アメリカに来たばっかりの日本人にありがちなこと

 

アメ10読者の皆さんこんにちは、KAZです。

ボクがアメリカに来て早4年になろうとしていますが、今思い起こせばアメリカに来たての頃はいろんなことに戸惑いました。

当時のことを思い出しながら、今回は「アメリカに来たばっかりの日本人にありがちなこと(特に男子)」について書きたいと思います。

 

すれ違う人にHiとかHow are you doingとか声をかけられるけど、全く見覚えがない。

アメリカ人は知らない人にでも気軽に挨拶します。それがわからないうちは、Ah ah ah I’m fine thank you, you?と丁寧に返してましたが、「good」ぐらいか、ニコッとするぐらいで別に何も返さなくてもいいみたいです。

しかし慣れてくると、スーパーで出会ったおばあちゃんとでも

「Hi How are you today?」

「All right. Today is very warm, isn’t it?」

「Yeah I know!! But, it seems to be snow tomorrow.」

「Oh no~~」

などといって、会話をするときもあります。

 

 

すれ違いのブロンド美女にニコッとされて「俺に一目惚れ!?」と勘違いしてしまう。

上記のように、アメリカ人は気軽に挨拶してきますので、すれ違いざまに女の子にニコッとされることがあります。だからといって別にその女性があなたのことをかっこいいと思っているわけではありません。いきなりデートに誘う度胸がある人は別ですが、素直に笑顔で返すのが無難です。あくまでも爽やかな笑顔で。

 

レストランで担当のサーバーでない人に「エクスキューズミー!!」といってしまう。

レストランでは、テーブルごとに担当のサーバーがついてくれて、その人が注文を取ってくれたり、料理を運んできてくれたり、またフォークを床に落としたときなど、すべて対応してくれます。そのサービスに対してチップを払うので、担当ではない、近くのウェイトレスにに手を挙げて大きな声で「エクスキューズミー!!」というと、ヘンな顔をされます。

 

レストランで食べ残した料理をお持ち帰りすることに抵抗がある。

日本では、食べ残したものを持って帰るっていうことはまずないと思うのですが、アメリカでは、料理がまだ残っている状態で放置していると、サーバーが「Do you need boxes?」と聞いてきます。はじめはなんだか貧乏くさくて躊躇していましたが、いまではすっかり翌日のランチです。(ていうか、アメリカの料理は量が多すぎて食べきれない。)

 

交差点で右折ウィンカーを出して赤信号で止まっていると、後ろからクラクションを鳴らされる。

州によっても違いますがほとんどの交差点では、信号が赤の時でも左からの車が来ていないときは、右折してもOKです。ただし下の絵のようなサインがあるときは右折してはいけないので気をつけましょう。

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お酒屋さんでお酒を買うときに「May I see your ID please?」と聞かれて、自分は若く見られるんだ!!と勘違いしてしまう。

アメリカでは、お酒やたばこを買うとき、またはバーやナイトクラブに入店するときは、いくら21歳以上に見えようがIDの提示が義務づけられています。なので、見た目にかかわらず見せなければならないのです。

 

日本人なら当然知っておかなければいけない日本のことについてあまり知らない。

アメリカ人と話をしていると、ふと、母国の話題になります。

「日本の原子力発電の事故は今どうなってんの?」

「モリオーガイのユキグニってすばらしいよね。」

「なんで日本人男子はみんなゲイばっかなの?」

日本のことを聞かれてウーンと唸っていると、すぐ別の話題に切り替えられてしまいます。その時の挫折感は半端じゃないので、できる限りの情報は知っておいた方がいいと思います。

 

「日本のどこから来たの?」と聞かれて、「広島だよ。」と答えても、ほとんどアメリカ人は広島について知らない。

広島が第二次世界大戦時に原爆を落とされた事は日本人なら誰もが知っている事実ですが、アメリカ人でそのことを知っている人は100人中1人いるかいないかです。

そんなとき口論したくもなりますが、お互いの歴史認識の違いを埋めるためには相当のディベート能力がないうちはやめておいた方がいいです。僕も中国人や韓国人と領土問題や美容整形についてディベートを試みて、何度も失敗しましたw。

 

今は英語が全然しゃべれないけど、2年もすればペラペラになるだろうという目論見が見事に崩される。

語学留学で渡米している人はまだましですが、ボクのように本来の仕事がある傍らで空いた時間を利用してチョコちょこっと英語を勉強しているような場合は、はっきり言って2年やそこらで英語が流暢になるはずがありません。所詮僕らは外国人なんだという意識の切り替えがどこかで必要だと思います。

 

みんな何かの話題で盛り上がっているが、何を喋っているか理解できず、抵当なところで相槌をうってしまう。

しかも、なんで盛り上がっているのか分からないくせに、周りにあわせて笑っている自分が嫌になる。

 

パスワードを三回間違えてロックされてしまい、解除するためには電話しないといけないことを知り愕然とする。

久々にログインしたクレジットカードのサイトで、パスワードを忘れてしまい適当に入力するも、三回間違えるとその時点でロックされてしまいます。解除するためにはカスタマーサービスに電話しないといけないのですが、英語を話さないといけないというプレッシャーにより、しばらく放置してしまいます。

 

なんか、思い出したらキリがないです。

皆さんの持ってるあるあるネタ、教えてください。 

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4 comments on “アメリカに来たばっかりの日本人にありがちなこと”

  1. こんにちは。私が初めて渡米した頃に驚いたことは、コーヒーショップでオーダーした時に名前を聞かれることでした。「May I have your name?」と聞かれて、なんで?と思ったのを覚えています。日本では、番号札を渡されるところはあっても、名前を呼ばれるところは、あまりないですよね。買い物をした時に、ZIP CODEを聞かれるところもありますよね。

  2. Ayaさんこんにちは。
    たしかに名前を聞かれますね。zip codeは、どこの地域からの客が多いかとか、顧客調査をするためのモノだと聞かされたことがあります。

  3. 来たばかりの頃を思い出して苦笑しながら読ませて頂きました。
    私の失敗談はアメリカ人の友達と朝食を食べに行った時のことです。友達がブラディーメリーやシャンパンをオーダーしていたので「さすがアメリカ人、朝から飲むんだ〜」と思い私もかっこつけてハイネケンをオーダーしました。知らなかったんです、こちらの方が週末の朝食やブランチでお洒落にシャンパンやミモサ、ブラディーメリーなど飲むことを… ビールを朝から飲む女性なんてあまり見かけないですよね。今思うと恥ずかしいです。

  4. Kimiさん
    そうですか? ボクはお酒が好きな女性は魅力的です。どんどん飲ませたくなっちゃいます(おぃ)。
    お酒って結局、料理に合うか合わないかなんですよね。ボクはブランチに白ワインが好きです。

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