駐在生活、もがきました。で、出会いました。

 

【もがいた日々】
私の駐在生活、出だしは最悪でした。

不法移民と疑われて入国の際にトラブル発生。
(来たくて来たんじゃないし~!的なね。)
ま、これに関しては辛すぎて涙が出るので書きませんが(笑)夫の太郎は朝から晩まで仕事だったので、完全にひとりぼっちの寂しさに初日から日本に帰りたくなりました。

7年働き続けて常にどこかに所属していたのが、結婚と同時に駐在が決まり突然無職。

人生初の最大の疑問:
友達ってどうやって作るんだっけ?

嘆く前に努力はしてみないと!

ということで、まずは語学学校に通います。
私立の語学学校でしたが、ESLという英語専門の授業の他に、大学へ行く前の予備校的なアメリカ人向けの授業もやっている全国展開の学校でした。

語学学校としてのクラスでは、生徒はもちろん外国人(英語を母国語としない世界中の人たち)。

大学を休学して来ている学生さんや、アメリカの四年制大学に入学することを夢見て来ている学生さん、バケーションを利用して来ている人など様々でしたが、みんなとにかく若い。(いや、私も若かったよ?汗)

そして私は溶け込めなかった。

何ていうかみんな「ほにゃらら青春白書」なのよね(笑)私はドラマは求めてないわけです。

加えて毎週のように新しく学生が到着しては自己紹介。
どうしてアメリカに来て、今後どういう進路を希望する…こんな話をひたすら繰り返しました。
そしてその学生たちはすぐに去って行く。

唯一仲良くなれたのが、同じクラスにいたかなり年上のフランス人のフローレンス。
フィジカルセラピストの彼女はとっても賢い経験豊富な女性。今でも仲良しで、いつもたくさん面白い話を聞かせてくれます。
彼女は他のクラスメートとは違い、グリーンカード抽選に当選し、今後アメリカで仕事が取れるようにと英語を学びに来ていました。
やっと楽しい毎日が始まったと思ったら…

3ヶ月後に訪れた彼女の帰国。

大泣きするほどの寂しさに襲われて…そして私はその語学学校を辞めました。

教訓その1:
学生の立場でない場合、語学学校で友達を作るのは難しい。

いやいや、友達を作るにはやっぱりまずは人と出会わなければ。
人と会って話をするのには話題が必要…

そうだ!趣味を持とう!!

そして始めた写真。
元々写真は好きだったので、せっかく毎日フリーなんだから色んな写真を撮ろう!と決め込んで、カメラ小僧の毎日が始まります。

すごく素敵な親子がいた時に、勇気を出して声をかけてみる。

「あなたの娘さん、エンジェルみたいに可愛い!写真を撮らせてもらってもいいですか?」

ほーら、自分すごいぞ!お金出して学校に通わなくたって、アメリカ人と会話できるんだから!
(知らない人に英語で話しかけるって、実はすごく勇気がいるんですよね。)

でもそこから少しずつ、毎日必ず誰かと話すようになりました。

現像(古いフィルムカメラなのでプリントじゃないんです。笑)した写真をコーヒーショップで並べていたら、「写真見せて!」と声をかけられたり、写真が趣味の人は「カメラ見せて!」だったり。

うんうん、良いスタートかな。
…ってあれ?私、実はまだ友達いない。。。

また寂しさが込み上げてきます。

教訓その2:
道端で出会う人は、ドラマを求めていない。

バスで知り合ったおばちゃんに涙ながらに辛さを訴えたこともありました。
愚痴れば、みんな優しくしてくれました。
いつでも話聞いてあげるよって。

でも、それって同情なんです。彼らは家族じゃないし、私と仲良くなりたいわけでもない、けど泣かれちゃったから…みたいな。

こんなところにいても、誰も私を必要としてない。
こんなカタコトしか話せないアジア人、誰も友達になろうなんて思わない。
いつになってもスケジュール帳は空っぽのまま。
当時を振り返ると、かなり病んでたと思います。

【訪れた出会い】
そんなこんなで頑張り続けて1年半経ちました。
(その間に、妊娠と出産を経験しました。あの頃の不安定な気持ちは、今になればホルモンのせいにしちゃうよね。笑)

そんなある日、手作りの雑貨屋さんであるイギリス人の女性に出会いました。

3人の女性がそれぞれの分野で手作りしたものをまとめて、一つのお店として売りに出している場所でした。
アメリカ人2人+そのイギリス人の人。
とってもセンスのある人たちで、ファッションや流行に関して話がはずみました。
もう寂しい気持ちは表に出さないぞ!って思ってたのに、、、ウッカリその時、この人たちなら受け止めてくれるかもって、思わずホロリとこぼしちゃったんですね。

すると意外にも、そのイギリス人の女性が私の話に同意してきたんです。

「私もね、結婚がきっかけでアメリカに来たの。
母国での仕事を辞めて、慣れない土地に来て、友達もいないし、できないし。本当に苦しかった。
私なんて同じ英語を話すのに辛かったんだから、あなたはもっと辛いと思う。文化もかけ離れているんだから。

でも一つだけ、アドバイスできるの。

2年、2年だけ頑張ってみて!

2年したら、突然ガラリと変わったの!

それまでは毎日変わらない寂しさに包まれて、一生何も変わらない、このまま寂しい人生を生きていくんだ、なんて自暴自棄になったりもしたけど…だけど実は、毎日少しずつ変わってるの。いればいるだけ、人と出会ったり話したり、いつの間にか生活/人生(lifeと言っていました)ができ上がってるの!
でも少しずつ過ぎて気づけないのね。
でも絶対その変化に気づく日がくる。
それがきっと2年っていう月日なの!
私の2年の頑張りは、こんなに素敵な仲間と楽しい仕事ができる最高の環境を与えてくれた。
だからあと半年だけ待ってみて!!」

私はもうその頃もがくことに疲れて、目の前にいる3ヶ月の娘、小桃をしっかり育てることに集中しようとしてました。

だから、その人が
“共感してくれた”
“私の話に熱く、思いを返してくれた”
それだけで十分心の支えになったんです。

その後もしばらくは小桃の世話で忙しくて毎日が精一杯でしたが、小桃の1歳のお誕生日の数ヶ月前から、突然お友達ができ始めたんです。
色んな人と知り合って、色んな人が連絡先を聞いてくれるようになって…

今では毎日お友達との予定でスケジュールが埋まるくらい、【生活】が出来上がりました。

その最初に連絡先を聞いてくれたお友達との出会い…それは渡米して2年目を迎える2週間前のことでした。

もがいて良かった。

新しく赴任してきた人が、こうこぼすことがあります。
「何のためにここにいるのか分からなくなって、辛くて日本に帰りたい」
「どうやってそんなにお友達ができたの?」

そして私は答えます。

「2年、2年だけ頑張ってみて!!」

 

Kazumi

2011-08-01 21:55:23

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63 comments on “駐在生活、もがきました。で、出会いました。”

  1. Masaさん

    読んでくれてありがとうございます(^^)
    ものすごいネガティブで申し訳ないくらいです…汗
    でもこの出会いがなかったら、私は今太郎と離れて日本にいたかもしれません。
    一つの出会いが、私たち家族の人生を変えてくれました!

  2. まさにこれ今の私で、読んでいて私へのメッセージかと思ってしまいました。あと5ヶ月でちょうど2年です。もう少しの辛抱かな。頑張ります!

  3. いや、もう、何というか、すっごく衝撃が走ったと言うか。うちのカミさんも元駐在員妻なんですが、そんな思いをしていたと思うと。それを知らなかった自分が情けなくて。

    駐在員の奥さんって本当に大変な思いをしているんですね。

    奥さん、ガンバレ!

  4. Yuriさん

    コメントありがとうございます。
    Yuriさんも、今頑張っているところなんですね。
    大丈夫、毎日少しずつ、でも確実に変化してます!辛い思いをしたからこそ、私は今までにないくらい家族や友達の尊さを感じられている気がします。この経験が私を成長させてくれました。
    うんうん、もう少しです!
    いやぁ~涙出そうです。
    っていうか出ました(笑)百害あって一利なしなんて思ってた辛い思い出が、私の見えないところで人に語りかけてくれたなんて…
    これも出会いですね(^^)楽しいlifeのために、もうちょっとだけ頑張りましょう!!
    応援してます、私の心もそばにいますよ。
    吐き出したい事があったら、いつでもコンタクトしてくださいね!

  5. Masaさん

    奥様にも、秘かに壮大なストーリーがあるかもしれませんよ。聞いてみてください!
    Masaさんのそばを離れずずっと支えてこられたなら、それはきっとMasaさんが素敵な方だからじゃないでしょうか(^_^)

  6. Erina

    I’ve been keeping in myself for a long time, not intensionally but was afraid to speak out such a negative and sad time of my life. But sharing always helps. You taught me that!

