サンディエゴ山火事から学んだこと

ちょっと面白い記事を見つけましたので、下に貼っておきます。

ちなみにうちに会社も、うちの地区に火がまわってきた10/22月曜日から、10/24水曜日まで、サンディエゴオフィスの従業員に対して、「自宅待機し、自宅からインターネット経由で仕事をすること」と言うお達しが出ていました。

最近の日本の会社も、自宅で仕事が出来るように、会社のインターネット環境も随分と良くなったと思いますが、こちら、アメリカでは、多分、その環境は比較にならないほど進んでいるのではないかと思います。

普通、自宅のインターネット環境から、VPN (Virtual Private Network)と言う技術を使って、簡単に会社のネットワークに接続するとが出来るようになっています。 これで、メールは全く問題ありませんし、必要に応じて、会社のサーバー内にあるスケジュール、技術資料、コンタクト情報などに、会社にいる時と全く同じように、アクセスできるようになっています。

また、自宅から、社員や顧客と打ち合わせをしたい場合には、ほぼ、全社員に携帯電話が与えられていますから、話したいと思った時点ですぐに電話をかけることが出来ます。

また、社内でミーティングがスケジュールされている場合、通常、コンファレンスブリッジ(電話会議)が設定されていますから、家から無料で会議に参加することが出来ますし、会議内で使われるパワーポイントなどのスライドは、「ネットミーティング」を使って、パソコン上に表示することが出来ます。

ですから、営業やマーケティングなどは、基本的には会社にいる必要がないのです。また、ソフトウエア技術者もサテライトオフィスを持つことが出来ますね。残念ながら、私の所属するハードウエア技術部署は、ラボにいてなんぼの仕事ですから、「ホームオフィスで実験」と言うわけにはいきませんが。

日本でも、今後、このような職場環境が増えていくのではないでしょうか。

「ITmedia エンタープライズ」11月3日の記事からの引用
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本社出張

旧ブログから以前の記事を貼ります。

今日は午前中、本社に出張。車でフリーウエーを飛ばすこと1時間15分。本社ビルに到着です。

女性のソフトウエアシニアマネージャとしばしミーティング。中国系アメリカ人で、「モンチッチ」にそっくり。いつものように笑いを押し殺しながら、今後のプロジェクトの進め方について議論しました。

女性でもシニアマネージャともなると、自分の考えをしっかりと主張しますね。言語のハンデーをものともせず、ロジカルに自分の考えを説明します。緊張と緊張の合間に、たまに見せる「ニコッ」は、その場の雰囲気を和ませます。見習うべきところです。

ミーティングの後はカフェテリアでランチ。うちはメニューが結構豊富だと思います。10種類以上はあるでしょうか。その中から、今日はミートソーススパゲティを選びました。4ドル也。

飲み物は、アメリカの会社にありがちな、「何をどれだけ飲んでもタダ」。アップルジュースとコーヒーにしました。日本の自販機にあるカップコーヒーとか、カップジュースのサイズの3倍はあるでしょうか。さしずめ、バケツに入った飲み物を飲むとか。

ランチの後は、帰社。同じ道を逆戻り。帰りは道もすいていて80マイルで飛ばせるので、1時間でオフィスに到着です。その日のうちにExpense Reportを提出して、車のガソリン代を請求。

多分ほとんどのアメリカの会社は、「マイル当たり、いくら」でガソリン代を支払っていると思います。毎年、そのレートがガソリンの相場によって変わります。今年は、マイル当たり0.445ドル。

これ、結構いいんですよね。私の車はフリーウエーでは1ガロン当たり30マイル走るんですよ。で、オフィス-本社間が約150マイルあるので、私の車で走れば、往復5ガロンくらいで行けるんですよね。今、ガソリンの値段が、ガロン当たり3ドル30セントですので、5ガロン=約16ドルですね。でも、出張費は150マイルX0.445ドル=67ドル。差額、約50ドルが私の小遣いになります。少し前まで、週に4日ほど本社間を往復してましたので、3週間ほどで1000ドルほど出張費がたまりました。良い小遣い稼ぎです。

さて、明日は朝から電話会議です。相手の顔が見えないと少しやりにくいですよね。でも、これが当たり前です。 続きを読む

電話会議

ほとんどのアメリカの会社(多分、九分九厘)は、1人1台の電話を自分のデスクに持っています。10年間、こちらで働いていますが、今までに電話を共有している会社は1社か2社だったと思います。ダイヤルインか、交換のおばちゃん(お姉さん)が、個人の内線につなげてくれます。

