アメリカを離れてしまったけどまたアメリカに戻りたくなったアラフォー研究者が就活するぞ:第2回「突然クビを宣告される。」

第一回「やっぱり中国の生活は楽じゃなかった」はこちら。


というわけで、実験もほとんどしなくなってしまい、これからどうしようかと悩んでいた頃、ボスに呼ばれました。

カーズ、中国に来てから一年経つが、まったくデータが出ていないじゃないか。この調子でいけば何年経っても論文が出せないままだ。どうするつもりなんだ。 続きを読む

アメリカで就活 (下)

ジャズ教授・リサから宿題を出された2010年12月

「Friends University」では、20年間在任した「Dr. Biff Green」学長の2011年春での引退を発表し、経営陣の総入れ替えを半年後に控える。

次期学長候補の調査が熱気を増す中、「一時代の終わりと次期経営陣の方向性」について周辺が騒がしくなる。 続きを読む

アメリカで就活 (上)

ほとんど都市伝説と化している「低い時給」の代名詞・マクドナルド。

“~ better (worse) than flipping burgers at McDonald’s.”
「マックでハンバーガー作ってるよりマシ(ひどい)。」

上記は、友人などと「時給(給料)」に関する会話をしていると、物凄い高い頻度で出くわす英語フレーズの一つです。 続きを読む