  7. Kazumi さん

    上海から、この一年ぐらい前のブログに辿りつきました。
    とても元気づけられました。有難うございました。
    私の場合、駐在生活は2回目なのでこの寂しさは、覚悟できていたし、慣れているはずなのに。
    前回は2年半の駐在でしたが、確かに帰国する頃が本当一番楽しかったのを思い出しました。まだ4ヶ月目ですが、じっくりと頑張ってみます。
    本当に気持ちが楽になりました。感謝の気持ちでいっぱいです。

  8. Pandaさん!!

    今、まさに頑張っている最中なんですね!日本人にとって外国に住む辛さは、米が手に入る入らない関係なく同じだと思っています。
    最初の3ヶ月って、がむしゃらに突っ走るんですよね。そして変わらない現実に気づいてズドーンって落ち込むのが4ヶ月目(笑)でも、以前の駐在生活が楽しくなったことを知っているPandaさんだったら大丈夫!少しずつでも、きっとまた楽しい毎日に向かっているはずです!!
    のんびりと豫園のおいしい小籠包を食べながら、2度目の観光を楽しんでたらあっという間です!
    辛いことはできるだけ吐き出して、楽しいことをたくさん吸収できることを祈ってます。
    愚痴をこぼす場所が見当たらないときはいつでもメッセージください!一緒に語り合いましょう!!

  9. kazumiさん

    あまりの嬉しさに、中国からいきなりコメントをしてしまいまして、失礼いたしました。
    リプライまで頂き、ありがとうございます。
    勇気をいただいたこのブログ、今後とも楽しみに拝見させていただきます。
    Kazumiさんとこのブログに関わる皆様にお礼申し上げます。

    Panda

  10. Pandaさん、初めまして。Erinaです。
    アメ10に来ていただき、こちらこそありがとうございます。
    もちろんどこからでも、いつでも来てください。
    私たちはアメリカだけでなく、世界中で暮らしている日本人を応援しています。

    個人的に駐在員家族の体験も、中国で生活した体験もありませんが、何か私たちでできることがあればどんどんやっていきたいと思っていますので、いつでも質問・コメントをください。みなさん読者の方からのコメントに、私たちブロガーはいつもエネルギーをもらっています!

    それでは、またお待ちしてま~す!

  11.  私は今のところ日本に帰りたいとは思っていないけど、kazumiさんの最初の頃のように出会いがなく、スケジュール帳も真っ白なままです。一生懸命に勉強したはずの英語は、ほとんどと言っても過言ではないほどきれいに忘れてしまっていて、単語はもちろん文章もほとんど作れない状態です。Library主催のESL Conversation Classに行ってみてはいるものの、周りの人の英語を聞き取ることができないので、会話に参加できずにいます。時々話題を振ってくれたりしますが、めちゃくちゃな英語のためか、みんなに怪訝な顔をされている次第です。単語がなかなか覚えられず(数分前のことなのに単語は忘れてしまうけど、出来事とかはよく覚えているから痴ほうじゃないと思う)、どういう文章を話せばいいのかを調べておいても、その場になると頭の中が真っ白になって、覚えているはずの単語や言い方さえ吹っ飛んでしまうありさまです。自分のダメダメさだけを痛感しています。
     私も主人の駐在でBay Areaに来ました。もうすぐ4ヶ月が経とうとしています。確かに4ヶ月前の自分と比べたら少〜しだけど進化しているとは思います。でも2年待てないんです。駐在予定期間が2年。そのうちもう4ヶ月を消化してしまったと、ひとりで焦っています。子供たちは英語に限らず吸収が早く、見ていて進歩がわかるので余計に焦っているのかもしれません。でも1つずづやっていくしかないので、取り合えず、今日から始まる Line Dance のクラスに行ってきます。
     友達が欲しいです。そのために話せるように聞き取れるようになりたいです。

    取り留めがない内容でごめんなさい。

  12. Kozueさん、こんにちは!
    Kazumiです。コメントありがとうございます。

    予定が真っ白って、けっこう寂しいんですよね(/ _ ; )分かります!!
    練習したはずの文法に、用意したはずの文章、実際に言ってみようと思うと頭から消えちゃうんですよね。それもすっごく分かります!!
    英語を話すんだ!と気合をいれても外国人を目の前にすると(本当は自分が外国人の立場なのに)緊張して、頭の中のカンペが全部飛んじゃうんですよね(笑)
    単語が飛んだ時は、電子辞書に助けてもらいましょう!履歴が残るから、後で復習もしやすいです!お子さんに助けてもらうのも良いかも!

    わたしの友達に、究極な人がいます。彼女は何にも奥することなく、ハチャメチャな英語どころか興奮すると日本語を交えてしゃべります(笑)
    でも一生懸命さと持ち前の笑顔で、周りも耳を傾けて理解しようとしてくれるんですよね。「ヘアーサロン行ったら、cut cut、oh no!」って、失敗した髪型を指差して笑ってました。彼女は無敵です(笑)

    2年待てないなら記録を作りましょう!!わたしが思うに、無敵ちゃんの笑顔は英語の何百倍も世界の共通語だと思うんです!
    緊張したり落ち込んだりすると、上手に笑えてるか不安になったりもします。そんな日は無理せず主婦の特権を活かして、ちょっと甘いものでも食べながらのんびり現実逃避します。
    でも読むところ、Kozueさんはアメリカにいること自体は苦ではないようなので、当時のわたしより何十倍も良いスタートだと思います!!
    ラインダンス、楽しそう!!無敵の笑顔で楽しんじゃってください!未来のお友達は、きっとKozueさんの無敵の笑顔に引き寄せられてくると思います(^^)
    わたしもsewingのクラスでお友達ができました!趣味が一緒だと話も弾みますしね。

    いつでも息抜きが必要な時は、メッセージください!応援してますよ!!

  13. 現在、英国で駐妻をしているものです。私の場合、英語はできるので、こちらで現地の会社に就職しているのですが、それでも、私に対してあきらかに冷たい同僚との間に壁を感じたり、日本人とのお友達も、私が誘ってばっかりな事もあり、あちらはあまり私に会いたくないのではないか、などと心配になったり、気を使ってばかりでとても疲れます。駐在期限も見えず、このまま寂しいままだったらどうしよう、などと考えて弱気になったりしておりました。そんな時にkazumiさんのこちらの記事を拝見して、大変励まされる思いです。今もうすぐ一年が立とうとしてるので、残りの1年を有意義にすごし、駐在期間2年がたった時、更にエンジョイできる様にしていきたいです。本当に素敵な記事をありがとうございます!

  14. トラさん、こんにちは!
    コメントありがとうございます。イギリスは、一人ひとりの個人主義が日本よりも強いと聞くので、現地で溶け込むのは中々難しいことなのかもしれないですね。
    「英語が話せても、現地でお仕事をする勇気が沸かない」という声も耳にするので、トラさんは人一倍大きなステップを踏み出していると思いますよ!
    私は最近駐在の4年間が終わり日本に帰国しました。
    当時は必死でしたが、今では「あの時はこういう風にアプローチすれば良かったな・・・プププ(笑)」と振り返ったり、「あぁ、みんながマナーうんぬん口にする前に、当然のように譲り合えるあの環境は良かったなぁ」「子供にとってもポジティブな影響を与えてくれる人との出会いが多かったなぁ」など、懐かしむことばかりです。
    外国では日本にいるときの何十倍も、自分らしくあることが周りに響くと思うんです。トラさんがトラさんらしくいることが、楽しい日々への一番の近道だと思います!トラさんに共感を持つ人や、刺激しあえる人が自然と集まってくるんです。それが日本人でもイギリス人でも、その他の国籍の人でも。その人たちがトラさんの存在に気づいてくれるのが、2年という月日なのかもしれませんね。
    応援してます!吐き出したいときは、いつでもメッセージ待ってますよ!のんびりがんばりましょう(^_^)

  15. Kazumi様
    早速のお返事有難うございます☆本当に励まされます。
    そうですね、今はいっぱいいっぱいでも後から振り返ってみたら、なんであんな事気にしてたんだろう、って思えたりするのかもしれませんね。私も気にしすぎの部分もあると思うので・・・
    自分らしさのお話、共感します。やっぱり言葉を超えた所で共通の話題などがもっとあれば、と考えたりするので自分の中身を磨いていくのも大事だなぁと思います。
    自分らしさを大切に頑張りたいと思います!
    kazumiさんも日本での生活楽しんで下さい☆
    お言葉に甘えて、またつらいときには書き込みさせていただきたいと思います。有難うございます!

