暴露します メンターのチカラ出版物語 ー 導入編

メンターのチカラ

「メンターのチカラ」と言う本をご存知でしょうか。日本のミラクルマインド出版から出版されている自己啓発本です。

 

今日の投稿の内容は、このブログの趣旨を逸脱しているかもしれません。ネタがなくなったからって言うわけじゃないんですが、つい最近、モチベーションについても書いていいんじゃないかと考えましてね(もともとそんな話も昔このブログでしてましたから)。なので、今日はこれでいきます。興味のない方はスルーしてください。

 

今日は、この本を出版するまでの裏話をちょこっとお話しようと思います。続き物になるかもしれません。かなりもったいぶって書きます(ネタが無いだけじゃん…笑)。

 

この本、私にとってはかなり思い入れがある本です。出版までに本当にいろいろなことがありましたからね。

もともと、サンディエゴで出版社を立ち上げたのは、この本を出したかったからと言っても過言ではありません。

「サンディエゴで出版社を立ちあげて、なぜ日本で日本語の本を出版?」

なんてことは気になさらずに。それはまた後でお話することにして…。

 

この本、実は英語版、つまりオリジナルがあるんですよ。本の表紙にも書かれていますが、The Power of Mentorshipって本なんですけどね。まぁ、日本語タイトルがまんま英語の翻訳になってる…ってことは気にせずに…。

 

このブログの昔の投稿をご覧いただくとわかるのですが、実は、The Power of Mentorshipを出版してる人は、私の師匠、英語で言うと「メンター」なんです。ドン・ボイヤーって言うんですけどね。ドンについても、このブログを探していただければ、どこかにいろいろと書いています(笑)。彼、牧師でもあるんですが、アロマセラピーサロン、出版社、映画製作、ライフコーチなどなど、まぁーほんと、いろいろなことをやってる人なんですよ。もちろん、何人かのメンターもしてるみたいなんですけどね。

 

で、彼が私のメンターになるきっかけが、私がこのThe Power of Mentorshipの翻訳権と日本で販売するための販売権を彼にもらうことだったんですよ。つまり、私はもともとは、彼が英語圏で出版しているThe Power of Mentorshipの翻訳版を日本の皆さんに読んでいただきたかったわけで。

ま、それは良いとして…。

 

最近彼と話すと、たいていこの話になるんですけどね。笑い話。

「ドンは最初は冷たかった。」

「Masaはがんばった。」

みたいな。

 

私が彼に最初にコンタクトした時、ま、販売契約を結びたいってことを伝えたんですけどね。そしたら彼、

 

「忙しいので、そんなこと考えてる暇がないんだ。悪いけどできないよ。」

 

って感じでした。で、加えて、

 

「もし、どうしてもって言うんなら、契約金を払って欲しい。そしたら考えよう。」

 

と、私にとってはかなり法外な金額を突きつけられました。はっきり言ってその額を聞いた時には、自分の顔から血の気が引いていくのがわかりました。多分、顔色めちゃ悪かったんじゃないかな。髪の毛は逆立ち、鳥肌で肌もボロボロだったかも。まぁ、それほど大きな金額を言われたわけで。多分、彼としては、その程度の金額を出せば、私が引くだろうと思ってたんでしょうね。

 

でも、私の「何としても日本でこの本を出版したい」と言う気持ちは収まりません。なので、ちょっと作戦を微調整して、もう一度彼にコンタクト。

今度は、彼を思い切り持ち上げ、さらに、「日本があんたを必要としてるんだー」みたいなことを話しました。そして、正直に、

 

「あの契約金は私の予算を大幅に超えているからとても払えません。考えなおしていただけませんか。」

 

と伝えました。そうしたら、彼曰く、

 

「そうか…、まぁ、そう言うことだったら、少し考えてみようか。じゃぁ、このくらいだったらどうだ?」

 

と提示してきた額がなーんと、最初の額の半分。

 

「おいおい、この差は何なんだ」

 

と言う感じ。でも、半分と言っても、まだ私の予算を大幅に超えているわけで。しかたがないので、予算オーバーで払えないと言うことを少し匂わせながら、

 

「そうですか…、少し考えさせてください。正直、まだ予算オーバーなんです。私にとっても、あなたにとっても、すばらしいチャンスになると思うんですが。」

 

と話し、後日連絡することにしました。ドンが契約金をディスカウントしてきたことで、日本での彼の翻訳本の出版に対して、彼の心も動いているってことがわかったんですね。なので、私としては「もうひと押しだ」と言う気持ちがありました。

 

で、数日後、これが最後のつもりで彼にコンタクト。これでダメだったら諦めるしかないかと考えていました。契約金交渉(笑)。でも「多分ゲットできる」と言う自信は心のどこかにあったと思います。

 

「あのー、いろいろと考えたのんすが、やはり私にはここまでしか出せません。これを飲んでいただけないのなら、あなたにとっても私にとってもすばらしいビジネスチャンスを逃すことになると思っています。でも、それはやむを得ません。私の力が足りないと認めて、諦めるしかありません。」

 

と、最後にもう一度、彼を持ち上げて、そして、彼がどう出るかを待ちました。そうしたら…(彼が私に言ったことをそのまま書きますね)、

 

「Masa、君の控えめだけど、情熱に満ちた言葉に感動したよ。君の提示した条件を飲むことにする。契約書を作るから少し待ってくれ。」

 

正直、この言葉を聞いたときは、飛び上がりました。

 

「情熱と行動力さえあれば何でもできる」

 

と言う言葉を身を持って体験したってわけです。

 

で…

これがきっかけで、ドンとの付き合いが始まり、月に一度くらいのペースでドンに会いに行き、人生について、ビジネスについて、人との付き合い方について、などなど、多くのことを学ぶことができました。

そして…

ドンにメンターになってもらいながら、日本向けのビジネスを始めることになったのです。

 

では、この続きは次回と言うことで。

興味がなかったらスルー…と言うことでお願いします。 

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