レイオフ後に無職でいられる時間

先週、少し色々な仕事をする人たちと話す機会がありました。

私の友人、アレックスはファイナンシャルアナリスト(金融分析)の仕事をして15年。しかしこの不景気で去年一度レイオフされ、仕事のない期間が数ヶ月ほどありました。

 

今回、久しぶりに話をすると、彼は現在、某Q社で働いているとのこと。

彼は無職の期間に、Project Management Certificateという、プロジェクトマネジャーの資格やテスト、セミナーなどを受け、スキルを上げると同時に、ネットワークを広げる作業をしていたそうですが、その時に出会ったある課長(または部長)クラスの女性と話をしたそうです。

 

その女性曰く、「6ヶ月以上無職の人は、雇わない」そう。

 

この不景気で職を失った場合、長期(彼女の場合は6ヶ月)で無職というのは問題視されるらしいのです。

 

この友人のアレックスのように、無職だからといって国から支給される無職手当(Unemployment Insurance)に頼らず、スキルを上げていたりしている場合は別ですが、次へのステップを準備していない、と見込まれた場合は、ネガティブな印象になるよう。

または、私は二人目の子供の出産を機に、1年半ほどフルタイムの仕事から離れていましたが、それも理解ある職場と上司のおかげで復帰に至りました。

 

 

もちろんこの彼女の言葉が全てではないし、当人のアレックスも「これは語弊を招く言い方だけど・・・」とは言っていましたが、理解できる部分はあるな〜と思いました。

 

この不景気のあおりを受けて、仕事を失い、そして求職も難しい。

何ヶ月も「求職→返事が来ない」というプロセスを繰り返していると、誰だって疲れてくるし、絶望だってするものです。

 

しかしそれでもあきらめないで、何か次につながることを探して実行していく、そういう強さを企業は見たいのかもしれません。

自分でビジネスを始めるのも手、学校に行くのも手、仕事を選ばずに給料を得るのも手です。

 

私は今回の求職中、3週間で100通以上のレジュメ&アプリケーションを出しました。(方法はこの記事で)

そして3週間経っても誰からも返事が来なくて、「やっぱりダメかも・・・ちょっと休もうかな」という気持ちになった、そのときのことでした。

一通の面接希望のメールが。

それが今の職場の上司からのメールでした。

 

そしてその後、数週間内に立て続けに2, 3本の電話が入ってきました。それも電話面接を行うためのもの。

その時にはすでに今の職場に決まっていたので、丁重にお断りしましたが、「こんなことってあるの?」と思った瞬間でした。

 

 

 

この不況は誰にでも平等に起こっています。あきらめず、がんばりましょう!

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