  16. 最初の一行目から、Kazumiさんのお話に共感しました。
    私の渡米生活も、出だしから本当に最悪で、ここへ来てほんの2ヶ月程ですが毎日試練と挫折と孤独感に、もう何年も彷徨っているかのようさえしてきています。

    ちょうど3ヶ月ぐらい前、4年間の結婚生活の終わりを夫(アメリカ人)から告げられました。
    十年以上も働いた会社も辞め、家族や親戚、友人達に別れを告げ、引っ越しの荷物もアメリカへ送った後の、渡米10日前のことでした。
    夫は、新しい住居や手続きのために私より先に日本を発っていたので、離婚のことは電話で伝えられました。毎日寄り添って、支え合ってきたはずの結婚生活が一瞬にして終わりを告げた時の衝撃と、言葉が出ず呼吸する事さえ困難な心境は今でも、きっとこれから一生ずっと忘れられないと思います。

    そして、その頃、何年も続けてきた不妊治療の末、生まれて初めての妊娠、流産を経験しました。自分の身に起こっている全ての事を把握するのに気持ちが付いていかず飛行機はキャンセルしました。
    夫とはそれから一切連絡もとれず、私は誰にも会いたくなかったし、何一つする気力もありませんでした。ただただ、実家の部屋に閉じこもっていました。

    随分泣きました。心が破壊されそうなぐらい毎日毎日泣きました。
    そして思ったのが、このまま日本に居ても何も解決できないということ。自分の、これからの前向きな未来のために、今する事は、苦労して手続きをした仮の永住権の期限が切れる前に渡米して、離婚をこの目で確かめることしかないということでした。
    そして、それは正に永住権の切れる1日前でした。
    とにかく、日本に残っているスーツケース分の荷物をまとめ、一晩かけて両親を説得し、行く当てもない状況での渡米の始まりでした。
    とにかく、とことん傷ついてこよう。もう、ただそれだけでした。

    飛行機を3回乗り換えて深夜の空港に着いたとき、出発前に夫にメールを送っていたので、いくらなんでも迎えにきてくれるはず。と、少し期待していたのですが、次々に人々は去って行き、空港には私とガードマンだけがポツンと残っていました。
    それからどうにか空港近くのホテルを探して、日夜弁護士探しに奮闘する日々、ホテル代もままならず、明日食べれる物があればいいような状況になったとき、ダメもとで10年以上も前の外国人の友人に連絡してみました。
    幸運なことに、彼女は同じ州に住んでおり、事情を説明したら直ぐに来なさいと呼んでくれました。翌日、すぐに航空券を購入して彼女の住む街に向かいました。

    長くなりましたが、それから今に至ります。

    ここでは、離婚の手続きに時間がかかるので、その間収入を得る為に仕事に就く事と、日本のように交通機関が便利にできていないので、車を持つ事。そして、人間は本当に一人では生きていけない、友達が必要だと言う事に気づかされました。
    日本に住んでいて当たり前だった環境が、外国に来るとこうも反対の環境になるということは、旅行ではなく、実際に住んでみないと分からないことだと思います。
    何をするにも、ここでは本当に自分がちっぽけに見える。
    小さくて、みんな本当に通り過ぎていくんです。心が通り過ぎるというか。
    こんな状況で離婚の手続きに立ち向かっていけるのかとか、荷物だけ受け取ってすぐに日本に引き返そうとか、バスで仕事探ししてて、血だらけの足を見ると涙が出てきたり、医療の事や、これからの生活のこと、夜寝れないのはよくあります。
    それでも2ヶ月ここに居れたのは、自分が負けず嫌いだからなのか、諦めが悪いかのどちらかか、両方。そして、なによりこんな状況の自分を受け入れてくれた友人のおかげだと本当に思います。

    そして今、SSNも10年の永住権も無事届き、先月、猛勉強の末、無事に車の筆記試験にも合格し、来週実技テストを控えています。銀行の口座も開設し、努力のかいあってかやっと面接に受かり、ウェトレスですが、明日からアメリカで初めての仕事が始まります。

    とにかく毎日が試練の連続。
    今まで、身をもって真剣に人生を考える経験をしたことがなかったということになりますが、今まで聞いた事のある、人生についての言葉がより深く感じるようになったし、他人に優しくありたいと思う。
    Kazumiさんの言うように、道端で出会う人は、ドラマを求めていない。
    だけど、同情の優しさに何度も救われました。

    離婚が成立したとき、自分の環境はもっと変化していると思います。
    きちんと顔を見て、夫に別れを告げて、けじめをつけて、失敗から学び、幸せを見つけます。
    そう言えるのも、Kazumiさんのお話を読んでからです。
    2年のうちのほんの2ヶ月目。
    答えのないことばかり考えて泣く毎日が、日に日に減っていく事を祈って。
    強く優しく生きていけますように。

    日本にはまだまだ帰れません。

  17. Coconutcafe 12さん、

    初めまして、アメ10編集長のErinaです。
    しばらく前の記事ですが、読んでいただき、そして個人的な経験をここでシェアしていただき、本当にありがとうございます。

    Coconutcafe 12さんのコメントを読んでいて、私は涙が止まりませんでした。そして前向きな姿にチカラをもらいました。とても強い方ですね。そしてすでにあなたはとても優しい方だと感じました。
    Coconutcafe 12さんは、たくさんの人が持っていないものを持っていると思います。それは、「覚悟」です。外国生活をする上で本当に必要なものは、お金でも言語力でもスキルでもなく、覚悟だと私は思っています。
    あなたはそれを備えて日本からやってきた。すごいことです。

    私にできることは何もないかもしれませんが、同じアメリカの空の下で応援しています。
    でも、もし、もしちょっとでも心が折れそうになったら、いつでもアメ10に遊びに来てください。コンタクトのページからいつでも連絡ください。
    どうかどうか、お体をお大事に・・・。いつかお腹の底から笑える日が、一日でも早くCoconutcafe 12さんのもとにやってくることを祈っています。

  18. Coconutcafe12さん

    コメントありがとうございます!
    古い記事ですが、私の言葉が少しでも支えになれたなら、ダークな心のうちを書いて良かったと心から思えます。

    Coconutcafe12さんは、おそらくここ数ヶ月間ノンストップで動き続けてるんだと思います。それは、体だけじゃなく何よりも心が。
    私にアドバイスできることは、実は何もないんですね。だってCoconutcafe12さんはやるべきこと、できること全てを既にやってますから!とっても凄いことです!!

    だから私に言えることはただ一つです。
    時間を見つけて、どうかゆっくり休まれてください。
    気が張っている時、体が疲れている時、人は(特に女性は)体調に影響が出てしまいます。私は、頑張るCoconutcafe12さんを応援したいという思いと同時に、無理しすぎてしまうんではないかと心配です。きっと、今あなたを支えてくれている人たちとの絆が深まっていくにつれて、ご自身に休みを与えるというかたちで、自分自身に優しくなる余裕ができると思うんです。

    だから少しでも事の次第が落ち着いて、一息つける日が早くきて欲しいと願うばかりです。

    いつでも苦しい時はここで吐き出してください!
    人は怒るだけ怒って泣くだけ泣いたら、あとは自然と進めるんですよね。
    3歳の娘を見て学びました(笑)生きていくには本当に大切なことです。
    だから、思いっきりグチってください。
    “この状況のせいで仕方なく”ではなく、”Coconutcafe12さんだからできる”ステキな一歩の踏み出しを、心から応援してます!!

  19. Kazumiさん、そしてコメントを残していらっしゃるみなさんの仰っていることに心から共感いたしました!
    アメリカ人夫と結婚し、それを機にアメリカへやってきて、1年4ヶ月。
    旦那に逆ギレ気質があり、それが最近更に悪化。自分が変わらなければ相手も変わらないと思い、話し方や対応の仕方も色々調べて変えましたが、旦那は一時的には良くなっても根本的には変わらず、生産的でない喧嘩を繰り返しています。私が外へ出てお友達とストレス解消できていないのにも原因があると思います。
    私はお喋りで社交的なので、日本では沢山のお友達に囲まれて本当に楽しい充実した日々を送っていました。こちらへ来て勿論旦那の家族以外誰も知りませんし、友達がいない生活に耐えられずもがくものの、車の運転に慣れていないため公共交通機関で行けるところには限りがあり、お友達ができても簡単に一人で会いに行ったり出来ません。そうすると旦那に頼ることになり、彼のストレスが溜まる←悪循環。公共交通機関で行けるところは一人でどんどん開拓していますが。。。英語は問題なく話せるし、旦那の会社のパーティや友達カップルと遊びに行っても会話に困ることなくいつもとっても楽しいんですが、アメリカ生活(結婚生活??)もがいてます。。。
    アメリカは移動が不便すぎて、大変ですよね。鬱になる前に免許を取らねば!!
    旦那に頼らず、ご自分でどんどんいろんなことを試されていて、これでなければ!と目を開かされました。
    夫のために来たのではなく、自分の決断でここに来たと思い、自分でどんどん切り開いて行かねば!と何度も思い、もがくのですがkazumiさんが体験されたようにどうしてもうまくいかないんですよね。。。旦那も最初の頃は同情もあったのですが、今は「外に出ろ」の一点張りです。
    諦めそうになりますが、2年頑張ってみます!!!それで夫婦仲もうまく行くようになると思いますし。
    出口が見えず途方にくれている今、まとまりのない文章で申し訳ありません( ;´Д`)

  20. Cocoさん、コメントありがとうございます。
    免許は、国際免許ですか?公共交通機関を使っての移動は、、シンプルに疲れますよね。笑
    わたしは妊娠出産が先で(そうでなくても太郎も仕事で忙しくて練習の時間も取れず…)、免許を取るまでにとっても時間がかかってしまったので、公共交通機関を使わざるを得ない不便さ、とーってもよく分かります。その不便さ、お出かけするには結構な心の負担なんですよね。

