自分の国が一番!になる

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こんにちは、Tomomiです。

仕事がバタバタしていて、書くのが久しぶりになってしまいました。

忙しくてイライラしているせいか、最近よく家族と議論になることが多いです。議論というか、ちょっとした言い争い。

その言い争いはというと、いつも、

日本 VS アメリカ

まあ、これははっきり言って避けた方がいいんですが。

自分がもっと折れる性格だったら…と思います(汗)

日本から離れて海外にいると、若い頃はその文化に溶け込んで「日本ってさー↓」みたいに心が海外かぶれして、日本の欠点を探しては文句を言ったりしませんでした?

しかし30代後半になると、今度は逆に日本の良いところをどんどん感じるようになり「日本ってさー↑」という美点ばかりを言うようになりませんか?

今、まさに私はそんな状態です。昔、海外かぶれしていたのは何だったんだろう?と思うくらい I LOVE JAPANになっています。

そんな中、我がファミリーはアメリカ人の中のアメリカ人!と言える、アメリカという国にとても誇りを持っている人たち。(当たり前かな)

例えば、私がアメリカの高額な医療保険に対しての不満を話すと「日本だっていつかはそうなる」「日本の年金制度は絶対に崩壊する」など「日本は〜」というネガティブな見解をどんどん出されるのです。

もちろん、先に私が「アメリカは〜」というネガティブな見解を話したので、自業自得なんですが。

それがどんどん進んでいくと、被害妄想なのか、日本に対する文句に聞こえてくるのです。

だったら、黙ってられないぞ!と私も反論、というか説明のつもり。

でも、こういうやり取りって終わりがないんですよね。お互いの価値観で、お互いの国の文化の理解できない部分を議論し続けても、わかり合えないのが当たり前です。

私の中では議論なんですが、主人から見ると、それはもう言い争いだと言われました。

お互いの文化が背景にあるので、わかり合えない部分は絶対にあります。そこは諦めるしかないと思います。でもなぜ?諦められないんだろ?

日本に住んでいた頃「そんなに日本が嫌いならアメリカに帰れば?」と主人に言ったことがあります。逆にアメリカに来てから主人に「そんなにアメリカが嫌いなら日本に帰れば?」と言われたことがあります。

それを言っちゃうと、国際結婚は機能しないわけで、お互いが理解できない文化の違いをどう乗り越えるかにかかってくるわけです。

国際結婚をしているみなさん、どうやって乗り越えていますか?

お互いの国の文化の中に、リスペクトできる部分を持たないと難しいと思います。

最近主人に「アメリカで、これはいい!と思うことあるの?」と聞かれ、

日本と違い、年齢にとらわれずチャンスがあること

と答えました。

 

みなさんの、アメリカで「これはいい!」と思うことは何ですか?

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11 comments on “自分の国が一番!になる”

  1. 国際結婚ではないですが、両国で仕事(バイト等含む)を経験して思いますが、社会人になってからはアメリカのほうが間違いなく生活/労働環境は良い(やり易い)と個人的には強く感じます。

    比較すると、こちらは極端な競争社会で、激しい学歴社会なので、そこに辛さを感じる人もいるとは思いますが、そんな人にも教育への門戸が開かれてますし(やる気あれば年齢や経済環境を問わず)…

    日本の保険制度、確かに今は安いのですが、ヤブが多いのは制度上の副作用だったり、これから僕らは介護保険の支払いが始まる世代だし(これから、また値上がるらしいね)、消費税は上がり続けるし…

    やはり移民を受け入れない国なんで、日本はやはり色々に対しての視界がまだ狭いのかな、と感じる時も多々ありますし(ま、そういうもんだ、と流せるんですが)。

    日本、アメリカのそれぞれの良し悪し(てか、好き嫌い)は年齢と個人の環境により変化するといいますか、たぶん日本の好きな所は在外邦人ならほとんど皆さん共通してると思います。はい。でも一旦レールを外れた僕に、帰らせてくれる環境はたぶん見つかりにくいのだろうし、都営地下鉄とか朝のラッシュに乗りたくないし(ま、CAにも大渋滞がありますが)…