つまり、社内から外へ電話をかける場合は、ツーツーなわけですね。自由に電話をかけられるわけです。もちろん、あとで履歴を調べれば、誰がどこにどれだけの時間話したかはわかりますが。

前置きが長くなりました。電話を共有している場合は、会議室や会議机に集まって、会議をしなければなりませんが、1人1台づつ電話があれば、それぞれが自分の電話から電話会議に参加できるわけです。日本で言うダイヤルQ2のような感じでしょうか(ちょっと話が古いですね、すみません)。

うちの会社は、サンノゼやアーバイン、ニュージャージに拠点があり、週に数回、電話会議をすることがあります。普通は、皆、自分のデスクから、コンファレンスブリッジに電話をかけて会議に参加します。

実は今も会議中...。

自分に関するトピックが議論される時以外は、皆、思い思いのことをしています(そのはずです)。パソコンでメールの処理をしたり、別ラインで入ってきた電話に応えたり、携帯電話で誰かと話したり、あるいは、別の会議の資料を作ったり。

くつろいでいると、突然、議論が自分に振られる場合があるんですね。「その件に関してだけど、Masa、ステータスをアップデートしてくれる?」なんてくるわけです。

普通は、話が良く理解できないので、「ごめん、ちょっと聞き漏らしたので、もう一度言ってくれる?」。これを日本の会社でやると、「ばーかぁ~、ちゃんと聞いてろよなぁ~」と怒られますよね、普通。怒られないにしても、その人の評判が悪くなります。

でも、こちらの場合(100%とは言いませんが)、自分に無関係な内容が議論されている場合は、無視しても問題ないんですね。だから、突然話が振られた場合、質問を繰り返してもらっても、何の問題もないんです。と言いますか、それが当たり前のことだと、皆理解しています。

さて、もうすぐ電話会議も終わるはず。終わったらランチです:-) 続きを読む

ハロウィーン

ご存知のように、昨日、10/31はハロウィーンでした。

うちの場合、子供がハイスクールなので、私たち大人はほとんど参加しなくなりました。「今年は、どれだけチョコレート集められるかなぁ」なんて数年前まで言っていた息子も、「ふんっ、そんなもん面倒くさい」と言う感じで、チョコレート集めにも参加せず、家でひたすらパソコンをいじっています。

娘はと言うと、ここ数年は友達といっしょに行動しています。今年は「ミツバチ」のコスチューム。私には「どうしてミツバチなのか」は良くわかりませんが、多分、最近流行っている(?)、あるいは、もうすぐ封切されるアニメ映画から取ったのでしょうか。

黒と黄色の縞の上下に黒の網タイツ。子供と言っても、すでに体は立派な大人ですから、目の前に立つ娘を直視できず、焦ってしまった自分を情けなく思いました(汗)。

普通、玄関燈をつけていないと、その家は「ハロウィーンには参加しない」と言う意味なのですが、どう言うわけか、数回「ピンポーン」がなりました。そのたびに、家内が「ソーリー」。

今年は、Day Light Saving(夏時間)の切り替わり時期が1週間遅くなっていますので、夜6時でも、外はそこそこ明るかったので、多少は安全だったでしょうか。

さ、今日から11月。今年も残すところ2ヶ月。年頭に立てた目標も、まだ半分も達成していません。最後の追い込みで、一等でゴールしなければ。 続きを読む

サンディエゴ山火事 後始末

サンディエゴの山火事もほぼ鎮火したようです。

私の住むRancho Bernardo地区に大きな被害を及ぼしたWitch Creek Fireも90%以上contained(鎮火)したとのこと。

話によれば、米通信会社のAT&Tが、通信インフラの復旧作業を始めたそうです。サンディエゴでは電柱2000本以上、銅線15,000フィート(約460km:東京-大阪間かな?)、光ファイバー50,000フィート(約150km:東京から静岡くらい?)以上が今回の山火事で消失したとのこと。

アメリカにいると、それほど大きな規模と思えないのですが、日本に当てはめてみると、それがいかに大きいかが良く分かります。

私の会社周辺でも、復旧作業が始まっています。近所に住む友人宅は、家こそ燃えませんでしたが、長期間の停電のため、冷蔵庫からの氷が溶け出し、部屋の中が水浸し。モノは腐るは、灰は家の中まで進入するはで、大変なことになっているようです。