    結婚って、日本人同士もアメリカ人同士も国際結婚でも、誰にとっても人生の大きなチャレンジなんです。それを慣れない環境で、しかも外国でスタートって、、ハードル高いです。
    多分、この人と結婚する!っていうのは自分の意志でも、結婚に伴って外国に行くっていうのは、理解はしていてもなかなか心がついていかない部分もあると思います。でも今諦めずにアメリカに残っている、アメリカでの生活も、結婚生活も頑張っているその事実は、紛れもないCocoさんの強い意志によるものだと思います。
    もう少しだけ踏ん張ってみてください。2年目という時期で何かが変わるかも。
    それまでは、頑張りすぎて張り詰めたものが切れてしまわないように、心も体もご自愛くださいね。
    同志として応援してます!苦しい時はいつでもアメ10に心を解放しにきてください。もちろん、状況が好転してきた時の嬉しい報告もウェルカムです☆

    今の辛い時を乗り越えて、ご主人との関係も強いものとなりますように…祈ってます。

  21. Kazumiさん、だいぶ前の記事のようですが、たまたまこのお話を見つけてしまい、すごく共感するところがあって、つい自分も書きたくなってしまいました。。。
    私はアメリカ駐在妻生活(あんまり好きな言葉ではないのですが・・・しょうがない笑)2年目です。のんびりとした南東部での暮らし、広い家、余りあるほどの自由時間に幸せは感じているものの、何か物足りない日々が続いていました。子供がいないせいもあるのか、アメリカ人の友達を作ることは難しく、自分が縮こまっていくような気がしていました。めきめき上達して行く夫の英語に比べて、私って毎日何してるんだろう・・・とひそかに比べてしまったり、日本人同士で固まりたがるお友達が何となくいやになってきたり。もともと海外旅行も大好きだったし、日本での仕事を辞めて夫の駐在についていくと自分の意志で決めたのに、なんでこんなに楽しくないんだろう。夫の何気ない「想像してたよりもアメリカ人とつるまないよねぇ。」という一言にひそかに落ち込んだり。
    そんなときにKazumiさんのこの記事を偶然目にして、「2年間頑張ってみよう」の言葉に救われました。自分でも気づかないうちに、昔の知り合いから今の自分をどう思われるか、とか、フツーの暮らしで終わりたくない、とか、変に意識をしていたのかもしれないなと思いました。そして今は、この生活が楽しくなるように、自分のペースで少しずつ頑張ってみよう、夫が心配事なく思う存分働けるようにサポートしていこう、と思えるようになってきました。まだここに来て2年目だし、焦ることないと。笑
    素敵なお話をシェアしてくださってありがとうございます。
    まずは、笑顔と大きな声で話すことを心がけて、今年一年を新しい気持ちで過ごしていきます!

  22. まゆさん

    コメント、ありがとうございます。こんなに古い記事でも未だにコメントいただけるというのは、やっぱりどこかに同じ思いをしている人がいて、つまりはみんな共通してその辛い思いをシェアできる人がそばにいないということなんですよね。
    もう既に2年間過ごされていて、すごいです!

    のんびりとした南東部での暮らし、忙しい毎日を過ごしたいという思いには、少し難点かもしれないですね。。。
    残念ですが、ご主人のその言葉には私も傷つきます…それだけ頼りになるご主人なら、ぜひ現地の人たちとの集まりをアレンジしてもらいましょう!その土地ならではのスポーツやアクティビティ、BBQでも、アメリカ人って結構家族ぐるみの付き合いを好みませんか?
    うちの場合、旦那さんの職場は駐在員オフィスのようにひとまとめにされていたようなので、英語が伸びるどころかヘタすると日本語しか話さない日もあったようです。なので家では英語をしゃべってほしい!なんて困ったこと言ってました(汗)

    まゆさんの言うとおり、笑顔とっても大切だと思います!
    そういえば、周囲でご両親が遠方というご夫婦いらっしゃいませんか?
    家族で集まるようなホリデーやイベントは、縁もゆかりもない日本人夫婦にとっては、他人の家庭に混ぜてほしいなんて言いにくいし、ハミっこ気分なんですよね(笑)でもご両親遠方で移動も大変だから今年は夫婦だけで過ごすよ〜とか、まだ子供もいないから友達と過ごそう〜っていう人たちを捕まえて、一緒にホリデー体験すると結構楽しいです!
    Home cooked meal、レシピを教えてもらって一緒に作ったりしました。

    旦那さんも一緒に参加できるような集まりだと、私もとっても安心でした!せっかく2人で海を越えたんですから、個人でなく一緒にアメリカ生活歩んでいけるといいですね!!

    いろんな出会いや集まりを体験して、これはすごく良かったなんてアドバイスができましたら、ぜひここでシェアしてくださいね!きっとこの先悩んでこのブログにたどり着く人が、まゆさんのコメント見て励まされるかもしれない!
    応援してます、楽しみましょうね☆

  23. 先月、アメリカに移住してきて、このページを発見しました。

    私は多分珍しいケースだと思いますが、
    私は日本人、妻はアメリカ人で、知り合ってから12年
    (交際始めから結婚している期間含む)して、
    ようやくカリフォルニアに移住となりました。

    現在、主夫5週間目ですが、2週目から暇で暇で今後の人生をどうしようか、
    そんなことを考えていたときにこのページにめぐり合いました。

    Kazumiさんの、「2年がんばる」を読んで、
    また、Coconutcafe12 さんの状況も読ませて頂いた上で、
    アメリカ人の嫁のサポートもあり、さらにたったの
    滞在5週目で凹みかけていた気持ちが吹き飛びました。

    まずは、嫁に感謝の気持ちを伝えて、明日から職探しがんばろうと思います
    (なぜかグリーンカードとSNNのセットは昨日そろったので)。

  24. Motoさん
    コメントありがとうございます。何より、こんな辛い心の内を書いただけのつたない記事(しかも長文!)を読んでいただけただけでも嬉しいです。
    奥様の日本生活、とっても長くいらっしゃったんですね!すごいです!
    きっと日本を好きだったからできたんでしょうね…と思うと、我々もまず今住んでいる国を好きになるのが何より先決なんだ!って思い知らされますね(^^)
    Motoさんの場合は素晴らしい先輩が味方なんですから、心強いですね!私はアメリカで仕事をした経験はないので、そういう意味では想像を越えるドラマがこれから待ち受けていると思います。でも、異国の地でがんばるぞー!っていう気持ちは一緒ですよね。Motoさんのアメリカ生活が1日も早く充実したものになるように応援してます!!記事に関係ないことでも大丈夫なので、辛いなぁと感じた時はいつでもコメントくださいね!
    2年と言わず、ぜひ記録を更新してください(笑)
    報告、いつでも待ってますよ!!

  25. はじめまして。一年半前にアメリカに移住してきたものです。日本ではバリバリキャリアウーマンでしたがが、元々そこまで社交的でもなく人と仲良くなるまで時間がかかる性格のせいか見知らぬ土地に来て、旦那の家族親戚以外で知り合いもいなく、もちろん話したり遊んだりできる友達もいません。
    これは自分のせいですがカタコトの英語しか話せないこともあってESLやボランティアなどの人と会える機会も不安で全然始められてない状態です。旦那も自分一人で何でも出来ない私にイライラして毎日のように怒られるのですが反論も出来ずに謝り続けている状態です。
    旦那もインドア派なので近くのスーパーに出かける以外は一人でも夫婦揃っても家から出ることは滅多にありません。
    そして最近妊娠がわかりこんなことで子育てをやってきけるのかと旦那にも言えず、日本の家族や友達にも打ち明けられず一人悩んでいます。
    でもKazumiさんの2年踏ん張ってみてと言う言葉にもしかしたら自分が気づかない何かが変わっていくのかもしれない。もう少し涙をこらえてここで頑張ってみようと思いました。勇気をくださりありがとうございます。

  26. Suzさん
    コメントありがとうございます。まず、ご懐妊おめでとうございます(^_^)
    これは海外に限らずだと思うんですが、バリバリお仕事をしていた環境から専業主婦になるっていうだけでも精神的には大きな変化で、それが外に一歩出ると外国語、しかも友達もいない、これは心も体も引きこもってしまうには十分すぎるくらいの理由だと思うんです。それを、日本に帰らずにがんばろうとしてる(具体的にでなくても、その国にいること自体が既にがんばってるんですよ)Suzさんを怒ってしまう旦那様は、そうですね、ペペンと往復ビンタの刑です。

    ストレスフリーなハッピーマタニティーライフを送ってほしい。実は私にはそれができませんでした。私の場合は娘が産まれてから生活がガラッとハッピーに切り替わったので、最終的にはアメリカ生活は大好きになりましたが、できるなら幸せな時間は1日でも長い方が良いんです。
    吐き出す場所がないときは、いつでもこちらで。この記事にはたくさんの方からコメントをいただいていて、違う国にいらっしゃる方でもみなさん同じ状況でがんばってらっしゃる、その事実を知るだけでも救われたりするんですよね。

    がんばりすぎないで、インドア派のご主人とのことですので、むしろ今のうちに思いっきり2人でインドアを充実させてみても良いのかな?つわりが〜って言って甘えてみて、今のうちに現実から逃げ回っておくと、お子さんが産まれた頃には外に出たくなるかも(^_^)

    どれだけ満足な環境に身を置いていても、妊娠するとホルモンマジックがいたずらするんです。ホルモンのせいにして、気楽に気楽にですよ!
    こんなこと始めてみたとか、こんなことしてみたいけどどうかなとか、相談事でも何でもかまいません!ここのブログのブロガーさんたちは、アメリカを楽しむプロフェッショナルですから、きっと何か良い案がでるはず!!
    心から、Suzさんとご家族と産まれてくる赤ちゃんの幸せを祈って、応援してます!!!

