アメリカ企業 仕事の出来る人、出来ない人

アメリカ企業

日本の会社でも、仕事の出来る人、出来ない人、いますね。仕事をもらったら、多少の上司のアドバイスをもらって、がんがんとこなしてしまう人もいれば、逐一上司に報告して、次のステップを指示してもらわなければ進められない人もいます。

これが、アメリカ企業となると、さらにいろいろなパターンがあります。文化の違う民族が一つの会社で働いていると、仕事のやり方一つとってみても、バラエティーに富んでいます。

まずは、仕事の出来る人。

思うに、3つくらいパターンがありそうです。

>一つ目
とにかくスタンフォードとかバークレーとか出てるめちゃくちゃ頭の良い人たちで、上司が半分くらい説明すれば、後は、自分で何をやったら良いのかを理解してしまう人たち。彼らは仕事に対して常に自分なりの戦略を持っています。

たとえ、初めて与えられた仕事であっても、瞬時にして何をすべきか、何が最高の結果をもたらすかを理解してしまって、すぐに行動を起こせる人たち。

まぁ、こんな人たちは、大企業でもそうそうはいませんよね。たまーに、ふつーの大学しか出ていないのに、こんな感じで出来てしまう人っているんですよね。インド系に多いかもしれません。やはり出世も早いですね。

>二つ目
とにかく要領が良い。めちゃくちゃ良い。わからないことがあったら、まず、誰にでも聞く。聞いて自分のものにしてしまう。そして、それを他人に説明する時には、あたかも、自分が知っているかように自分の言葉で話す(これは頭の良い人にしかできないんですけどね)。

この手のタイプは、めちゃくちゃアピールが上手いです。よくしゃべる。答えがわかっていても、上司に聞きに行く。上司に聞きに行って、「やっぱりそうですか。実は僕もそう思ってたんですよ。それに....」とすでに下調べをしてあることについて、上司の受けを狙って、ガンガン話す。世渡り上手ってやつですかね。

このタイプも割りと出世が早いかな。が...結構自分の仕事と他人の仕事を分けて考えます。つまり、他人の仕事にはほとんど無関心になります。私個人的には嫌いなタイプ。

>三つ目
これは、部下に支えらるタイプ。やたら面倒見が良い。自分の時間をつぶしてまで部下の面倒を見ています。人のために時間を惜しまない人。社内のコネクションも多いので、何か困ったことが起こると、必ず助けてくれる人がいるタイプ。上司とは、まぁまぁ、うまくやっていけますが、あまり社内派閥にクビを突っ込みたくないので、出世は若干遅め。でも、社内ではいつも人気者。アジア系に多いような気がします。

さて、次は仕事が出来ない人。

2つほどパターンがありそうです。逆に言うと、こう言う人たちは切られます。

>一つ目
何でこの人が雇われたの?と思いたくなるほど、右も左もわからない人。知識がないので、自分で動けません。

上司から仕事を与えられると、まずはとりあえず自分で考えてみます。...時間がかかります。そして、てきとーにやって、締め切りギリギリに上司に提出します。上司、「ざけんじゃねぇよ!」と怒鳴りたいのですが、そんなことをしようものなら、パワハラで辞めさせられてしまいますからできませんよね。なので、怒らなくて良いように、雑用を任せます。常に雑用。

このタイプ、コネクションもかなり少ないです。なので、わからないことがあった時に聞く人があまりいません。寂しいタイプ。

>二つ目
仕事もせずに話しまくるタイプ。仕事が出来るのかどうか不明なくらい、自分の仕事お構いなしに、しゃべりまくる。一日の半分以上は話してます。つまり、人の仕事を邪魔してまで話す。迷惑な人。

このタイプ、人前に出すと結構良い仕事をするかも。自分の知らないことでも、てきとーに話してしまいますから、危険と言えば危険ですが、当たればOK。

差別をするわけではありませんが、このタイプ、白人に多いような気がします。

私の知っている日本人の場合は、出来るタイプの三つ目が多いと思いますね。皆さん、コネクションをたくさん持っていらっしゃいます。

さて...私は今の会社でどこに当てはまるでしょう...(笑)。 

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2 comments on “アメリカ企業 仕事の出来る人、出来ない人”

  1. わかります〜〜〜!!!

    仕事できる人の2つめ、見たことあります。
    人なつっこくて、いい人なんですが、仕事になると他を踏みつけてでものし上がるタイプで、かなり引きました。
    そのくせ、頭脳自体はそんなに高くないとの評判。
    あまりそばに寄りたくないですね。仕事も一緒にしたくない。

    仕事できない人の1つめも見たことあります。
    チーム全員が、「なんであの人が雇われたの?!」って思ってました。結構図太い神経の持ち主なので、自分からは辞めませんね。笑
    そして締め切りギリギリで「やっぱりこれがこうだったから・・・」っていう言い訳とともにできないことを宣言。他人に迷惑がかかる。
    マネジャーの頭痛(か胃痛)の原因なこと間違いなし。

  2. Erinaさん、コメントどもです。笑...実は、この例、すべて、私の周りにいる人たちを思い浮かべながら書きました(爆)。

    マネージャも3つくらいタイプがありますね。仕事の管理も人の管理もできる優秀なマネージャ。仕事(プロジェクト)の管理はうまくやるけど、人の管理がうまくできず、結構敵の多いマネージャ。人の管理がめちゃくちゃうまく、取り巻きがたくさんいるけど、プロジェクトの管理があまりうまくなく、取り巻きに支えられているマネージャ。

    私としては、やはり人をうまく管理できるよになりたいですね。そうすれば、おのずとプロジェクトの管理もうまくいくようになるものです。

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