良い経験になりましたが、二度と経験したくありません。 続きを読む

オフィスが寒い

今朝はオフィスが凍っています。

先週の山火事のせいで、オフィス内の空気が灰や煙でかなり汚れているため、空調のダクトを掃除してフィルタを交換したりしたようです。

先ほどメールが入り、「オフィス内の空気に品質を改善するために最善の努力をしています。」とのこと。

このオフィスは空気清浄をするとクーラーがきいてしまうもかもしれません(そんなことあるか...)。

凍るようなオフィス内を、半そでのTシャツ姿のアメリカ人がたくさんいます。我々と体感温度が違うのでしょう。それとも、「面の皮が厚い」(爆笑)? 続きを読む

サンディエゴ 山火事 その後 2

今日は午後からアーバイン本社へ出張しました。

道中、火事の惨劇がどれだけのものだったかが良く分かりました。

辺り一面真っ黒、と言うよりも灰色。立ち木は立ったまま真っ黒け。いつもなら木の陰に隠れて見えないはずの、住宅街が良く見える。

たしか、あそこに家が建っていたはず、、、と思う場所に家がない。

車の窓を開けると、焦げ臭い匂いが漂っています。

時々、車の前を灰の塊が横切っていきます。

話によれば、この付近のハイスクール、ミドルスクール、エレメンタリースクールの児童、生徒の340人が家を失ったとか。

うちの会社の従業員の何人かも家を失って、まだ避難生活を続けているとか。

地震も恐ろしいですが、火事も恐ろしい。

以下のビデオを見ると、山火事の恐ろしさがわかります。1分45秒辺りで、ニュースのアナウンサーが火事現場を取材していますが、燃えているのは彼の家です。私の家の近所です。その後、炎の竜巻。

こんな経験は1回で十分です。
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サンディエゴ 山火事 その後

NASA Satellite Image

私の住むエリアでは、ようやく人が家に戻り始めたようです。

私たちは少しフライング気味だったようですが、特に大きな問題はありませんでした。

家の周りは灰だらけ。屋根の上の灰を何とかしないと、この状態で雨に降られると屋根が真っ黒になって大変なことになります。4年前の山火事の際にも、雨で屋根が真っ黒になりました。300ドルかけて、かわら掃除。

ウェブで面白いイメージを見つけました。今回の山火事の衛星写真です。この火事の規模の大きさがよくわかります。

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サンディエゴ山火事 一段落

私のいる地域は、ようやく避難勧告が解除されました。

強風もなくなり、ようやく落ち着きを取り戻したような感じです。海からの風が入り、風向きも変わり、湿った空気が流れ込んできているので、山火事も一段落したようです。

と言っても、サンディエゴの北東部と国境に近い南東部では、まだ、炎が荒れ狂っています。まだ、避難勧告が出ている地域があります。

私の方は、ほっと一息。子供たちは、空気が灰などで非常に汚れているため、今週一杯、すべての学校行事がキャンセルになりました。カリフォルニア大学サンディエゴ校を含むすべてのサンディエゴの学校が休校になっています。

先ほど、朝日新聞が掲載している山火事のニュースを読んだのですが(リンク)情報が正確に伝わっていないことに、少し腹立たしさを感じています。

「在ロサンゼルス日本総領事館によると、サンディエゴで日本人一家4人が避難したが、日本人の被害やけがの情報は入っていない。」と、記事の最後にかかれています。「これって、我々のこと?」と一瞬思いましたが、記事の情報のいい加減さにあきれてしまいました。私が知っている限りでも、日本人で避難している家族は、10家族以上にのぼります。この記事書いた人に、このブログ記事、読んで欲しい...。

ま、何はともあれ、皆、無事で良かった。 続きを読む

加州の山火事30万人避難、大統領が非常事態宣言

小康状態?

今、とりあえず、家に戻ってきました。近所の住人も、ぼちぼちと家に戻っているようです。

ただ、まだ、避難勧告は解除されていないみたいなんですね。でも、フリーウェーもとりかえず開通したようなので、家に戻ってみました。

玄関や、ガレージへのドアにタオルで目張りをして家を出たのですが、家の中は灰だらけ。この家がいかに隙間だらけかが良く分かりました。

家の庭のベランダは灰が溜まっています。柿の木にも灰が積もっています。

この状態で雨が降ったらどうなるか、想像つきますか?

今、テレビを見ながら書き込んでいるのですが、どうやら、また、北の方の火の勢いが激しくなってきたようです。昨日やおとといとくらべると、多少風の勢いがなくなったので、このまま鎮火してくれれば良いのですが。

いつでも避難できるように、身の回りのものはまとめて車に入れてありますので、今日は大丈夫です。夜は、早めにシャワーを浴びて、万が一に備えます。

以下のリンクは、日本の記事ですが、これを読んでも、正直実感が湧きません。「甘すぎる」内容です。これ以上に被害を受けています。

とにかく早く鎮火して欲しいです。 続きを読む