  27. 記事を拝見し元気をもらいました!ありがとうございます!!
    私は4ヶ月前にサンディエゴに移住してきました。
    子供が小さいので語学学校などには通えなくて友達が出来ず、主人は出張で1~2週間家を空けることも多く、でもまだ運転が1人では出来なくて家の周辺でしか過ごせず…。全然寝ない元気過ぎる1歳児を抱えて、誰にも頼れない孤独とフラストレーションで、しょっちゅうヘコんでいます。それでも、このままではいけないと、早朝に運転練習したり、ネットを利用してママ友を募集したり、時には図書館で会った日本人をナンパしたり(笑)、状況を少しでも良くしようと頑張っています。
    記事を読んで、私と同じようにもがいている人がいるんだ!と、知ることが出来て、まだまだめげずに頑張ろうと思えました。

  28. Amy Kさん
    コメントありがとうございます!
    その行動力、ステキです!私の住んでた町はコーヒの町だったんですが、コーヒーショップもなかなかのナンパスポットですよ☆図書館が通える距離でしたら、パワフル1歳児をつれてStorytimeに参加するのもおすすめですね。月齢/年齢が近いお子さんをもつママさんとは、同じ子育ての悩みを共有しやすいですし、まさにナンパのカモです(笑)
    私はストーリータイムでフルタイムのベビーシッターさんと友達になり、時々預けて自分の時間を持てるようになったりしました。
    お子さんがいると中々身軽に動けない分、濃いつながりが見つけられるかもしれません。

    良い出会いがありましたら、ぜひこちらで共有してください!!同じ状況におかれている同志たちが、参考にできるかもしれません!

    みんなで辛い時期をのりきって、楽しいアメリカ生活にしましょうね!!

  29. Kazumiさん、お返事ありがとうございます。
    仕事をしていた時は何でもハッキリ言いすぎるくらいの性格だったのですが、渡米後以来まるで別人と言われる程に大人しくなってしまったので心が病んでいる感じがします。
    せめて友達が出来て愚痴を話せたり外へ出かけて行ければ旦那を頼りきりな性格も少しは変わり、また仕事もできるのかなと考えたり….。
    旦那は毎日一日中ゲームに夢中&怒鳴ってばっかりで会話も殆どない状態ですが、Kazumiさんのように子どもが産まれて私も少しは強くなれれば、旦那も少しは変わればと思っています。

    今はインドア生活を楽しんで、辛い時はブログを拝見してお話ししたり沢山の人達も色んな所で頑張っている!という事を忘れずにやって行こうと思います(^^)

    追伸。最近同じ州のブログをしている方とお話をしていて近くに住んでいる私と同じ出身で妊婦の方が友達を探している方がいるという事で紹介して頂けることになりました。これでアメリカ生活が少しずつ楽しくなっていけたらと思います。

  30. Suzさん
    お友達を紹介してもらえるなんて、楽しみですね!!
    心が病んでるときは、ひたすら自分が安らげることをするだけです!心がそれを求めてるんだと思います(^_^)
    とにかく無理してがんばろうとせず、のんびりSuzさんのペースでやっていけば大丈夫ですよ!私もアメリカ滞在の最初2年は、ある意味自分探しであり、いかに自分の弱さを克服できるかという戦いだった気がします。辛い日々を乗り越えたとき、確実に自分が成長していることを感じられるはずです。
    長期戦ですから、急がなくて良いんです。Suzさんらしくですよ!
    またコメントお待ちしてますね(*´∀`*)どんな些細なことでも良いです、嬉しいこととか悔しいこととか、何でも報告待ってます☆

  31. 書き込まずにいられなかった・・・・。涙
    記事も、皆様のコメントも、それに対してのkazumiさん、erinaさんのコメントもすごく真剣で、涙ながらに一気に読んでしまいました。
    私も、欧米にて駐在妻生活丸一年経ちました。
    子供のいない私の悩みは当時のkazumiさんと全く同じで、「友達って、どうやって作るんだっけ?」。
    私の場合、日本人の多い町に住んでおり、日本人のお友達はもういらないんです・・・。どこの国の方でも良いから英語で話せるお友達を作りたいです。
    お友達っていっても、お互いが会いたいと思って発信して繋がる、そんな対等の関係の。(贅沢!)
    ここは皆さん優しいです。でも、皆大人だから、親切にしてくれる。でも、大人になってから新しくそして深い対人関係になることはそうそうないんじゃないか?それも、カタコトしか話せない、一芸もない、フツーの日本人の私と。
    そう思うと、寂しさがこみ上げてきます。
    今月末から新しいESLに通う予定です。「駐妻みたい」と言われるのが嫌で避けてた習い事(←苦笑)にも挑戦します(笑)。 「2年」まで、自分なりにもがいてみようと思います。
    素敵な記事をありがとうございました。

  32. yuuさん
    こんにちは、そしてコメントありがとうございます(^_^)
    まずは、大丈夫大丈夫。yuuさんはちゃんとその方向に向かえてます。だって、もう行動が始まってるじゃないですか!
    周りがなんていうかなんて関係ありません(^_^)私は編み物とか正直おばあちゃんくさいと思っていましたけど(ここだけの話ね。笑)でも友達に誘われて始めてみたら、集中して編む時間、辛い思いでいっぱいだった頭の中が、勝手にリセットされて整理がつくような効果があって、まんまとハマりました(笑)
    日本人のお友達でも、良い出会いがあればいいんですよね。むしろ心を開けるような人と出会えるなら、国籍や言葉は関係ありませんもんね( ^ω^ )
    yuuさんはその出会っていくステップに既に踏み出しているので、あとはいかにたくさんの人と出会って、自分と合う人を見つけられるかですよね!
    大丈夫、大丈夫!

    報告コメント、いつでも待ってます。良い出会いが多かった習い事とか場所を報告してもらえると、他にも悩んでる方達へのアドバイスになると思います!みんなで助け合っていきましょうね( ^ω^ )

  33. はじめまして。

    皆さんの体験を読んでとても励まされました。私も、今まさにここでの生活にもがいている最中です。
    私は4ヶ月前にアメリカに引っ越してきたばかりです。アメリカのほぼ真ん中、ネブラスカ州なので、日本人は見ません。

    自分の居場所を作るために、①地域のAsian向けのコミュニティセンター、②コミュニティカレッジのESLの授業、③ヨガに参加しています。が、どうにも上手く行かないです。

    ①Asianコミュニティセンターは、ほぼベトナム移民の人ばかりで、皆さんベトナム語で交流されるので輪に入れず…。
    ②ESLのクラスは私を含め3人。その内二人はメキシカン。彼らも授業後はスペイン語で話をするので輪に入れず…。
    ③ヨガは、習い事なのでみなさんドライな感じです。

    みんな、同じ文化のグループで固まっているので、なんとなく疎外感があって上手く馴染めないです。知り合いを作るにも苦労しています。知り合い/友達をつくるってこんなにも難しかったかなと、ひしひし感じています。

    ですが、「2年待ってみて」という言葉に希望を持ちました。わたしはまだ4ヶ月しか経っていない。まだ始まったばかりなんだなと、気が付きました。待ってみます。kazumiさんの言われるように、目に見えないところで少しづつ変化しているんですよね。
    気持ちが明るくなるなりました!

    それに、同じような悩みを持った方がこんなにもたくさんいて、みなさんそれぞれに踏ん張っていることを知り、本当に励まされました。
    一人なんかじゃない。孤独感が和らぎました。時々このページをみて、前向きになりたいと思います。

  34. yumiさん
    コメントありがとうございます!
    気持ちが明るくなったというお言葉、私の辛かった思いも世界の誰かの役に立つ日が来たんだと改めて実感できて、私も元気出ました、ありがとう。・゚・(ノД`)・゚・。

    コミュニティーセンターは、どんなことをされているんでしょう?
    別でESLにも通われているということは、英語を勉強する場ではないのかな?
    多分、ベトナムの方もメキシコの方もyumiさんと同じ状況なのかもしれませんね。辛さを分かち合える仲間がいると、どうしても母国語を話してしまうんですよね。母国語ってそれだけ安心する言語なんだから、仕方ない仕方ない。

    yumiさん活発ですね!当時の私はヨガ始めてみたものの…習い続けたかったものの…バスの乗り継ぎが不便すぎてギブアップしました…。
    習い事ってそうなんですよね、習うことが目的であって、意外と友達作りにくい(笑)でもアメリカ人の友人は、やっぱりnew in townのときは友達作りたくてヨガ教室に通ったって言ってました。そういう時うまくいかないのは、きっとみんな一緒なんですよ。最近当時をよく振り返るんですが、考えてみると実は、時間に追われていないときの方がいろんな人に声をかけられることが多かったような気がします。少なくともアメリカ時代にできた友人はみんな、何となく参加してみたイベントだったり、お散歩中の道ばただったり、そんな出会いばかりです。
    何も予定がない日はきっと、話しかけやすいオーラが出るのかも!

