アメリカで玉子かけごはんを食べる方法

アメ10読者の皆様こんにちわ。KAZでございます。

ボクはアメリカの中西部にあるカンザス州に住んでいますが、生食用の食材を手に入れることがとても難しいです。

刺身用の魚が手に入りにくいというのはまあ仕方ないかとは思うのですが、日本人ならやはりタマゴかけご飯が食べたくなります。

しかし、アメリカで売っている卵は加熱調理することを前提としているので、基本的にサルモネラ検査はされておらず、衛生的にはあまり安全な食べ物ではありません。パックにも「よく加熱してから食べること。」と注意書きがしてあります。

サルモネラ菌は基本的に卵の殻に付着しているので、さっとボイルしてやればサルモネラ菌のほとんどは死滅するのですが、冷蔵庫で保存している間やタマゴを触ったりしている間に菌がほかのものに移ったりするのが心配です。
で、いろいろ調べてみた結果、生でも食べられる「Pasteurised egg」というものが売られていることが分かりました。

このタマゴは予め殺菌されている上、餌や運搬管理なども徹底してクリーンな状態を維持しているそうです。

このタマゴを売っているお店はこちらに載っています。

 

たまにオーガニックスーパーで売っている「Pasture Raised Egg」というものがありますが、

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Pasture = 牧草、Raised = 育てた、つまり「人工肥料ではなく牧草で育てたニワトリの卵」という意味なので「Pasteurised」と間違えないように気をつけましょう。

 

もうひとつ、生卵を安全に食べる方法があります。

それは、「Real egg」と呼ばれる製品です。

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これはタマゴの白身から作られた製品で、殺菌しているので生で食べられるし、タマゴの黄身は入っていないのでコレステロールゼロです。

見た目もタマゴのとぎ汁そのまんまんです。

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白身だけしか使っていないのに黄色いのは、着色料が使われているためです。

これでだし巻きを作ってみましたが、見た目も普通のだし巻きと変わりありません。

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しかし、問題の味はというと・・・

やはり所詮加工製品だからかあんまり美味しくないしパッサパッサです。

 

タマゴかけごはんはもはやボクにとって特別な日に食べるものになってしまいました。

むかしロッキーという映画でシルベスタスタローンがトレーニング後に生卵をグビグビ飲むシーンがありましたが、あのタマゴはpasteurisedだったのでしょうか・・・?

 

 

以上、生卵に関するプチ情報でした。 

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3 comments on “アメリカで玉子かけごはんを食べる方法”

  1. うぉッ

    最近全然立ち寄らないウィチタの店に売ってんじゃんか、生食可能な卵!

    これは、1パック$5でも買うしかないんでないかい。
    そんな訳で仕事帰りはスーパーへ直行だ。

  2. 豪胆さを自慢とかするわけでは全くありませんが、もう子供の頃からアメリカに移り住んでかれこれ 30年以上 普通のスーパーで一番安い生卵をご飯にかけて食べてますが、ただの一度も食中毒とかになったことありませんよ。 まあたまたま1000回程運が良かっただけかもしれませんがね。

  3. アメリカに住んで25年すき焼きの時だけ生卵を食べます。お肉につけたいので
    最初は、何も知らないで安い卵を生ですき焼きの時にお肉につけて食べてました
    何も食中毒になったことは、ありませんが気をつけてやっぱりみた方がいいのかな
    もう長年卵かけご飯食べてないです。にほんで
    子供の頃よくたべてたのがなつかしい。
    私もいい卵探してみます!!

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