    老後、下手すると和食で毎朝を迎えれないアメリカの食卓は厳しいかも知れません、確かに(もっとこれから、かゆいところに手が届くように発達するんでしょうが)。

    なんて、コメントしながら結局まとまらないという。

    住めば都に早くなれると良いですね。

  2. うーん、私は日本で生きにくさを感じて飛び出してきた人なので「日本大好き」じゃないんですよね…アメリカに16年ぐらい住んでいますが、これだけ離れてみてやっと日本の良い所も嫌な所も受け入れられるようになったかなと思います。夫はその辺の事情を知っているので、アメリカの制度について私が文句を言っても聞き流してくれます(笑)
    私も夫とアメリカの医療制度について話すことがありますが「あなたと一緒に憤っている」「夫婦としての共通の問題(老後のことを考えると(笑))」という態度でいると喧嘩になりにくい気がします。
    それと、アメリカの制度について文句を言う時は日本の嫌な所もセットで話すかアメリカの良い所とセットで話すようにするとか。
    あとは、何かにつけてアメリカの好きな所を伝えておくと「大好きだからこそ、ここ(医療制度とか)は許せない」という風に相手には伝わるのではないかと思います。それなら喧嘩になりにくいのでは。
    アメリカでこれはいいと思う所ですが、私はアメリカの子育ての環境が好きです。たとえば、男の人も子育てに責任を持つところ。父親が育児休業を取れるし、仮に離婚なんてことになっても父親としての責任を全うしなきゃいけない制度になっているし。それにママ友なんて変な関係を気にしなくていいし。子供の教育でも「出来ないところを改善する」のより先に「出来る所を伸ばしてあげる」方に注目するところが好きです。自分で考えること、それを人に伝えることを重要だと考える教育姿勢も好きです。
    他には、群れないとことか。まだたくさんありますが長くなるので割愛。
    逆にアメリカの嫌なところ、これもたくさんあるので割愛(笑)

  3. こんにちは!
    Tomomiさんの気持ち良く分かります。私も初めの2年は全く同じ気持ちでした。同じく30代後半ですし(こちらに来たのは30代前半)、日本である程度教育を受けて仕事もそこそこにしていたし、それなりに自分のアイデンティが出来て自信が持て始めた頃に渡米でしたので、慣れるのに本当に時間がかかりました。結婚での渡米の場合は目的が大学に行くとか仕事ではないので、結婚生活の中で「自分」を見つけるのが中々できなかったんだなと思います。私も折れない性格なので、夫といつも日本の制度の方が~、アメリカって~という議論をよくしていました。ただ夫は日本びいきなのでその点ではあまり大きな議論になる事は少なかったですけど。
    それからこちらで働いた職場は日本より厳しい所があったので、アメリカの企業の方が働きやすいっていうのはわたしにとっては正解じゃなかったこともあり、あぁ日本に帰りたいと毎にし思ってましたよ。
    今は、ここに住んで居なければいけないのでまぁなるようになれって気持ちで半ばあきらめているところもあります(笑)別に気にいる土地に導かれるチャンスがあればまた気持ちも変わるかなとも思っています。
    Tomomiさんが言うように、アメリカは年齢に関係なくチャンスがあるのは本当にいいなと思います。私もこれやりたいあれやりたいと考えるとわくわくします。日本と違って定住主義者が少ないのかな?仕事やら学校やらで引っ越すのも当たり前でみんなポジティブに土地に馴染んでいるのを見ると見習わなくてはと思います。
    お互い頑張りましょうね:)

  4. はじめまして。Ayaと申します。アメリカ人の主人と二人の娘がいます。
    1年ほど前に日本から主人の仕事の関係でアメリカ東海岸に引っ越してきました。大都市の郊外の、日本人どころかアジア人も少ない町に住んでいます。

    大学生の頃アメリカに1年留学し、20代後半にイギリスとフランスにそれぞれ1年前後住んでいたことがあります。それらの経験から「やっぱり日本は良い」と思って日本に暮らしていたのに、ここに来てアメリカ移住になり、まだまだ日々戸惑っています。

    そんな中でも、『アメリカのこれは良い』と思ったのが、親の学校への関わり方です。
    一言で言えば、『アメリカはできる人•したい人が自分のできる範囲でする。そして、それに関して誰からも何も言われない』だと思います。『できない•したくない』場合があってもこれまた誰も干渉しないし、気にしないように感じます。
    一方日本では、『できない•したくない』は許されないし、それだけでなく、他の人たちより少しでも多くすると、これまた叩かれかねないです。当事者は喜んでくれても外野がうるさい(笑)

    親が学校の事でストレスを感じないというのは、とても大きな強みなんじゃないかとほんの数日前に考えていました。

  5. タツヤさん、
    こちらで長く働いているタツヤさんの意見、なるほどです。
    本当に住めば都になる日が待ち遠しく、そして何も前に進まない自分に苛立ちを感じる日々。。。

  6. Keiさん、
    コメントありがとうございます。
    私も、子育ての環境はアメリカがとても好きです。
    アメリカはさっぱりしていて、ママ友グループがあるわけでもなく(笑)、大人同士の付き合いができるのが、精神的にすごく楽です。

  7. Erikoさん、
    コメントありがとうございます。
    始めの2年、同じように思っていたというのを読んで、気持ちが楽になりました。
    今はこちらで仕事をされているんですね。私も早くこの土地で自分で仕事できるように、とにかく頑張るしかないです!

