アメリカのデリってどんなとこ?


アメリカ各地にいろいろなデリがあると思いますが、ニューヨークには、あちこちにデリがあります。

デリは、スーパーなどの中にある、お惣菜コーナーをイメージしますが、NYのデリは、サンドイッチ屋さんでしょうか。お店の中で食べられるようになっているところもあれば、持ち帰りのみのお店もあります。 続きを読む

呪いのユニフォーム

スーパーボールを控えた、フットボールのこの時期に、野球の話です。
NYといえば、ヤンキーズ。3年前に、ヤンキースタジアムも新しくなり、NYにいると、やっぱりヤンキースファンがたくさんいます。その中で、ボストン出身の私の主人はレッドソックスファン。なにかと、NYの人は、ボストンを嫌います。(スポーツの面で)フットボールで言えば、ジェッツ/ジャイアンツ VS パトリオッツ、野球では、ヤンキースVSレッドソックスです。日本で言うと、巨人と阪神のような関係でしょうか。そんなヤンキースとレッドソックスですが、3年前に、新しいヤンキースタジアムを建設する際、ある事件が起きました。
私の主人は、当時、ヤンキースタジアム建設に携わっていたのですが、建設現場に行くときは、いつもレッドソックスのキャップをかぶっていくという、かなり根性のある人です。ところが、主人以上に、根性のあるレッドソックスファンがいたのです。彼は、なんとコンクリートで、スタジアム内に、レッドソックスの強打者デビットオルティスのユニフォームを密かに埋めてしまったのです。これを見ていた他の作業員によって、この「呪いのユニフォーム」の存在が公になり、ヤンキースの役員たちの目の前で、5時間かけて、このユニフォームを取り除く作業が行われたそうです。ライバルであるレッドソックスのユニフォームが、ヤンキースの聖地に埋められたなんて、ヤンキースファンにとったら、悪夢だったに違いありません。
(注)このユニフォームを埋めたのは、私の主人ではありません。
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これであなたもニューヨーカー?

ニューヨーカーという言葉の基準がよくわからないけれど、一般にはニューヨークに住んでいる人のこと。といっても、実際ニューヨークに住んでいる人の大多数は、他の地または、他国から移住してきた人。私の周りを見渡しても、ニューヨークで生まれ育った人は、片手で数えるくらいしかいない。カリフォルニアに留学していた頃を思い出してみても、西と東では生活スタイルが大きく異なる。そして同じ東でも、夫の故郷ボストンとも違う。そこで、私なりに、ニューヨーカーの定義を考えてみた。 続きを読む

NYでイタリア気分

NYに、最近オープンした新名所(?)。といっても、ここはスーパーです。中にあるもの、すべてイタリアンなその名も、Eataly(イータリー)。
このスーパーのすごいことは、とくに品揃え。イタリア人の友達を連れて行っても、絶賛するほどの、イタリアンな場所。ちょっと値段は高めだけど、その場で、作られているパスタや、ほかのお店ではなかなか手に入らない、魚介類も豊富。さすがイタリアン。お店の中に入ると、まず、イタリアンエスプレッソのいい香りが漂います。もちろん、中にカフェもあって、コーヒーを飲みながら、イタリアのケーキやチョコレート、スウィートも食べられます。この香りに誘われて、ここはいつもたくさんの人でにぎわっています。そして、イタリアンジェラートのお店などが並び、ワインバーが現れます。オープンなスペースになっていて、ワインの試飲をしながら、チーズやハムなども食べられます。(有料)その横には、チーズのお店が。ワインを飲みながら、チーズ選びなんてこともできちゃいます。
そして、野菜売り場には、新鮮な野菜や果物が並び、中でもうれしいのが、きのこ類の種類の多さ。アメリカのスーパーではなかなか手に入らない、きのこなども、手に入ります。食べ物だけでなく、キッチン用品もそろっています。イタリアのちょっとお洒落なキッチン用品を買いたい人にはおすすめ。もちろんエスプレッソマシーンなんかも置いてあります。
その奥には、イタリアのビールが並び、ハムやお肉、さらに手作りパスタ。ベーカリーなども入っています。このスーパーで売られている食材を使ったレストランも入っています。(シーフードからピザまで)
このように、NYには、本場顔負けの、現地の食べ物が手に入る場所が多くあります。これぞ、NYの醍醐味ですね。みなさんもぜひ、NYに来た際は、Eatalyで、イタリア気分を満喫してみては? 続きを読む

アメリカのバス

10年前、カリフォルニアに留学していた時、車の免許のない私は、どこへ行くにも移動手段はバスでした。そこで、見つけた日本のバスとの違い。カリフォルニアは、みんな車を運転する生活なので、バスを利用するのは、老人や私のような車のない学生(それもめずらしい)バスが混雑するなんてことは、めったにありません。そして、バスの中が広い。車いすが入ってきてもいいように、座席をたたむと、車いす用のスペースになるという仕組みになっていて、車いすの乗り降りも、割と簡単になっている。日本と大きく違うのが、なんといっても、バス停に駅名がないことだろう。もちろんアナウンスもない。なので、その土地を知らない人にとっては、かなり大変。景色を見て、ここら辺かな?と思ったところで、黄色いひもを引く。たまに、バス亭に車が駐車してあったりすると、その先の駅まで降ろしてもらえなかったり…。カリフォルニアのバスで一番驚いたところは、運転手が途中のセブンイレブンの前でバスを停めたと思ったら、乗客を待たせて、自分のランチを買いに行ったこと。日本じゃ考えられない行動ですよね!でも、乗客も何も文句を言わずに、よくあることみたいな顔で平然としている。そして運転手は座席でランチを済ませて、ようやく出発。これは、NYでも考えられない行動です。さすが、マイペースカリフォルニア。 続きを読む