    もしも今やっていることでうまくいかないときは、ちょっとアプローチの仕方を換えてみるのもいいかもしれません(^_^)押してダメなら引いてみる的な。ご主人はお散歩好きですか?協力してもらってお散歩に出たときは、一緒にいろんな人に声をかけてもらうと良いかもです。あ、ハロウィンのときとか、バレンタインとか、私はいつもバッグにキスチョコ大袋を忍ばせていて、ちょっとしたきっかけで話をした人たちには「ハッピーハロウィン♪」と言って配り歩いてました。

    そういえば、誕生日で旦那さんからバラの花束を貰ったとき、1輪だけを1日中持ち歩いてみたら、ものすごくたくさんの人から声をかけられましたよ!レストランでは知らない人からドリンクをおごられたり(笑)
    日本じゃやらないこと、何気ないことをやってみるのも、アメリカでは面白いことが起こる気がします。
    なんだか勝手につらつらと書きましたが、本当にこれだけは言わせてくださいね。絶対に笑って話せる日が来ますから!その日が1日も早く訪れるように祈っています。アメ10はいろんな視点のネタで溢れているので、ぜひsurviveする知恵をパクってください!

    愚痴でも不安な気持ちでも、嬉しいことがあった報告でも、気軽にまたコメント残してくださいね!

  35. kazumiさん、温かいメッセージをありがとうございます。
    とても嬉しくて、再び励まされました。
    「共感って」、こんなに大きな力を持っているんですね。そう思うと、どんな経験でも、誰かの為に、自分の為に意味のあるものだと思えてきます(*^^*)

    アジアン向けのコミュニティセンターでは、無料のESL(あまり質はよくないです(´-ω-`))を受けています。ここでは、英語を勉強するというよりも、外にでる機会と、地域で誰か私の事を知ってくれている人(先生やスタッフやボランティアさん)を身近に作るための気軽な使い方に切り替えました。

    こちらに来てまだ4か月目ですが、人種や文化や、アメリカ人って一体何者?ということをよく考えます。言葉や価値観や、その「文化」が持つ力って大きいな~と驚いています。なので、本当にこればっかりは仕方のないことですね(´з`)

    たくさんのアドバイスありがとうございます。キスチョコ作戦、やってみたいと思います。主人も散歩はすきなので、一緒にでかけてみます。主人をうまく巻き込んだらいいんですよね笑。バラのお話も素敵。これはアメリカならではって感じですね!

    私も、kazumiさんみたいに、日常に潜んでる小さな喜び、幸せ、きっかけを大事にして生活できたらいいなと思います(*^^*)次はなにかいい報告ができますように。その為にも、このサイトを利用させてもらいます。

  36. はじめまして。記事、大変共感して読ませていただきました。
    私は大学の研究員の夫と共に一年ちょっとの滞在予定です。おまけにアメリカではなくオーストラリアです、色々状況が違ってすみません。

    でも英語圏での慣れない生活、駐在の方々のように知り合いを作る術も全くない状態、ということでとても共感したので、書き込ませて下さい。
    (オーストラリアにはアメリカほどは日本人がいないので、なかなかこういうサイトを見つけるのが難しいです。)

    前置きが長くなりましたが、三歳と五歳の内気な娘たちを連れての生活はとても苦しいです。渡豪してまだ四ヶ月、子供達も英語がわからず毎日幼稚園を嫌がり泣きます。一月から上の子はこちらでは小学生、また環境が変わります。

    今いる街は、以前も子供がいない時に数年暮らしたことのあるところです。その時はとても楽しくて、語学学校も通い友達も沢山いて英語も大好きでした。

    でも今回、子どものことで調べることや手続きに追われたり、子供達が毎日泣く様子に胸を痛めているうちに、すっかり気持ちが弱くなってしまいました。
    現地の幼稚園でも日本のママさんがいたので話しかけてみましたが、英語で短く返事を返してくれただけで、交友は望んでいらっしゃらないのを感じました。色んなスタンスの方がいて当たり前。なのにそんなことですら落ち込む弱い自分が本当に嫌です。

    最近は英語で挨拶すらしたくない、スーパーのレジなどでの、ご機嫌いかが?ですら苦痛です。すっかり心がまいってしまっています。

    皆さんに比べたら短い期間、でもとても苦しいです。この先の一年間で性格が変わりそうです。一年が永遠のように感じます。

    皆さん頑張っている。世界中で同じ思いをしている人はきっと沢山いる。そう信じて、出会いを大切に頑張っていきます。

    独り言のような書き込みで申し訳ないです。

  37. ころさん
    コメントありがとうございます。そして明けましておめでとうございます。
    私も辛い胸の内をさらけ出しただけの記事ですが、月日が経っても遠い場所で見つけていただいて、何か心の支えになれたのかと思うだけで、書いて良かったと改めて思います。

    状況や場所が違っても、異国の地で直面する「こんなはずじゃ…」という絶望感は、かなりの打撃です。まず肩の力を抜いて、自分を褒めてあげてください。ころさん、よくがんばってます。2人のお子さんを連れて物事がストレートに進まないのは当たり前、それが日本でも頭を悩ませる学校のリサーチを一筋縄じゃいかない外国でやってるんです。すごいすごい!

    上の娘さんは、1月から小学生と書いてありましたが、どうでしょう?心の準備ができていると良いですが…下の娘さんは、初めての幼稚園という心づもりで見送るのが一番納得できるかな?

    少し話が逸れるんですが、うちは日本に帰国したのが幼稚園入園の3ヶ月前。どこも願書を締め切っていた中で、帰国子女枠と言って特別に受け入れてくれたインターナショナル幼稚園があったんです。でもインターナショナルとは名ばかりで、日本人の幼児教育の資格を持つ教諭とペアで組む何の資格もないただの外国人(英語のネイティブ)がいるというだけで、むしろ軍隊のような恐ろしい”教育”をされている幼稚園でした。倍率が高く入園するには何度も抽選を行って、職員からの審査を受けるという人気っぷりでしたが、私には人気の理由がまったく分かりませんでした。食事の強制、着替えができないだけで子供に嫌味を言い、帰りの準備が遅いと鬼の部屋から鬼が出てきて連れて行くと脅し、挙げ句の果てには大けがをした際の事実隠蔽…医療費は実費で払うの一点張りで、どうして大けがが起こったのかを全く説明してもらえず、周りの保護者からの噂で真実を知りました。その瞬間、何のためらいもなく転園しました。
    日本で情報が得やすかったとしても、十分なリサーチの時間がなかったり、その土地に来たばかりで口コミを調べるほどソースがなかったり、結果的に子供を泣かせ、心に傷を作ってしまいました。どうしてもっと早く行動に移さなかったかと、心から反省しています。

    どこの幼稚園・学校に行っても、意地悪な人はいますし、特に外国で出会う日本人の人って、大きい声では言えないですけど変わってる人、多いと思います(笑)
    だからこそ今、お子さんにとって何が一番重要か、ころさんの中で答えを出して、道を開くのが一番だと思います。
    最初は辛い毎日の連続ですが、守るものがあるという立場はとても強いと思います。とてもとても、幸せだと思いますよ(^_^)お子さんにとっても、お母さんと一緒に頑張った日々は、特に上の娘さんの記憶にはしっかりと残るはずです。

    スーパーのご機嫌いかが、心が重たいときは結構苦痛です。めっちゃ分かります(笑)でも、頑張って買ったお野菜で、お子さんと一緒に美味しいご飯作りましょ♪
    それも、絶対に良い思い出になります。
    地元にとけ込みたければ、決まったスーパーに買い物に行くのが良いです。お店の人が覚えてくれます。
    人に会いたくないときは、ちょっと離れた初めてのスーパーも悪くないかも(^_^)

    辛くても笑ってなきゃいけない瞬間が “お母さん” にはあって、お父さんの数百倍大変ですが(literally)、そばで接する時間の長いお子さんは、お母さんの一生懸命な姿を見て大きくなります。ころさんらしくが一番ですよ。辛くて辛くてどうしようもない時は、無理せず日本に遊びに帰ります。頑張ってるんだから、ご褒美ご褒美。ご主人も大変なんだろうけど、上手に助けてもらってくださいね。私は旦那さんの仕事を優先させてあげようと、一人で頑張りすぎた感があります。そして、旦那さんより強くなってしまった感があります(笑)

    そんな感じで、勝手に自分のこと語ってしまいましたが(笑)いつでも愚痴、報告、お待ちしてます!応援してますよ〜!!

