしていて、自分のタイムスケジュールは全て確認できるようになっています。

解雇になったパートタイムの同僚は、もしかしたら遅刻や欠勤など他にも解雇の理由となることがあったのかもしれません。しかし、彼女がランチブレイクミスをしたことで会社がペナルティを支払い、それが1年の間に4度あったことを指摘されたのは事実のようです。実際、私もスーパーバイザーに確認してもらったところ、ばっちり記録にランチブレイクのペナルティが3になっていたそうです。

さて、レイオフの通告を受けた私。自慢ではないのですが、ものすごく働き者でした。しかも笑顔で、残業も断らずこなし、なんせ初めてのアメリカ企業での仕事なので、それはそれは一生懸命に半年間頑張ってきたつもりです。そのおかげか、スーパーバイザーたちには「私が出勤の時にともみをスケジュールして!」とスケジュール管理担当に私をリクエストしてくれることも多く、パートタイムにも関わらず、週5出勤し、チームの中でも色々なことを任されるようになっていたのです。

しかし、よく考えてみると、11月くらいから、一番上のボス(白人の50代の女性)Tが私に対してきつく接するようになっていました。そんな時、同僚に言われたのが、

「ともみ、働きすぎて嫌われているのかも」

え?!

「スーパーバイザーたちがともみをスケジュールにリクエストすることも多いし、なんでも一生懸命こなして、残業もするし、働きすぎて目立っているでしょ?それは素晴らしいことなんだけど、アメリカではそれがちょっと嫌われる理由になることもあるのよね」

と。すぐに在米長い日本人の友人に相談すると、

「わかる!私もそれでボスに嫌われて意地悪されるようになったことがあるの」

と話し始めました。

その後もボスTからのキツい態度がますます酷くなるものの、いつもフォローして励ましてくれる同僚に恵まれていたので、なんとか乗り切れていました。

そんな時にそのボスTからの

「Visual Merchandiserをカットすることになって、あなたをキープしないことになったの」

というレイオフ通告。

なんとその後に、直属のスーパーバイザーやチームリーダーたちがそのボスTに直談判してくれ、なんと1月頭にレイオフは取り消されたのです。

なんじゃそれ!!!

しかし、事件はその1週間後におきました。

いつも通り仕事をこなし、デパート閉店時間まで残業していた私の元にあのボスTがやってきました。

「あなた!今日一日中、一体何をしていたの?ディスプレイもやり直し、店のリカバリーも手伝うべきなのに、全然できていないじゃない!シューズ売場と子供服売場も全てやり直すまで帰れないわよ!」

と怒鳴りました。その日は私はHOMEセクションの新商品のディスプレイを任され、シューズ売場と子供服売場については寝耳に水でした。とにかくすごい勢いで怒鳴り続ける彼女に私は呆然。最後に彼女は

「これじゃ給料ドロボーね」

「Do you understand what I’m saying?(ここはあえて英語で書きます。とっても差別的な言い方だったので)」

と言い捨てたのです。

もう限界。もう限界だ。あまりのショックに言い返す言葉も出てこず呆然とする私に、同僚が駆け寄ってきてハグをしてくれ、「これはフェアじゃない!ひどすぎるよ!」と。

私、この歳になるまで職場で涙を流したことは一切ありません。プロフェッショナルじゃないから。

でもこの時はあまりにも優しい同僚たちの言葉とハグに、涙が止まらなくなりました。

翌日、そのボスTに2 weeks noticeという退社届けを提出。無言で受け取った彼女に、私は最後の力を振り絞って

「私はこの会社も同僚も大好きだけど、あなたの下では働けない」

と言いました。

あの事件は瞬く間に噂になり、チームのみんなにもスーパーバイザーたちにも

「前にもあのTにいじめられて辞めた人が何人もいるんだ。だから辞めちゃだめだ!戦わなくちゃ!」

と何度も何度も励まされ、退社届けを出したことを後悔した日もありました。でも、きっちり2週間後に私は会社を去りました。

最後の日に同僚たちが集まり送別会をしてくれ、そこでも涙が止まりませんでした。アメリカに来てから、家以外で社会に触れることが少なく、やっとできた自分の職場環境。仕事にも慣れ、同僚にも恵まれ、友人もできました。そんな私のやっとできた”日常”を去ることがこんなにも辛かったのです。

退社してから今日で10日。まだ、落ち込む日もあります。同僚から”友人”になれた仲間から「We all miss you so much!」とテキストがくると、涙が出そうになります。

でも、負けないぞ!今までアメ10で色々な悩みを書いてきました。その度に同じように頑張っている日本人のみなさんからコメントを頂き、励まされてきました。

だから、また頑張ってみようと思います。

 

 

 

続編:ランチブレイクミスでまさかのクビ?→レイオフ→撤回→そして退職” への5件のフィードバック

  1. Tomomiさん

    とても嫌な経験をしましたね。読んでいてこちらまで憤慨しています。
    こっちの同僚の転職理由で上司と合わないってすごく多いし、我慢してまで会社に残ろうとする人はあまりいないように思います。が、ブログを通じて、渡米してからのTomomiさんの職探しに奮闘されていた姿やアメリカ生活で感じた戸惑いや自分の居場所探しなどを思うと、なかなかそう割り切れるものではないですね。
    他の同僚などから「あんなにムキになって働く事ないのに。他の事まで手伝って」とか言われようが、頑張って働く事で、アメリカという自分の国ではない場所でそこに自己実現を見出せる事だってありますよね。
    日本人の仕事の質は高いと思います。そしてそれは必ず評価されます。 東京でのキャリア経験をフルで活かせないポジションでゼロからのスタートになろうとも与えられたチャンスの元で120%の力で働くTomomiさん、必ず、必ず、やりがいのある職場にまた巡り合えます。

