結婚ビザ面接

          

みなさんの中にも、何人か国際結婚されている方がいらっしゃいますが、私も新米ながら、国際結婚2年目になりました。Spouse Visaを取得する際、たくさんの書類の審査があり、そして、面接があります。この面接は、国籍や、人によって質問されることが違うと聞きます。面接をする前に、いろいろな経験談を聞きました。日本人の友人で、アメリカ人と結婚した人から 聞いた話では、「ご主人のはみがきの色は…」「ご主人が、今日はいているパンツの色は…」など、とても細かい事を聞かれたそうです。それは、二人が本当に一緒に生活しているかということの、確認のためだそうですが、彼女もまさか、そんなことを聞かれるとは思っていなかったので、戸惑ってしまったそうです。

別のカップルの話では、トルコ人の女性とアメリカ人の男性のカップルの話。「家のカーペットの色は」と聞かれた彼女は、「ワインレッド」と答えたそうです。しかし、別室で面接を受けていた男性の方は、「パープル」と答えたそうです。他にも、かなり細かい質問をされて、このカップルは、ビザ審査を落とされてしまいました。弁護士さんを雇っていたので、この結果に抗議をして、結局 最終的に無事ビザを取得できたそうです。

私たちは、このような話を面接の前に聞いていたので、面接当日は、朝、主人の下着の色をチェックし、お互いの家族の名前なども間違えないように、事前に質問をし合って練習をしたりしていました。そして、本番。面接官は女性で、私たちは同じ部屋に通されました。私は、本番に強い方なのか、割とリラックスしていたのですが、主人が緊張しまくっていて、聞かれてもいないことをベラベラとしゃべる始末…。質問は、二人にされるのかと思いきや、ほとんど私が対象で、「ご主人の職業は?」「住んでいるところの住所は?」「ご主人の生年月日は?」「知り合った場所は?」「どうして結婚を決めたのか?」など、とても基本的な質問ばかりで、なんだか、あんなに練習したのに、いっさい 細かい事は聞かれず。提出しなければいけない、書類などもたくさんあって、それも苦労して揃えたのに、あまり見ている様子もなく、二人で撮った写真や、国際電話の記録なども証拠として提出したのですが、それも見もせず、あっさり合格しました。

噂には聞いていたけど、やっぱりビザ審査には、国籍は大きく関係するんだなと、つくづく思いました。実際、南米の人や、東南アジアの人は、難しいと言われています。移民大国アメリカでは、仕方がないのかもしれませんが、国籍で判断はしてもらいたくないものです。

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