入国審査

Yuki
09/27/2011

はじめまして!今日からアメ10ブログに参加します、Yukiです。

2009年からサンフランシスコの辺りに留学してきて、今年、やっとコミュニティ・カレッジが終わって、州立大学へトランスファーすることができました。卒業までにはまだまだかかりそうなので、気長にお付き合いください。

本日は、私が犯してしまった留学前に学校探しに来たときの恐ろしいイミグレ体験についてお伝えしたいと思います。

 

留学前、私は日本で少し働いていました。不純な理由もありますが、海外で勉強してみたいと思い立ち、思い切って会社を辞めて留学準備を始めました。

留学先はアメリカ西海岸に絞り、現地へ行って自分の目で見てから学校を決めようとビザなしでアメリカに滞在できる90日間でいくつかの学校を見て回る計画を立てたのですが、そこからして大間違いだったようです。

サンフランシスコから南下して、ネバダ、アリゾナくらいまで学校巡りをするつもりでサンフランシスコの空港へ降り立った私を待っていたのは、恐ろしい入国審査 – ミグレーションです。

3ヶ月の長期滞在の計画を立てる中で、うっすらと入国審査の厳しさは知っていたので、自分が答えるべき内容をしっかりと覚えて挑みました。

入国審査の窓口。私の前に並んでいた人のときはとても和やかだったので、私もすぐに終わるだろうとヘラヘラと進んでいって、パスポートと航空券を見せた途端に形相が変わったのが判りました。

入国審査官:「3ヶ月間、何をするの?」

私:「旅行です。」

入国審査官:「旅行なら1週間でいいんじゃないの?」

私:「アメリカは広いので、1週間では足りないと思います。」

入国審査官:「誰と?」

私:「1人です。」

入国審査官:「そんなの信じない。本当は彼に会いに来たんでしょ?」

30分程、こんなやり取りが続きました。

よく考えてみれば、女の子が1人でアメリカを3ヶ月も旅行するなんて、怪しまれても仕方ないですよね。

そしてこの後、私は別室に送られて、そこから1時間程同じようなことを質問されました。

そのオフィサーは早く帰りたかったのか、途中で質問するのが面倒になったようで、パスポートにハンコを押してくれたのですが、その横から来た別のオフィサーが

「何で入国させるの?」と突っ込んで来た時は、強制送還を覚悟しました。

結局、ハンコを押してくれたオフィサーが、私が持っていた空港からホテルのシャトルバスの予約券をもう1人のオフィサーに見せて、「恋人がいるなら空港へ迎えにくるでしょ」等と説明をしてくれたおかげで、何とか入国することができたのですが、これ以来、私はイミグレが怖くてなりません。

この3ヶ月の間に知り合った日本人の女性から聞いた話では、空港で強制送還されるケースは結構あるそうで、彼女の恋人が日本から彼女に会いに来た際、パッケージツアーだったにも関わらず、空港で日本に送り返されてしまったそうで、それ以来、アメリカには来る事が出来ず、彼女が日本へ会いに行かなければならないと言っていました。

 

 私はこの3ヶ月の間にいくつかの学校を訪れ、色々と質問するつもりでいたのですが、いくつかの学校では、ビザなしの私がカウンセリングに来るのは違法で、他の学校にも話を聞きに行くのはいいけど、記録は残さないほうがいいと言われ、ビザ申請時の注意事項等を教えてもらいました。 

 

ただ漠然と、アメリカに留学しよう!と思い、留学は誰にでも出来ると思っていたので入国審査やビザのことがシビアだと気付けてよかったと思っています。将来長期でアメリカに来ようと思っている方は、学校のことだけでなく、お国事情など、しっかりと下調べを することをおススメします。 

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7 comments on “入国審査”

  1. バンクーバーでは、「野球選手だから夏の間滞在。」
    そう言うと別室に連れて行かれました・・・
    が!アメリカでは同じ返事で
    「ワォ!帰ったら家族に自慢しなきゃ~」で終わり(笑)
    カナダは観光、USのビザは確かに違ったんですが
    お国柄ですよね。

  2. YUKIさん、はじめまして♪
    そうですね。
    観光で簡単に遊びに来れる国だから、入国審査のシビアな現実を知らない人は多いですよね。
    私も別室送りになった仲間です~。そのときは単純に私のミスで、白色のI-94を提出しなければいけなかったのに、緑色のI-94に記入して提出してしまったからでした・・・。色が違うだけで実は大きな違いがあるなんて、そのときは知りませんでした。。。
    入国できるかどうかは入国審査官の判断次第。
    とりあえずYUKIさんもMarlboroさんも私も、入国できてよかった~。

  3. Yuki さん、初めまして。やっぱり、アメリカは、学生でも911以来、かなりチェックが厳しくなっていると思います。私も、2度目の語学留学の際は、ビザが取れるかどうか不安で、ビザ面接の時、わざと英語が分からない振りをして、日本語でやってもらいました。
    私の友人は、アメリカではないのですが、イギリスへイギリス人の彼とバケーションへ行った時、入国審査で、このまま長期滞在するのではないかと、疑われ、彼と引き離され、彼女だけ日本へ帰されたという話をききました。Yukiさんも、無事、入国できてホントに良かったですね。

  4. Marlboroさん、Maki-Kさん、ayaさん
    はじめまして。

    入国審査が厳しいのは、アメリカだけではないんですね。
    それに、入国審査官の判断次第というのも怖いところです。
    みなさん、入国できて本当によかったです。

  5. Marlboroさん、こんにちは。担当にもよるみたいですよね。たまにめちゃ愛想の良い人もいたりします。

    業務連絡:メールください。お話したいことがあります!

  6. みなさん、イミグレでドラマティックなことを体験してるんですね!
    私は引き止められたことも、別室に送られたことも、全くないので、かなり甘く見てました・・・。
    カスタムで没収されたものもないし。うちの親はシチューのルーを没収されたりしてました。(私用だったのに!!)

    確かに担当者によるところはかなり大きそう・・・その日の気分とか。笑

  7. 私もそう言うことはまったく経験したことないですね。ロンドンのヒースローからシカゴへの便に乗るときに、結構長々と質問をされてくらいで、別室に連れて行かれたりとか、何かを没収されたこともありませんしね。幸せかも。

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