  8. Ayaさん、
    1年前に来て、アジア人すらいない街、
    など他にも共通点が多く、嬉しいです。
    まだまだ日々戸惑うこともありながら、Ayaさんも頑張っていらっしゃるんですね。
    親の学校への関わり方は、私もとても好きです。子供もアメリカの学校の方がよく合うようで、その点はとても良かったことです。

  9. まさに、今そんな感じです笑)
    幸い旦那は大の日本好きなので、ある程度は同調してなだめてくれます。笑
    昔NZにワーホリしていた時は、NZが大好きで、嫌なところなんて、好きなところと上手く相殺できていたのに、こんなにアメリカの嫌な部分は目に入るようになったとは、価値観が変わってきたなあと感じています。
    (もしくは本当にひどいのか。。。?笑)

    でもここで暮らしていくので受け入れていく心もつくっていきたいし、まずはアメリカの好きなところを見つけたらリストアップをするようにしています。
    今のところ。。。

    ・wawa(コンビニ)
    ・アイスクリーム
    ・スモア
    ・アメリカンTVドラマ
    ・Cranapple ジュース
    ・野生の動物
    ・大きな部屋

    あたりが好きです。笑
    非常に軽めです。笑

    心が開国するような、オススメの考え方などあったら教えてほしいです!!

  10. Tomomiさんの記事を読んでると「そうそう!」と同意しまくりです。
    私も10代20代は海外大好き派でした。
    30代になってアメリカに移住してきて数年。やっぱりアイラブジャパンです。
    アメリカも好きです。いいところもあるし、不満もあります。
    だけど私はやっぱり日本人だな、国籍は永遠に変えられんわ、と思います。アメリカの国旗に敬意は払えるけれど、アメリカの国旗に忠誠は誓えないわけです。そして日の丸を目にすると目頭が熱くなるわけです。

    アメリカのいい点は、プライベートにあまり干渉しないところかな。いい意味でおおざっぱというか、皆大らかですよね。相手の腹をさぐるようなことがあまりないというか、さぐる代わりにストレートな言動なので、付き合いやすいかなと思います。これに慣れてくると、日本の付き合い方が確かに鬱陶しくなってしまうことはありますね。

  11. 初めまして。

    Tomomiさんの記事を読まさせていただいて、なんだかうらやましい気持ちになりました。

    私は日本の社会、政府、国民性、メディア、何もかも嫌になって、「この国にずっといたら頭がおかしくなる!」という思いで日本から出たので、未だに日本が好きという気持ちになったことはありません。
    ただし、食べ物、温泉、日本の文化や歴史、日本の芸術には個人的に尊敬と好意を持っています。

    何度か、また好きになれたらいいかもと、試みました。けれど無理でした。
    なのでTomomiさんが日本が好きという気持ちがあるのは、日本人として本当に素晴らしいと思います。

    私は留学でアメリカに来て、大学で今の旦那と知り合ってから生活はずっと、25年+アメリカです。

    Tomomi さんがおっしゃっていた医療の事もよく旦那との話に出てきます。

    話の内容としては主に老後どうするって話ですが。例えば、大病を患った場合、日本の保険会社の保険、プラス 国民健康保険での価格 VS アメリカ、Medicare と大手保険会社の個人で加入するSupplemental保険の比較. 

    本当に難しいですね。
    私は体も弱く、日本では発展していない手術もこちら(アメリカ)で経験しました。私の入っている保険は上限額が決まっていて、それをこえると 後は保険会社が全部負担してくれるというのに入っていて、そういった点ではアメリカの保険の方が自己負担額は、少ないです。

    もし日本で手術を受けていたら、成功率も少ないし、できる人も殆どいないし、特殊なので保険が効かないとか言われそうです。絶対に破産ですね。

    こういう場合、日本よりも医療保険代が高くつくけれど、私はこちら(アメリカ)の方が絶対にいいですね。

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