    意地悪されるとか面白く思わない人がいるとか、言葉のハンディを小馬鹿にされるとか、今回の件は不運としか言いようがありませんが、一緒のシフトで働きたいという人達やレイオフ撤回の交渉までしてくれた人達がいたように、Tomomiさんの働きぶりをきちんと評価してくれる人達は必ずいます。こういう人達とのつながり次の仕事につながったりもしますしね。

    私も業界や職種は異なりますがTomomiさんと同じくカリフォルニアで働いているママの一人です。 英語も流暢ではないし、車の運転は恐怖だし、アメリカのママ友なんて欲しくもないけれど、これでいいのかと同じように思いを馳せています。
    Tomomiさんのブログによく共感していますよ!頑張りましょう、一緒に。

  2. Tomomiさんへ

    タイムリーな事に、最近私自身が上司とうまくいかず飛ばされる事が決定したので(笑)
    Tomomiさんの ”まさかの退職” というタイトルに思わず反応してしまいました。
    理不尽すぎる・・変に目をつけられて嫌がらせや不当な措置をされて・・
    顧客やスタッフとちゃんとうまくやれているのに、Tomomiさんの体験は本当に気の毒としか言いようがないです。本当にお疲れ様でした。まずはゆっくり傷を癒して下さいね。
    そしてTは地獄へ落ちろ!!!! 

    私も日本で仕事を持っていて渡米したら0になった人です。
    (私の場合、労働許可もない時代があったからマイナス?)
    そのせいかTomomiさんの奮闘記は共感できる内容が多いので以前からFollowしています。
    過去にコメントもしているはずです。

    アメリカで最初の就職は困難を極めますよね。
    まず最初に雇ってくれるところを見つけるのが一番大変で
    仕事内容、給与、通勤/勤務時間など・・かなり妥協して・・
    それでも見つかるだけラッキー。

    やっと就職したとしても日本とのギャップがひどかったりします。
    私も最初の就職で洗礼受け、日本のような働き方をしたらダメなんだと学びました。
    最初の数年は、いかに日本の働き方と質が素晴らしいか!! ばかり言っていたように思います。
    でもこちらの仕事が長くなると
    年齢差別、早め出勤・休憩返上・サービス残業が美徳、
    長時間労働で家庭の手伝いが全くできない男性、
    家事と育児をすべて任され仕事と両立できずキャパオーバーとなる女性、など
    日本の働きにくい面も見えるようになってきました。

    私には小さな子供がいて、チャイルドケアにかかるお金もけっこうな額で、仕事と両立も大変でも働き続ける事が大事だと思って続けています。

    パートナーとの出会いや仕事関係でアメリカへ住まざるを得ない人はたくさんいると思いますが
    自分が外国人であればこそ、この国で生きていくための保険として職歴を付けておくべきだと私は思います。だってアメリカの社会システムだと、あっという間にレイオフされますよね。
    いつパートナーが失業するかわからないし、そうなってから職歴がない外国人がいざ働こうと思ってそうそう仕事にありつけるチャンスなんてありませんよね?
    自分名義でローンも組めない、家も借りれない、なんて怖すぎる。
    もう最近、アメリカ自体がそういうシステムなんだと思っています。
    日本だって最近そういう社会になりつつありますよね。

    絶対諦めないで!!!
    努力は実を結びますから。見ている人はちゃんと見ています。チャンスをくれる人が必ずいます。
    続ける事で人間関係も広がり、いつか必ず自分がしたい仕事のチャンスが来ると思います。
    私はもう、転びまくりですが頑張って働き続けています。
    Tomomiさんをこれからも応援しています。

  3. HANAさん、
    コメントありがとうございます。私もいまだに英語も勘違いが多いし、車の運転はフリーウェイが恐怖だし、アメリカのママ友も挨拶程度の人しかいません。
    しかし、夏に就職できてから、それなりに自信がついたというか、家以外に世界があるというか、アメリカで仕事している状況にとても満足でした。今、それがなくなり非常に落ち込む日々ですが、毎日転職探しを諦めず、久しぶりにきちんと子供と向き合える時間を楽しもうと努力してみます。
    あーでも、辞めなきゃよかったってのが本音です。涙

  4. SHIROさん、
    力強いコメント、本当にありがとうございます!
    本当にアメリカで最初の就職は困難を極めました。給与、勤務時間などはかなり妥協して、自分の能力を活かせる仕事が見つかっただけラッキーだと自分に言い聞かせ、前向きに頑張っていたと思います。
    また一からの職探し。なかなか苦労しています。なんで辞めたんだろう?と後悔で悲しくなる日々。でも、コメントを読ませて頂き、また頑張る気持ちになれました。ありがとうございます。
    いつパートナーが失業するかわからないって本当ですよね、アメリカでは!外国人の私が自分名義でローンも組めない、家も借りれない、なんて本当に怖すぎます。
    この国でもしっかり生きていけるよう、頑張ります!

  5. 大丈夫、絶対次にもっと良い会社が見つかりますよ!
    今は転職市場がとても熱いです。どこも人手不足で、タイミング的にはこれ以上ない追い風です。
    しかも前職のReferenceが活かせるので、1回目の就職より少し楽になるはずです。

    転職活動は、面接で人にJudgeされ、苦しい時間がありますが、
    こちらも会社をJudgeし、自分に相応しい会社を探すような気持ちで、
    どうぞ楽しんで、いろんな会社を見てみてください。
    応援しています!

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