わたしがアメリカに来た理由

アメリカ大学留学

初めまして、Koyukiです。

わたしの大学はニュージャージー州立大学Rutgers(カタカナだとラトガースだったりラッガースだったり)のNew Brunswick校。3つあるキャンパスのうちの本校です。キャンパス内がさらに5つのキャンパスに分かれていて、移動はバスで最長、端から端まで40分くらいかかるくらいのマンモス校。学生もこの本校だけで46,000人います。

 

わたしが留学を考え始めたきっかけは母でした。母はわたしにかなりアメリカの大学に行って欲しかったようで、中学入学のとき(!)にアメリカ留学を勧めてきました。ですが当時わたしはまだ12歳、大学のことなどまったく考えていませんでした。

 

中高一貫の学校に通っていたので、そのまま高校に進学するまで母はずっとアメリカの大学を勧めてきました。でもインターナショナルスクールに通っていたわけでもないので、当然まわりと一緒に普通の日本の大学に通おうと思っていました。でも英語はずっと好きで、小さいころから英語の教授をしていた祖母の影響もありそこそこ勉強はしていました。

 

その後高校1年生のときに2週間のホームステイをニュージャージーでする機会があり、初めて1人でアメリカに行きました。これがわたしのターニングポイントになります。ステイした家庭は中国系アメリカ人の家庭。とてもよくしてくれていろいろなとこに連れていってもらいました。当時は英語で会話はぜんぜんできなかったので、英語に触ることはあまりしなかったのですが、たくさんのところに行ったのでとにかく楽しかったことを覚えています。

 

日本に帰ってからのわたしはとにかく日本のすべてがつまらなく感じて(よくある「かぶれ」というやつです 笑)、母ともしばらく英語で会話していたくらいです。笑 そこで真剣にアメリカ留学を考え始めました。ここからが本当に大変だったのです…

 

まずアメリカ留学には何が必要なのかを調べるところからスタート。当時は志望校も決まっていませんでしたが、とにかくどの大学に行くにしてもTOEFLがいるということを知ります。高校2年生のときにTOEFLの勉強を始めたのですが、その内容は高校で当時習っていた英語とはかなり違いました。勉強を始めてから2ヶ月後に初めてうけた試験は59点、その後最終的に102点を取りました。

 

TOEFLの勉強をするのと同時進行でSATの勉強もしていました。SATはなかなか馴染みがないのですが簡単に言うとアメリカのセンター試験です。わたしの知る限りではアメリカで個別試験を施す大学はなくて、高校生はみんなSATの統一試験をうけます。

 

高校3年の終わりからSATの勉強を始め、最初のスコアは1300点台でした。その後高校3年生の最後のころに1730点を取りました。

 

普通の高校で、特に英語教育に力に入れているわけでもない環境の中でアメリカの大学を単願するのはなかなか覚悟がいることでした。周りから、英語だけ勉強すればいいのだから楽でいいよねと言われることも何度もありました。ですが今アメリカに来てから思うことは、やっぱりあのときがんばってよかったな、につきます。

 

勉強法や詳しい渡米までの道のり、アメリカでの生活はまたご紹介します。日本ではまだまだ留学はポピュラーじゃないと受験勉強中に感じることが多かったので、このブログがすこしでもみなさんの役に立てればと思います。 

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7 comments on “わたしがアメリカに来た理由”

  1. Masaさん、ご無沙汰してます。続編お待ちしてます!
    私は高校生の頃の留学だったのですが、同じ様にTOEFL受験したのを思い出しました。

    私はアメリカ日本と行ったり来たりで、また今年日本戻って来てしまいましたがまた五年以内にアメリカに引っ越す考えです。

  2. Koyukiさん、すみません、masaさんの記事かと勘違いしコメントを投稿してしまいました。

  3. STさん、ご無沙汰です。いえいえ、私がヘマをしてしまったんです。申し訳ありません。

    5年以内にアメリカにいらっしゃるってことは、来年も可能性があるってことですね。いらっしゃったらぜひご連絡ください。

    今後共よろしくお願いいたします。

  4. Koyukiさん、初めまして。
    アメリカの短大に通っているNi23と申します。
    今年の6月に短大を卒業し、Rutgers をトランスファー先の候補の1つとして考えているのですが、大学の雰囲気、治安はどうですか?

  5. Ni23さん
    はじめまして、コメントありがとうございます。
    わたしが通っているNew Brunswick校はもっとも大きくて治安も一番良いと思います。他のCamdenとNewark校はその地域自体が治安が悪いのであまりおすすめしません。New Brunswickでは毎週のように学校警察から周辺で窃盗などの事件に関するメールが送られてきますが生徒は誰も気にしていません笑
    常に学校警察がパトロールもしているので治安面はあまり心配ないかと思います。ただ、ダウンタウンの方や自然豊かなので森の方などを夜一人で歩くと少し危ないと思います。これはアメリカどこでも同じだと思いますが。
    とても大きい学校なので雰囲気を一言で表すのは難しいですが、とても活気のある学校だと思います。ホームカミングの時期はみんなとっても熱いです!
    もし寮に住むなら(学校に慣れるという面で最初は寮に住むことをおすすめします)、トランスファーはトランスファーで固められるようなのですぐ友達もできるかと思います。
    長くなりましたが、もしまたご質問ご相談などありましたらいつでもコメントしてくださいね。

  6. 返信ありがとうございます。Rutgersは編入先の候補の1つにしていたものの、治安の面で不安でしたので、知ることができてよかったです。ありがとうございました。続けての質問申し訳ないのですが、Rutgersではクラブやアクティビティは盛んに行われていますでしょうか?また、Rutgesは留学生に対してどれくらい奨学金をオファーしていますでしょうか?もしご存知でしたら教えてください。長文失礼しました。よろしくお願い致します。

  7. Ni23さん
    クラブやアクティビティーはたくさん行われていますよ。まずクラブに関してですが、本当にたくさんのクラブがあるので必ずと言っていいほど思いつくクラブはあると思います。秋学期が始まってすぐ(春学期にもあるのかはわからないですが)大きなinvolvement fairというイベントがあって、たくさんのクラブが集まって合同で勧誘会みたいなものがあります。そこでフリーフードやドリンクを出していたりパンフレットを配っていたりするので楽しみながらクラブに関しての情報を手に入れることができると思います。
    アクティビティーについてですが、こちらもたくさんあります。先日は学校の250周年だったのでそれのイベントがあったりしました。秋学期が始まってすぐはフレッシュマンがたくさんいるので色々なイベントがたくさんあって、もちろんトランスファーの生徒や他のアッパークラスマンも参加できます。就活に関する企業説明会やレジュメ添削のイベントもたくさんあって、いつも学校からたくさんのお知らせメールが届きます。
    奨学金に関してですが、州立大学なので税金を払っている州の住民にほとんどがあてがわれてしまっていると思います。ただわたしの周りでは奨学金というよりほとんどの人がファイナンシャルエイドをもらっています(みんなアメリカ人です)。こちらも留学生はもらえませんが…フレッシュマンだと合格と同時に奨学金の選考に自動的に入れられて、もしそれを勝ち抜けば4年間継続して奨学金がもらえますが、わたしは入学時に提出した高校のGPAが3.7でももらえなかったのでこれほど留学生への奨学金は少なくて難しいということなんだと思います。トランスファーの留学生への奨学金についてはウェブサイトに載っていないので学校のアドミッション部署に問い合わせるといいと思います。
    もしまたなにかありましたらいつでもコメントしてくださいね。

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