Spring Cleaning

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日本で一年に一度の大掃除といえば、大晦日ですよね。

ここアメリカでは、大掃除といえば春なのです。「Spring Cleaning」という言葉があります。

大晦日と違って決まった日付はなく、それぞれの地域で春になって暖かくなってきたころに行うそうです。

その起源としては、まだヒーターがなかった昔、春になるとやっと家中の窓を開け放してホコリを外に出すことができたから、または、先日紹介したユダヤ教の行事「Passover」が始まる前に家中を掃除する習慣があるので、そこから来ている、など、諸説あるようです。

一年中春と夏が混合しているようなLAの気候ではあまり実感がありませんが、アメリカの寒い地域に住んでいれば、確かに、春になって暖かくなって、家中掃除してすっきりしたい!という気分になるのはわかるような気がします。

私が以前住んでいたオハイオ州では、冬はマイナス30℃に達するほど寒くなり、3月になってもまだ雪が降っていたり、なかなか暖かくなりませんでした。誰もが春を待ち焦がれ、4月も半ばになってついに「The first warm day of the year」が訪れると、みんなおおはしゃぎです。雪がとけて雨どいを伝って流れていく音が一日中響き、明るい日差しが窓からさしこみ、あちこちで色とりどりの花が咲き始める・・・カレンダー上の新年とはまた別の「新しい1年が始まった」という感覚が湧き上がってきます。

そんなとき、明るい日差しと暖かい空気に向かって思い切り窓を開け、家の空気を全部入れ替えたい!と思うのはとても自然なことだと思います。

英語に「衣替え」に相当する特定の言葉はありませんが、このSpring Cleaningのときに冬の服をクリーニングに出したり、もう着ない服をまとめてどこかに寄付する家も多いでしょう。服に限らず、要らなくなったものといえば、「Good Will」などに代表されるリサイクルショップに持ち込むのがとても一般的です。

生活用品を売るお店でも「Spring Cleaningをしよう!」というキャッチフレーズとともに、お掃除用具を売り出していたりします。小さな家や1人暮らしのアパートでもプロにお掃除を頼む人が多いので、「Spring Cleaningスペシャル」を広告しているお掃除会社もたくさんあります。

大晦日に大掃除をする習慣は日本だけではなくて、他の国にもあるようですが、アメリカにはありません。ホリデーシーズンには家族が集まるので12月31日にも自宅にいなかったり、1月2日から何もかも通常の生活に戻るので、「すっかりきれいにして改まった気持ちで新年を迎える・・・」なんて気分にならなかったりするのがその理由でしょうか。

掃除があまり好きではなくぐうたらな私は、「ここアメリカだし・・・」と言い訳をして(初日の出とおせち料理はちゃんとするのに)、まったくお掃除しなかったので、今年はに「Spring Cleaning」のほうを頑張ろうかな?と考えています。 

Spring Cleaning” への2件のフィードバック

  1. Good timing!
    ちょうど我が家も、今週末は掃除しようね!と計画していたところです。
    冬はなかなか掃除をしようという気が起きない(と季節のせいにしてみる)んですが、最近は暖かくなって動き回りやすいし、掃除には良いシーズン!
    ちょうどクローゼットの服もこんもりと積みあがってきたところだし・・・汗 (いや、一年中きちんとしている人もたくさんいると思いますが。)

  2. Erinaさん、やっぱり冬より春のほうが掃除する気がおきますね。
    日本のお正月も旧暦の昔は季節が春だったらしいので、ある意味Spring cleaning だったんでしょうね。
    うちも服が・・・、今の子供の年齢だとほぼ毎シーズン新しい服が必要で、去年の服を着るってことがほとんどできないので、たまっていくばかり。
    まとめてDonateしなければー!!

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