続・就労ビザ(H-1B)申請:「Prevailing Wage」

去年11月に担当者と連絡を交わして以来、ビザ申請の進捗状況の確認をすっかりド忘れ(苦笑)。「そう言えば…」と思い出した先週末、現職場の人事担当ケリーと移民弁護士・ジムに確認メールを送信しました。

今回のビザ申請。まず「Department of Labor(労働省、「DOL」と略されることが多い)」に「Prevailing Wage Rate」というものを提出。前回の記事に我が「アメ10」ブロガーのYukiさんもコメントされてましたが、ここで「この仕事内容だと通常どのくらい支払われるのが傾向」という現行賃金と、実際に「職場がタツヤに支払う給料」を照合し、合法かつ妥当かを判断する作業をします(この拙い表現だと解釈が合ってるのか既に微妙ですが)。

その会社内に前例があれば問題なく書類を揃えて申請手続きに移行するのだが、過去この大学に「海外担当」は皆無。元々、そこに着目し(マーケティングクラスの宿題を兼ねて)書いた企画書がたまたま上に上がったことが発端の今回の話。「ポジションをゼロから作る」所から始めたので、まず「この職にはいくらが妥当・いくら払う」を決めました(通常ここで米国人より高給取りになるので、会社はなるべく外国人の雇用を避けます)。

人事内での調整と軽いリサーチで提出された今回の「Prevailing Wage Rate」。本日ケリーが忘れてたのか、結果をまだ見てません。何を基準に「合」としたのか(また「否」としたのか)、少し他人事のような距離感で楽しみにしてます。この作業後、やっと申請作業を開始します。

2008年のリーマンショック以前までは4月の申請解禁日からほんの数日で埋まっていた申請枠。以降の不景気により、米国の会社は外国人の雇用を控えるようになり、近年は枠を埋め尽くす申請数を目にすることはなくなりました。

まだ埋まっていない今年度枠で行くのか、それとも来年度枠で行くのか。ジムは「いや、最近はそんなに焦らなくても枠埋まらんから、大丈夫大丈夫」と笑ってたが、本当に大丈夫なんか?

まぁ確かに焦ってもしゃ~ない。「この地方で随一」と言われる彼の底力を見せてもらおうじゃないの。

地元企業「AGCO」(農業機械製造業、世界3位)でシニア・デザイン・エンジニアをしているインド出身の友達、ランジットは「いやぁH-1Bは時間かかるよ~」と笑いながら、只今「H-1B満期→グリーンカード」の申請を会社を通してる最中。

さてどうなるのか、俺。
どうなっちゃうのか、俺ってば。

ちなみに、ジムが一番最初に提出依頼をしたのは「過去の米国への出入国記録」。僕の場合、単発の旅行を含め、合計12回(1995~2011年)。
単純作業に見えたの最初だけで、「入国時のビザの種類(僕の場合、F-1かWaiver)」とその正確な日付を調べるのに結構手間取りました(日本の母、姉家族に感謝)。

こういうこともあるので、「いつどうなるか分からない」という前提で過去のパスポートでも絶対に捨てないことを勧めます。場合により、まず弁護士から突っ込まれます。まぁ彼らは「いざ」という時のために作戦を立ててくれるわけですが…

上記は個人的な事例ですが、今後の傾向と対策などの参考にいただければ幸いです。

■追記
以下の内容も、私の個人的意見と見解です。予めご了承ください。

当初、人事ケリーから「アメリカ人と結婚してくれるのが本当は楽だけどね」と(冗談として)皮肉られるほど、やはり就労ビザ申請は面倒臭い作業ということを記憶の片隅に置いておいてください。前回触れた「雇い易い」という条件はほぼ必須です。しつこいですが、米国の大学卒業後、米国での就職を希望する(しそうな)方は専攻内容が「専門的か」という点に気を付けてください。先日たまたま留学生に質問受けたので加えますが、現状「ビジネス、MBA」では(ほぼ)申請不可能です。移民弁護士ジムによると「ゆるく見ても確率10%以下なので無意味」。「DOL」のサイトには、「H-1B」の条件である「PROFESSIONAL」に該当する職種リストがありますが、この枠にも「ビジネス」欄は存在しません。僕の一意見ですが、「ビジネス」という分野に興味があるという方も、もう一歩踏み込んで「マーケティング」「コミュニケーションズ(PRなど)」などにして踏ん張ると良いかも知れません。ま、興味ないことを「勉強しろ」と言われても集中するのが難しいかも知れませんが… 

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