アラフォー男子の米国婚活 (7)

彼女の両親と隣のミズーリ州在住の妹、僕の恩師カップルを合わせた5人の出席者を揃え、結婚式当日を迎える。

現場となる「Chase County Courthouse」は、ウィチタから約1時間超の距離。

二人でワイワイと現地向かいながら笑顔を振りまいていたが、いよいよ「ここを曲がると会場(裁判所)が見える」という時点で、急に「ハッ」と緊張し出す。

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アラフォー男子の米国婚活 (6)

実際に結婚が決まり、「あ~よかった」と思っていたのも束の間。彼女が続ける。

「結婚式・披露宴には興味がないから、裁判所でやりたい」

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アメリカでは、「Courthouse Wedding」という地域(郡、county)の裁判所にて行われる結婚式も、披露宴などを含めた結婚式と並び、かなり一般的である。

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アラフォー男子の米国婚活 (5)

「お前がプロポーズの準備してたとき、『Xデー』てどうやって決めた?」

日本や米国他州の友人達数人に、そう相談すると、皆さん「(特に思い入れがある日がないならば)憶え易い日」という答えが圧倒的に多い。

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実家が無くなるって…

もうアラフォーなので、最近同級生と集まると、話題が段々と「親の健康」「自分の健康」「人間ドック」「介護保険」「生まれ育った近所の過疎化」などに加え、「実家(の建物)」に偏ってくる。

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アラフォー男子の米国婚活 (4)

周囲で近年ご成婚に至ったアラフォー男子達の婚約指輪事情。

聞くところによると、30-50万が値段の幅。一人、昔のバンド仲間に百万超えがいたが、そいつの話は全然参考にならん。無視。

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アラフォー男子の米国婚活 (3)

ちょうど彼女が引っ越すというタイミング

先方のお父様と一緒に手伝うことになり、初めてお会いできるという、ありがたく大変恐縮なことの運びになったわけだが…

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お付き合いさせていただいている方のお父様という存在。彼氏としては、万国共通で少し及び腰になるもの。

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アラフォー男子の米国婚活 (2)

あ、メールの返事が来た

バタッと立ち上がり、携帯をつかむ。

「Thanks for the email…(中略)… Take care, and keep in touch」

ん?

返信された礼儀正しい内容には彼女の連絡先が含まれていない。

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アラフォー男子の米国婚活 (1)

前職のキャンパス内で、自分のオフィス・ビルの隣に位置していた図書館。

月一回程度は利用していたのに、それまで一度も接点のなかった図書館員のあの人に初めて出会ったのは、2014年12月中旬。冬休み直前で、個人的には年末恒例である「DVD十本・本十冊レンタル」のために立ち寄った時。

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銃とレイプ(散文)

先進国で唯一の銃社会である、米国。

「人種」「宗教」が理由と見られる発砲事件や爆弾テロが減る気配はなく、相変わらず銃暴発事件で失われる命も多い。

個人的に外野席から「銃規制で軽減するのでは」と軽く言ってしまいがちだが、炎上するのは痛く承知しているため、あまり茶々を入れなくなっている最近。

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ごめんなさい、を言う前に

1998年7月17日夜11時過ぎ。

外出先から帰宅して、鍵を置きながら電話を見ると、留守電が入っている。

仲は良いが、普段電話なんかはせず、久しく声を聞いていない姉から。

「(…ツー)あ、タツヤ?お姉さんだけど。何かね、お父さん、もうあと残り24時間くらいらしいよ」

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