ダイエットは明日から

去年と同様、「九月の帰省」が無事完了。

たった11日間の滞在中に、日本の「世界一」のサービス、焼肉(二回)、寿司(三回)、ラーメン(4杯)、手打ちうどん、新宿で小龍包と中華そば、居酒屋(三回)、牛丼、モンブラン(そろそろ秋だしね)、パン各種、豆腐色々(毎日)、台風18号、スーパー銭湯(二回)…

遣り残したことも星の数ほどあるが、とりあえず体力が許す限り、数え切れないほどの色々を満喫。連日ほぼ四食以上を網羅してたし。

毎回日本に帰ってまず思うのは、日本のお米の美味しさ。

アメリカで出回っているお米は、コシヒカリ銘柄とかでも所詮はカルフォルニア米。日本では「かぶせ」と呼ばれる、所謂水田ではない畑で作られているため、味はもちろん、匂いや粘りも違う。

ちなみに日本国内と違い、「冷めてから」のことは考えられていないため、冷めると臭ったり味は落ちる。て、ここは日本人には重要なのよね、おにぎりしたりするんだから。

あとパンと牛乳。

焼きたてのカレーパン、コーンマヨネーズパン、あんパン行ってから、食パン。

「なんでこんなにフワフワなの~」

感動して四つん這いで男泣きする。

昔から吉野家派だが、実家近所のすき家に入ると「カレー押し気味」のためか、牛丼のサインを見かけなかったな。

「並、卵で。」

入店しながら注文すると、着座とほぼ同時、最低20秒以内に出てくるという日本の牛丼チェーン店。サービスの徹底に相変わらず感心しながら、「ポークカレー大盛りと温タマ」という隣のおじちゃんの皿に目が行く。

日本は美味しいものだらけだな。

何が凄いって、200-300円台のグルメの層の厚さ。質高過ぎ。

「最近ラーメンが流行り出してる」という噂のアメリカのラーメン(NY、CAとかに限るらしい)。日本から出張でちょくちょくアメリカに来るリーマンの友人の話によると、「あれはアメリカだから許されるレベル」と言う。

こっち来て怠けちゃいかんだろ。

ブツクサとオジちゃんトークを吐きながらズオーと麺をすする。

前回一年前から変わり果てた、東横・渋谷駅。

四苦八苦しながら、地上に出ると、すでにハチ公前に辿り着くのは不可能なくらいに、まず景色が違う。

スクランブル交差点を行き交う人の多さも、前より多いような気がする。

なんだかんだ、新宿と銀座、有楽町など、結構行ったが「もう東京は無理かもな」とかも頭に過ぎる。

朝から晩まで人の波は途切れない都心での用事を済まし、「さて少し落ち着きたい」と地元横浜で下りるが、再開発で変わり果てた駅周辺に少し迷ってしまう哀しい今の俺(生粋のハマっ子なのに)。

客引きが「いかぁっすかぁ、いかぁっすかぁ」とチラシとティッシュを配る中、周りを歩く人達と肩をぶつけながら前進。立ち止まると後ろの人がぶつかってくる。携帯に目が行ってるから。

桜木町みなとみらいも凄いな。電車の中からだけで下りなかったけど。

中華街。

みなとみらい線ができて完全観光地化しちゃったら、粗悪なバイキング店が中央通りを占めちゃって、昔よく通ってた端っこのほうの小さいお店が潰れだしてしまったらしい。大好きだったお店達はまだ生きてるのかな。今回は立ち寄る時間も体力もなかったな。残念。

年齢的なものもあるが、帰省をするたびに「まだこれはあるかな」という昔自分がいた場所の確認をしてしまう。

幼稚園入る前から通ってる近所の商店街の和菓子屋。

80代突入でろれつが回らなくなってるけど、まだまだ味は健在の親父さん。勘定するとき、まだソロバン使いながら「今なにしてんの?」と聞いてくる。

「あら、そう。へぇ~」

腰悪くしてから週三回くらいしか店開けてないらしいけど、全部が相変わらず美味し過ぎて涙が出そうだった。今回も二回行ってしまった。

実家のご飯、漬物も味噌汁も文句無しに美味しかった。

「最近赤味噌と信州味噌、あと白味噌も混ぜんのよ。」

あ~、やっぱそこまでしないとこんな味になりませんか。

お母さん、ありがと。また一年後に帰ります。まだ痛いとこないって言ってたけど、あんま遊び過ぎないように。

さて、毎回のことだが、楽しかったな。

食い過ぎたな。飲み過ぎたな。

ダイエットは明日から。
1272548_656038117739799_345607346_o 

Visited 15 times, 1 visit(s) today

2 comments on “ダイエットは明日から”

  1. Tatさん、こんにちは〜 秋葉原のフェアではお世話になりました!

    早速ブログ拝見しましたよ。私も日本では、食、買い物、銭湯を大満喫して本日カリフォルニアに戻ってまいりました。

    本当、日本の食ってすごいですよね。でも今までは、「こんなに美味しくて、こんなにサービスよくて、こんなに安い〜」とヘラヘラ喜んでただけだったのが、今回の帰国では「何でこんなに美味しくてサービスも素晴らしいのに、こんなに安いんだ?」と今更ながら質と料金の「ズレ」みたいなものに疑問を感じでしまいました。安いけどヤバイ食材使ってたりするのかな、とか、店員のおじちゃんの給料きゅうきゅうでやってるのかな、とか。

    あとは、不景気だとか消費税あげられたらたまらないとか言われてる割には、みんな本当によく買い物するな、と(笑)。消費に勢いがあるのはいいけど、カリフォルニアの田舎で本当に普段食材とかしか買わない生活を送ってたりすると、そんなところの「ズレ」にも気になったりして。

    とはいえ、今回の帰国もやっぱり楽しかったな〜(って一応仕事ですけど)。私も明日から節約とダイエットです。

  2. Chiさん、ほんとにそうですよね。
    ただ、牛丼、カレーとかは原価率低いらしいですよ(ラーメンとかに比べて)。お肉もアメリカでクズとして扱われる部位をリサイクルする感じで取り引きが始まったのが原点らしいですし。効率と回転率を徹底した結果成り立つビジネスと、小谷さんのワールドビジネスサテライトでやってました。

    とはいえ、間違いなく「あんま体に優しくない」調味料は使われてそうですね。あと「みなし残業」とかで店長とかをこき使っているのもあるでしょう。

    僕は一言、「ごちそう様でした」と帰り際に放つだけでアレですが。アレ。

    僕も本当に来年に備えて、ダイエットはもちろん、節約ですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です