  38. 以前何度か通りすがりに他の記事を読ませていただいた事があったんですが、ひさしぶりに今回この記事にたどり着きました。
    私は既にアメリカに来て5年経ちますが、最初の1年ESLに通った頃から難病を発症し外出がほとんどできなくなってしまいました。
    同じようにESL時代はジェネレーションギャップで全く楽しく無く、自分が行きたくて行ってるわけでもないので若いクラスメイト達に積極的に交わって行く気にもならず、知り合った数少ない仲良くなれた友人は今ではみな帰国してしまい英語を話せる機会も失い、習った単語も文法も殆どを忘れてしまいました。
    病気で運転もできない&外出もままならないのでその後友人もできず、あまりの孤独感でなんとか無理して近隣に住む駐在や国際結婚の奥さんたちと知り合ったものの、その中にアメリカに馴染めず英語も話せない渡米4年目くらいの永住目的の底意地の悪い50歳くらいのヒマな人が1人いて、私が少し長い一時帰国をしてる間に周囲に悪意ある噂を流されて孤立させられ、戻って来てみたらその彼女の思い通りに小さな日本人村で露骨にハブにされるという同じ日本人から与えられる残酷さが加わり本当に辛いです。
    その村で比較的親しかった人に説明したくて連絡したんですが、噂が根を張っていて全くまともに口をきこうともしてもらえなくなっていました。
    我が家は永住になると思うので、こういうことが死ぬまで続くのかと思うと本当に地獄です。
    寝ると必ず悪夢にうなされるため眠ることも恐怖です。
    残念ながら日本人同士は新たに知り合う人が病人な場合は避けられてしまい親しくなれることはほぼ無いこともよく解り新たに友達探しする勇気もなく、英語も忘れてしまい自分が病気で普通に接する事ができないことをまず英語で告白してまでという力もなく、ただただ早くこの生き地獄な人生が終われば良いのにとだけ願って息だけしている毎日です。

  39. かえるさん、こんにちは!
    アメ10編集長のErinaです。横槍で申し訳ありませんが、どうしてもコメントしたかったので・・・。

    経験が長いっていうだけで、偉そうな人ってどこにでもいますよね!!
    ったく、悪口言うくらいなら、役に立つ情報の一つでも提供しろっつーの!って今、私がかえるさんのところにいたら、その人に言ってやりたいです。

    アメリカの日本人社会ってとても小さくて、そこに留まっていると、誰でも小さな人間になってしまいます。私はぜひともかえるさんには、そんなところに留まらず、大海を見て欲しいです。

    運転のできない病気、とありますが、私もめまい系の症状が出たことがあり、とても絶望的な気持ちになったことがあります。辛かったし、怖かったです。
    まずは自分の病気のことをよく知ることで、症状への不安はすこし軽くなりました。ヨガなどの運動もすることで、今のところ防げています。

    こちらの人たちは、「わかろうとする努力」をすごくしてくれます。
    もちろん全員ではありませんが、こっちが必死に伝えようとすればするほど、相手も誠実に応えてくれる人が多いです。
    どうかかえるさんの声が届きますように、応援しています。声をかけ続けてください。
    そして辛くなったら、いつでもこのブログに日本語で吐き出しに来てください。

  40. かえるさん

    こんにちは、Kazumiです。お返事が遅くなってすみません、ちゃんと読んでましたよ!

    難病とのこと、お身体どうですか?
    私も妊娠中は腰痛と切迫早産の危険性でトイレ以外寝たきり、本当にひとりぼっちでした。

    私の個人的な感覚ですが、日本人でも、アメリカに心から馴染んでいる方は、心がアメリカ人というか、アメリカ人のような人懐っこい感じでとても付き合いやすい気がします…日本人のコミュニティーで過ごされている方は、会社で言う年功序列、入社年月順というか、いかに年上か・その地に長くすんでいるかで上下関係ができているような気がします。駐在の方なんかは、気にする方達ならご主人の階級によって奥様方の階級も決まるというか…(汗)

    私は一度娘のためにも外に友達を作ろうと、日本人繋がりでイベントに積極的に参加していた時期があるんです。性格的なものなのか、私が回りより若干若かったせいか、(もしかしたら自分のdesperateオーラが出てしまっていたのか)理由は今でも分かりませんが、、後日みんなの集まりに私だけ呼ばれていなかったとか、忙しいから予定を見て連絡しますね〜と言われてしばらく経つのに返事なく、出先でみんながお友達同士で会われているところに遭遇してすごく辛かったとか…うーーーん、悲しすぎることこの上なし(笑)
    本当に意地悪なんて何もした覚えはないし、むしろ本気でお友達になりたいと思っていたのに、打っても打っても誰も響いてくれないときって、あるんですよね。

    かえるさん、ご主人の助けは得られませんか?ご家庭の環境が見えないので何とも言えませんが、そこまで辛い思いをしていて、永住というのはかえるさんの意志も反映された上での決断なのでしょうか?
    もちろん、人間がんばらなきゃいけないときはあると思うんです。でも、今のかえるさんの環境は、見直してみてる必要がある気がします。人間関係だけでなく、身体のことを考えたら特にです。

    知り合いにも、渡米後すぐから友達作りがうまくいかず悩まれ、心労から身体の女性的なメカニズムに支障を来し、うつ病と診断され、帰国したくてもお母様は数年前に他界、その後お父様は再婚され、帰る場所もないと悲しそうに話していらっしゃったのを覚えています。いろいろな事情があると思いますのであまり大きなことは言えませんが、、、
    生き地獄が早く終わればいい、ただ息をしているだけだなんて悲しすぎます。今かえるさんが一番人生に希望することは何でしょうか?
    体調が戻られることはもちろんですが…
    日本に帰ること?
    アメリカで日本語で話せるお友達ができること?
    アメリカでアメリカ人のように暮らすこと?

    だってね、私の感覚では、人を全く尊重できない人たちと、”友達になってもらう”必要なんてないと思うんです。You deserve better.

    少しでもかえるさんが幸せになれる方向に近づけると良いです。
    何かできることがあったら言ってくださいね。

  41. こんにちは!
    ううう。。大変でしたね><
    現在私も同じ状況に置かれ、kazumiさんのブログに励まされています。ありがとうございます。

    就労許可待ちのため、まだしばらくは無職&友だちがいない状況ですが、
    毎日外に出て町の人にチャンスが有れば話しかけています。
    2年後にはきっと楽しくなってるはず^^

    またブログ更新を楽しみにしております!

  42. はじめまして。現在ESTAで3ヶ月 のみ滞在中のMonacocoと申します。

    結婚予定のアメリカ人男性の提案を受け、日本での仕事を辞め、6月から彼と『お試し生活』をしています。

    この間、様々な思いが交錯し、同じような場面で似たような経験や環境にいらっしゃる方々は、どのようにされているのかをネットで探しているうちにこちらに辿りつきました。

    皆さんのご体験やコメントは 今の私に『癒やし』となります。 まだ一歩先の『励み』までは到達していないのですが、いずれそんな時が来れば…、と
    思っております。

    こちらに来る前、ある程度『 ココロが落ち込む 』とこもあるだろう、と思っていました。 今、そのような状態になりつつあり、危機感も抱いています。日々 自分のココロの状態を確認し、なるべくせめて落ちないように、とも努力しています。

    私の場合、

    『 この地でやって行けるのだろうか?』

    『 万が一、(理由や原因はどうあれ)うまくいかなかったら、一体自分はどうなるんだろう。 』

    という2つが不安の原因.

    やはり、言葉と文化の壁を感じています。

    もともとそれ程社交的、という訳でもなく、友だち作りも上手ではありません。 でも、この異国で、日本語という共通言語で、話し合える仲間、共有し合える場、は私にとり とても重要で必要なことだと 改めて強く感じています。

    私の今居る場所は、シリコンバレーにあり、徒歩圏内に日本のスーパーマーケット、ヘアサロン、日本食屋さん、図書館、 その他何でも揃っています。 他のエリアの方々にはお叱りを受けてしまうと思いますが、それでもそうした『 環境だけが揃っている 』とうだけでは、人は幸せや満足、というココロの平安や健全さは得られないのだということも、身をもって感じています。

    20年前、4年間のアメリカ留学を果たした時の あの生き生きとしたココロ持ち との余りの違いに、自分でも戸惑いとショックを受けています。

    そして、留学経験と日本での職場での英語使用経験だけでは、私の心情をアメリカ人の彼に伝え、理解して貰うにも限界があります。 今は未だ大丈夫ですが、将来、更にこのような状況になってしまった時の事を考えると 恐怖心が襲います。

    そんな自分に出来そうな事と言えば、実際にここに住んだら、先ずは何でもいいから仕事をすること、だと考えています。 それが一つ、自分のアイデンティティーを保つ砦 になるだろうと考えるのです。

    まだまだぼんやりとですが、『やってみたいこと』もあり(全く大それたものではありません。)、それを通して仲間ができ、共有したり … ができたらどんなに幸せだろう。。 と思ったりしています。

    どんな道を選んでも、全ていつでも何でも良いこと点・良い時 ばかり などということはきっと無いのですよね。 『いつも幸せ』が悪い事とだとは勿論思わないのですが、何でもいつでも自分の思い通り だったら、逆に、感動も幸せ感も、達成感も知らない 人生とも言えるかもしれません。。。

