アメリカの大学生 ビッグイベント ”アンディー・ラン”


UCLA

私事で恐縮ですが、うちには、2人大学生の子供がいます。

上がこの9月からシニア(4年生)、下がソフォモア(2年生)になります。

2人も大学生活を謳歌してるわけですが、その生活ぶりは、私が学生のころとは全く異なっています。私自身は日本の大学に行っていました。

日本の大学に通っていた私と最も違うところ、それは、とにかく良く勉強をすること。もちろん、その勉強は宿題や試験勉強なんですけどね。ミッドターム(中間試験)、ファイナルズ(期末試験)では、もう、死ぬほど勉強しているようです。悪い成績を取ろうものなら、卒業できません。なので、みんな必死で勉強しているみたいです。

 

さて、今日は、そんな一生懸命に勉強している大学生の大イベントをひとつご紹介したいと思います。それは、

 

Undie Run(アンディー・ラン)

 

アンディーと言う子が走るわけではないです(バキ!)

これは、

 

Underwear Run(アンダーウエア・ラン)

 

の略。

もう、何のことか想像つくでしょ?

このイベント、うちの子供達の話によると、ほとんどの大学で、1年に一度、サマーブレーク直前のファイナルズが終わったその日に行われるそうなんですね(普通は水曜日の夜)。

まぁ、苦しい大学生活を無事(?)終えて、気分も晴れやか、いっちょうかましたろかぁ〜!のような非常に気合の入ったイベントのようです。

 

では、詳細を…

 

話によれば…

 

簡単に言うと、

「男子学生、女子学生がアンダーウエアのまま一箇所に集まって、そこからみんな一斉に走る。」

 

まずは、アンディーランの服装。

男子学生は、トランクス一丁。ブリーフの人はそれほど多くないとか。まぁ、ブリーフは見た目がすっごく悪いですからね。男性用ビキニパンツなんてのは最悪でしょうな(笑)。

女子学生はてーと、上はもちろんブラジャー。下は、人によって違うそうで。ある人はふつーのパンティー。ある人は、Tバックとか。ケツが出るじゃないかぁ…。男どもがアンディーランどころじゃなくなるんじゃないかな。

集合場所は大学によって違うようで、ある大学では、ドームを出たところ、ある大学では、図書館の前、ある大学は、学生用駐車場の中とか。

アンディーランのスタート時間は、深夜12時。6月中旬と言えど、夜は少し冷えるところがあるので、そんなところでは、スタート前に、お酒を一杯引っ掛けていくところも。

ある大学では、集合場所までの道中に、必要のなくなった服を着ていって、集合場所でそれを脱いで、チャリティーに寄付するところもあるとか。いろいろと考えますな。

で、深夜12時に「よーい、スタート」でみんなが半裸体で走り始めます。

走る距離もいろいろですが、おおよそ、2〜3マイル(3〜5キロ)程度とのこと。結構走りますよね。スタート前のお酒が回ったりしないのか…。

大学によっては、アンディーランを禁止しているところもあるとのこと。まぁ、公共の面前で見苦しい姿をさらけ出すようなことはするなってことでしょう。あるいはセキュリティーの観点から。大学によっては、その日に警察を動員して、見張っているとか。もちろん、学生たちはその目を盗んでアンディーランをするんですけどね。

また、ある大学では、アンディーランを禁止はせず、警察を動員して、学生たちの身の安全を見守っているところもあるとか。

こんな面白そうなイベント、私も参加したかった… 

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