アラフォー男子の米国婚活 (4)

周囲で近年ご成婚に至ったアラフォー男子達の婚約指輪事情。

 

聞くところによると、30-50万が値段の幅。一人、昔のバンド仲間に百万超えがいたが、そいつの話は全然参考にならん。無視。

 

ただ、中には「最初から婚約指輪はやめて、ペアのネックネスにした」というのもいる。「あ、そういう道もあったか…」と思わされる。

 

そういうことに関して、発想というか、まったく頭の中に浮かばない俺。

ま、こういうことに鈍臭いから今の今迄ご縁がなかったということもあるな、と反省。

 

つい春先、ドラムセット(余談:DW社製、太鼓4点)に大幅値引きで大特価だったので、$2,300注ぎ込んだばかりだったが、相場で言うと、そこを超えないと相手に失礼だよな、とは何となく思う。

 

日本のブライダル関連サイト(遂にこんなものまで見てしまうとは…)にも、30-40代の婚約指輪の相場が大体その辺とある。

 

ふむ。

 

というか、実際どんなものなのか。

 

一人で「あーでもない、こーでもない」考えていても仕方ないので、とりあえず近くのモールに行くことに(※他にも宝石店は山ほどあるのだろうが、モールに行けば必ずあるという乏しい発想から、この展開)。

 

—–

 

平日昼間に立ち寄った店先には、イチャイチャなラテン系カップル1組と、たぶん同年代であろう男性1人がいる。両方とも、もう用事が済み、商品を待っている状態のような、プラプラした状態に見える。

 

買い物が実は結構苦手で、ウィンドウショッピングとかも普段から一切しない自分。この「様子を見に行く」がやたらぎこちない。

 

指輪は、値札が見えないように飾られていて、値段幅から何かを見つけるということができない感じ。

 

しばらく店員から声をかけられるまで、一人でガラスケース内をちらほら見ては、「(個人的に)イメージとして、これとかが彼女らしいな…」と想像を膨らます。

 

—–

 

「Hi, how may I help you today?」

 

店員のおばさんから声をかけられ、顔を上げる。事情を説明し、目をつけた品物数点をケースから出してもらい、見せてもらう。

 

指輪自体に色々と装飾された所謂ゴツいものがあれば、石部分のカットにより光り方が異なるものもある。指輪にも色々なスタイルがあり、石も複数にするのか単体にするのか、色々ある。

 

ただ、思ったのは色々見ていると、無知なりに(好みから)方向性が定まる。

 

「これは?」

 

見せてもらうと、お値段$7,000!

無理ッ

 

「…うーん、じゃ、これは?」

 

今回はそうでもない(それでも十分高額だが)。

 

「What do you think?」

 

店員が自分の指にはめて見せてくれたりするが、逆にイメージが湧かなくなるからやめてくれ、みたいな…

blog4

その後さらに数個を見ていると、各指輪の仕様証明書みたいなものが付いたものもあることが発覚。石は何キャラット、大きさ、指輪は何金、などなど。

 

電化製品とは全然違うのだが、そういう書類を一度見せてもらうと、なぜか「証明書が付いたもののほうが安心」という訳の分からない境地に飛んでしまうもの。

 

「…じゃ、これにします。」

 

こんな大切な買い物をするのに、実は昼休み中に来ていたのだが、意外とすんなり納得の品を見つけ、すんなり決めてしまった。前述のドラムセットよりは無論高く、だがローンにしなくても良い金額。よしよし。

 

周囲の諸先輩方のご助言もあり、結婚指輪自体は、比較的安く仕上げてしまったが、さて彼女はどのような反応をするのだろうか。

 

もう一つ、実は彼女の指輪のサイズというものを知らなかったのだが、アメリカはサプライズで婚約するケースが多々あるため、一般的に指輪のサイズは大きめに作ってあり、皆さん後日(嫌なサプライズがない限り)カップルで来店してサイズ調整の注文するらしい。作業には約2週間必要だとか。

 

—–

 

さて、後は肝心のXデーをいつにするかだが… 

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