    かつて友人と『 もしも人間に寿命 というものが無く、ずっと生きる 』としたらどうする? どう思う? などと取り留めの無い話しをした事を 今 思い出しました。

    その時、私たち2人から出た言葉は、

    それはきっと不幸

    とうものでした。

    時間に限りがあることを知っているから、

    明日はちょっと頑張ろう、
    これに挑戦しよう
    来年は海外旅行をしよう

    … と何かを決めたり、実行したり、をするけれども、命にリミットがなければ、きっと『時間は未だ未だあるから。』と延々と先延ばしにするはず。

    気付いたときには何十年も時が経ったのに、実は何もしていなかった、幸せも感動も達成感も 何一つ 知らない、人生なんて面白くない

    という 空っぽの人生なのではないか。と。

    時間にリミットがあることが、毎日を、人生を より良いものにしていくのであれば、それはとても有り難い事なのですよね。。。

    私の今の 悩みや不安とどう向き合うか、悩みとどう付き合っていけば良いのか ー をこの滞在中に見つけ出せるかはわかりません。 でも、沢山の日本人の方々のこの地で 問題を抱えながらも懸命に日々を過ごしていらっしゃる事を知り、また、共有させていただけた事に感謝いたします。 ありがとうございます。

    ここに本当に住む事になったら、その時はまたコメントをさせてください。

    読みにくく、どなたかに不快な内容でありましたらお許しください。

    20g

  43. Monacocoさん

    コメントありがとうございます。お返事が遅れて申し訳ありません、でもきちんと読んでましたよ。

    現在のお悩みを読ませていただいて、今一番言いたいことは、「焦らないでー!!」ということです。ここにコメントを書いてくださる方達の共通点は、”がんばり屋さん”です。で、私が学んだことは、”がんばり過ぎてはいけない”こと。

    私は期間限定の滞在だったのにあんなに不安だったのが、永住するかもしれない人にとったら、本当に先が見えない不安でいっぱいだと思います。私もあの当時は本当に辛かった…でもでも、帰国した今、アメリカの方が過ごしやすかった、乗り越えやすかった、学ぶことが多かったと思う点も、ものすごくたくさんあります。

    一番は人とのコミュニケーション、そして今の私の生活から言うと、子育てについてです。そしておまけに食の安全とか、人生の可能性とか、話したらキリがないですが(笑)

    私はトータル4年間シアトルで過ごしました。その半分は辛い期間(笑)
    でも、残りの2年間で生活が劇的に変化し、そのおかげでトータルの4年間自体がステキな、一生忘れることのできない、むしろ今の私を形成するためには絶対に欠かせなかった大切な時間になりました。

    今Monacocoさんはとてつもない不安を抱えていて、でもとても賢い方なので、その不安を払拭するためにどうしたらいいかということを一生懸命に考えているんです。もちろん、自分なりに乗り越えるためにはとっても大切なことです。でも、アメリカで生活することが怖いと話す人たちの話を伺っていると、たぶん生活だけの不安ではないんですよね。おそらく、家族という存在、心が休まる場所(心のよりどころって言うんでしょうか)が安定していないことが一番その”不安”に大きく作用している気がします。

    というのも、、私は4年間で旦那さんとの間に大きな溝ができ、帰国後も、アメリカ滞在中の辛い間に全くと言っていいほど旦那さんからのサポートが得られなかったことで、夫婦関係に大きな不信感を持ち続けていたんです。ぶっちゃけますが、離婚まで真剣に考えました。つい昨年の話です(笑)
    離婚届を用意して離婚したい旨を伝え、仕事を始めました。
    業界未経験でしたが、英語力を買ってもらい、外国を飛び回りいろんな仕事を任せてもらえるポジションでした。ただその分、海外出張中の娘の保育園の送り迎え、ママがそばにいないという娘の心のケア、さらには出張中たくさんのプレッシャーで押しつぶされそうになっている自分への手厚い気遣い…旦那さんがとにかく変わったんです。今までの夫婦関係が逆転し、支える/支えられる立場が逆転しました。お互いに、お互いの立場の辛い思いなんかを汲み取れるようになったんです。

    そうしたらどうでしょう、この先何があってもきちんと一緒に乗り越えていけると確信し(頭で考えるのではなく、心が知った!という感じ)、それまでは外国に住むなんてもう絶対にしたくないと思っていましたが、不思議なくらいネガティブな気持ちが消え、このレベルアップした家族と一緒なら、むしろ場所はどこだって、生きていけるという自信が湧いてくるようになったんです。

    つい先週、シアトルに遊びに行ってきました。
    機会があるなら、また是非この地に住みたいと心から思えました。

    だから、言い方がキツかったり、気を悪くさせてしまったら申し訳ありませんが、多分、今、夫婦として、家族として乗り越えられるように、神様(か誰か)が大きな試練を与えてくれている気がするんです。私は6年かかりました。
    Monacocoさんとご主人がうまくいってないなんて言ってるわけではないんですよ。ただ夫婦って、長い夫婦関係の中に乗り越えなくてはいけないハードルがたくさんあって、”外国で新生活を始める”というご夫婦には、並々ならない努力と理解と協力が必要だと思うんです。それを一緒に乗り越えられたとき、外国に住むという不安は、驚くほど真っ白に消え去ると思います。

    とりとめのないアドバイスですみません、むしろ独り言のような体験談で申し訳ないです(汗)ぜひぜひ今の不安を上手に乗り越えて、幸せいっぱいな気持ちに包まれて過ごせる日が一日も早く訪れることを祈っています。

    いつでもコメント書いてください!楽しみに待っていますよ(^_^)

  44. こんにちは。私は日本で生活していた韓国人です。状況は逆ですが私も外国で生活をしていたという部分でとても共感しました。外国で生活するっていうのは本当に経験した人のみが理解できる難しさがありますよね。
    当時の私も辛い思いをしましたが今考えるとそれすらも懐かしく感じられて、実は今大学生ですが日本での就職を考えています。
    こんなふうに考えている今の自分がいるのが不思議で人間って変わるもんだなとか考えてますけど(笑)後で考えると辛さや悲しさ、寂しさまでもが思い出になるっていうことを常に考えて頑張って行こうと思います。 

    ブログ更新を楽しみにしております!

  45. 母子留学でフィリピンに滞在して10ヶ月が経ちました。主人は3週間に一度、日本から来て1週間ここに滞在します。友人はできましたが、愚痴を気軽にこぼせる程の仲ではないし、主人に愚痴ると逆ギレされるし、慣れない土地で八方塞がりで自分の存在意義がわからなくなっていました。

    Kazumiさんのブログを読んで、同じ気持ちで頑張った方がいる事を知り、思いきり泣きました。こんなに体の奥底から泣くなんて久しぶりです。そしたら今までモヤモヤ宙ぶらりんになって私にこびり付いていた重たい気持ちが綺麗さっぱり消えました。気持ちを共有できるとこんなに晴れるものですね。

    明日、現在私の愚痴で怒っている主人がこちらにくる日です。どのように彼を迎えるか悩んでいましたが、直前にこのブログに出会えたおかげで、笑顔で迎えられそうです。

    滞在2年まではあと1年2ヶ月あります。目標とする期間が決まると落ち着きますね。それまではもがきながら自分の存在意義を見つけたいと思います。

  46. Kazumiさま
    初めまして。
    駐在妻生活1年8ヶ月の、みちと申します。
    「駐在妻 夫 帰宅 遅い」で検索して、ヒットしたkazumiさんの文章を読んで、とても救われました。
    文章に残してくださって、ありがとうございます!!

    語学学校に行っても(学生でない限り)友達ができないこと、道行く人はドラマを求めてないこと。
    ほんとうによく分かります!このことに気づいてしまった時は、やっと見つけた手掛かりが台無しになった気持ちで一杯でしたが、今こうやって共感できて少し笑えて、自分も変わってるんだと気づけます。

    最近、自分の回りに話してくれる人が増えてるように感じています。まさに駐在妻生活から2年たった今です。

    偶然お邪魔したこのページで、残りの生活も頑張れるという自信が少しつきました!
    多分またすぐ、疲れたり塞ぎ込んだりすると思いますが、そんなときに今日の嬉しさを思い出そうと思います!

    今から、皆さんのコメントも読ませていただきます!こちらにも勉強になることが多くあることと思います。

    よい機会をありがとうございました!

  47. こんにちは。シリコンバレーにきてもうすぐ2カ月になります。娘2人は成人しているので日本に残り主人と2人だけの生活。もう私くじけそうですf^_^;
    主人は優しいです。何もしなくていいよ、来てくれただけて嬉しいよっていってくれます。それはありがたい事なんですが、私、何かがしたいんです笑
    こんな毎日自分がクサっちゃいそうで。もちろん知り合いもいませんし。週一度図書館のESLのみ。

    でも、何に一番腹が立ってるかって、グチグチ言いながら何も行動を起こさない自分。情けない。

    多分今は凹む時期。これを何度も繰り返していくんだろうな〜と。

    駐在は2年の予定。もう少し居たかったなーって思いながら帰りたいものです。

    とりとめのない愚痴、失礼いたしました🤗

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