アメリカで流星群を見てみる

もう早いもので年が明けてから一週間が経とうとしています。 今年もあっという間にいろいろな事が過ぎていくのでしょうね。 毎日を大切にすごしたいと思います。

さてそんな話はいいとして、1月3日から4日にかけて”四分儀座流星群(しぶんぎ座と読みます)”が観測できました。私、天文とかそんなに詳しくは無いのですが星を見るのが好きです。寒いと空気がきれいというのもありますが、特に寒空の中で夜空を見上げるのが好きです。

最初に流星群を見たのが2009年の”ふたご座流星群”。ハワイで住んでいた所は住宅街で比較的明かりが少なく、普通に夜空を見上げても流れ星が見れるところだったのですが、流星群が見れるという時ばかりは。回りはうっそうと木々が生え、野ブタも生息するような未開の地で見たので、もう流れ星がびゅんびゅん見える、見える。

今住んでいるサンディエゴの家からは、やはり周りが比較的明るいので星の数も日本で見るくらいなのですが、少し車を走らせ周りが何も無いような所に行くと結構見えます。アメリカは幸いにも日本と違って町の中心部以外は背の高いビルが無いので低い位置の星も比較的見えやすいのがいいですね。

天体観測では早見表などを持参してみるのが本格的なのかもしれませんが、最近のスマートフォンのアプリ”Google Sky Map”これを空に向かってかざせば星の位置がすぐにわかります。これ、本当に便利。普通に空を見上げて気になる星を見つけてはこれで星の名前を見つけています。 

流星群ってほぼ毎月のように観測されるの知っていました? 次は4月の”こと座流星群”ですって。気象条件などもありますが、個人的には日本よりも観測しやすいと思うのでアメリカにお住まいの皆様、興味があったら深夜に車を走らせて見に行くのはいかがでしょうか。

最後に英語で「北斗七星」ってなんて言うかご存知?

”The Big Dipper”

”Dipper”って”ひしゃく”って意味ですが、見てそのままなの表現には驚きました。 日本語の”北斗七星”ってなんか響きというか語呂というかかっこいいのに”Big Dipper”って聞いたとき「夢が無い・・・」と思いました。そう思いません? 

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9 comments on “アメリカで流星群を見てみる”

  1. サンディエゴ市内なら、車で30分も行けば砂漠になりますから、そんなところで星を見たらすごいですよね。
    ラスベガスへ行く途中で見た星は、本当に落ちてきそうなくらいでした。

    うちは去年の大停電の夜に、初めて子供達と外で月と星を眺めました。静かで真っ暗で、星も近かった気がします。

  2. Erinaさん
    そうなんですよ、ここサンディエゴだと車を走らせれば満天の星空を見ることが出来るんですよね。 私もラスベガスに行ったときに見た星空はきれいだったのを覚えています。

    あの時はきれいに月も出ていましたね。 停電って生活には困るけどこういうときにはもってこい(笑) 子供がもう少し大きくなったら一緒に星空を見上げたいです。

  3. しぶんぎ流星群のアメリカ1012年1月3/4日の出現
    情報はIMOの報告以外では、たいへん貴重です。
    2014年に母天体候補の2003EH1の近日点回帰
    近傍の条件となります。2010年まで、1998年以来
    4回、日本では4年ごとの分布中央線付近の観測で、
    「からぶり」に見舞われました。回帰時刻で約1.29年
    ごとの縞状の濃淡が、この流星群のトレイルでは木星
    の引力のいたずらで軌道に沿って有り、閏年のアメリカ
    南部が好条件、閏±2年の極東日本が、からぶりの
    パターンになり、その現象が続いているとみられます。
    私はアメリカのイエニスケンスの2003EH1=四分儀
    流星群母天体説を、強く支持しているので、2014年
    の同じ日に、2010年・2018年が、日本で同日夜明け
    前からぶりでも、例外的にこの年だけ日本で飛ぶと見
    ています。近日点距離が比較的0.98天文単位に
    近いが古い、切れ切れのトレイルではなくて、母天体
    から出たての若い流星物質が、たまたま日本でりゅう
    座が高い、薄明前に当たるからです。それに対し、
    このページの報告は、昔放出された切れ切れの古い
    帯の分布でも、分布の島状地帯に当たれば流星は
    飛び、日本での2010年のように、島と島の間の
    空隙のような所に遭遇すると、ろくに流星は飛ばない
    という、たいへん貴重な情報を含んでいます。
     なお「流星群のダストトレイルの研究」は現在、
    日本などの未開国家は、アメリカに大きく水を開け
    られています。英文でイエニスケンスのグループの
    論文を検索されると、以上のような、最新の研究成果
    がアメリカでなら、入手できるでしょう。日本にいては
    「謎の多い流星群の出現パターン」で一蹴りされて
    終わってしまう、「離れ小島生活」が続く事になります。

  4. 訂正
    ×回帰時刻で約1.29年ごとの縞状の濃淡→
    ○回帰時刻で約1.318年ごとの縞状の濃淡
    「4葉トレイル」の間隔の数値を、うる覚えで
    書いたら間違いました。1÷{4/3-1.318}
    は、(65.3年=16.3×4)と結構大きい一巡
    年数です。

  5. 再度訂正:
    ×→1÷{4/3-1.318}は、(65.3年=16.3×4)
    と結構大きい一巡
    ○→(4/3)÷{4/3-1.318}は、(87.1年=21.8×4)
    と結構大きい一巡

  6. 確かにアメリカでは、昼でも夜でも、視界に入る空の大きさが日本とは違いますね。ダウンタウンのビルの間にいるのでなければ、視界の上2/3くらいが空だもの。私は元旦早朝に初日の出を見るために暗いうちに家を出たのですが、玄関から車に向かう間に大きな流れ星(Shooting starというよりMeteor!と叫びたいくらいの大きさでした)を一つ見て、お正月から嬉しいな~♪と思った年明けでした。

    しかし正月明けにこんな良い天体ショーがあったのですね。見逃してしまった!
    塵星さんのコメントを読むと、4年後がアメリカ南部ではまた見時なんですね。覚えておきます。こういうときはやっぱり砂漠まで行くのがいいですね。

  7. ありがとうございます。尚私のコメントはまだ誤っています。
    ×→1÷{4/3-1.318}は、(65.3年=16.3×4)
    と結構大きい一巡
    ×→(4/3)÷{4/3-1.318}は、(87.1年=21.8×4)
    と結構大きい一巡
    ○→1.318×(4/3)÷{4/3-1.318}は、(114.6年≒28.7×4)
    と結構大きい一巡

  8. 塵星さん、
    コメントありがとうございます。
    私は残念ながら天文学には暗いもので、塵星さんのような詳しい方からのコメント非常に嬉しく思っています。
    日本でしぶんぎ流星群が観測できるのは珍しいことなんですね。
    私は簡単に「空を見上げてみよう」なんて書きましたが、観測するということは奥が深いことをコメントを読んで知りました。
    2014年は期待して言いという事ですね、覚えておきます。

    訂正もUpしていただきありがとうございました。

  9. Maki-Kさん
    コメントありがとうございます。
    この空の広さを感じるのがアメリカというか”日本ではないな”と思うところです。
    いくつになっても”流れ星”って気分を上げさせてくれますよね。

    2012年はまだ始まったばかり、12月までほぼ毎月流星群があるそうなので、私も一度はまた見て見たいと思います。
    それに塵星さんの言われる2014年も楽しみですね。

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