アメリカのお医者さん良いなぁ♪♪ 【うちの小児科編】
こんにちはMaki-Kです。
先日、三歳の娘が風邪を引きまして、ひどい咳。
目もうつろで朝からぐずぐず機嫌が悪く、すこし気に入らないことがあるとふぇぇぇ~ん(泣)。
こんなんじゃ友達とも会えないし、どこにも遊びに連れて行けないので、じゃぁ図書館に本を借りに行って、お家で本を読もうよ。っと、図書館へ出かけていった彼女(夫がベビーカーを押して行きました)。
図書館へ行く途中でハチに刺された。。。。
って夫から電話があったときは、かわいそうを通り越して笑ってしまいました。母は。
泣きっ面にハチを見事に体現化。
体を張って笑いを取るとは。今から将来が期待されますな。目指せ吉本。
幸いハチに刺されてもアレルギー症状などは出ず、痛かっただけのようでした。
---------------------------
さて、アメリカのお医者さん。
今回はうちの娘がお世話になっているお医者さんのお話をします。10人くらいの小児科医が所属している小児科専門のクリニックです。
まず子供が病気になると・・・
日本だと病気になると直接病院を訪ねて、あとは病院の受付順に診察をしてもらうわけですが、アメリカでは飛び込みで病院に行くということはあまりなく、まずはかかりつけの医者のオフィスに電話します。
ここで、症状がひどいのですぐ見てもらいたい場合は予約をとります。
アメリカのお医者さんは予約制です。
定期健診なんかを予約すると、一番早く空いている日が一ヵ月後だったりします・・・。
が、小児科はだいたい病気の子供(急患)を診察するために診察枠を空けていて、電話をかけたらその日のうちに診察してもらえます。もし空いている時間がなくても、小児科なら無理やり入れてくれるでしょう。。。。大人なら?ERへ行ってください!って言われるかも・・・冷たいんです(泣)
うちの風邪ひき娘も先日は電話をしてすぐ診てもらうことができました。
っと、これが普通の診察。
予約を取ってから行くので待ち時間が少ないし、私はこのシステムが気に入っています♪
次は、症状がそれほど重くなくわざわざお医者さんに見てもらわなければ行けないほどの症状なのか・・・様子を見るだけでいいのか、薬を与えるべきなのか、どんな薬を与えるのか、それともすぐ病院に行かなければ行けないのか・・・迷う場合。迷いますよね、親は。迷う場合がほとんどじゃないですか?
この場合はオフィスに電話をして症状を告げドクターかナースと相談したいと言います。するとなんと、電話でドクターやナースが医療アドバイスしてくれるのです!
その場ですぐ電話をつなげてくれることはありませんが、しばらくしてドクターorナースが電話をかけてきてくれます(だいたいナースで・・・ドクターは忙しいようですね)。ナースと電話で話をして、子供の症状にどう対処したらいいのかアドバイスを受けたり、ナースがドクターに診察してもらったほうが良いと判断したら、その場で予約を入れてくれます。
初めてこういうお医者さんの使い方があると知ったときは、すごいー!と思いました♪♪
親の悩みどころ、連れて行くべきかどうか・・のジャッジを医療の専門家がしてくれて、適切なアドバイスがもらえて、しかも無料♪♪
このワザ(?)は小児科に限らず大人のホームドクターにも使えたりします。試してみてください♪
そして最後に、診療時間外に病気になったとき。
うちの小児科クリニックの電話は24時間受付OKです。
これがまずありがたい♪♪ 24時間、何かあったときにかける電話の番号があるということが。
時間外だからって、他の病院の電話番号を探したりしなくていいんですから。
診療時間外に急患で電話をかけると、その時間帯担当のナースorドクターにつながります。
夜中でも大丈夫。
かならず医療相談できるようにナースがスタンバイしています。オフィスでなく自宅で。
そして子供の症状を伝えてアドバイスをもらいます。
与えるべき薬とか、今すぐERへ連れて行くとか、明日の朝一で診療してもらうように、とか。
夜中にこうして子供の病状の相談ができるというのは、本当にありがたい。
夜の夜中に電話を受けて、真剣にアドバイスをくれるナースやドクターも本当にありがたい。
もちろん無料です。
夜中に具合が悪くなって、いろんなところに電話をかけて救急外来の窓口のある病院を探し、やっと診察してくれる病院があってもものすごく遠くて・・・なんて苦労(怒り!?)のエピソードを日本の友達から聞くと、日本の小児科にもこういうシステムがあると良いのになぁ・・・と思うのですが。。。
と、うちの小児科クリニックは素晴しい♪♪というお話でした。
ちなみに隣近所・友達からの口コミでこのクリニックを選びました。口コミは確かですね!
それではみなさん、良い週末を! コホッ、コホッ、コホッ←娘の風邪がうつった(涙)
私もドクターやナースと直接、電話で話せるシステム、すごく好きです。
なぜかというと、病院に連れて行くのも一苦労だから。具合の悪い子供を車に乗せて、15分運転して、駐車して、車から降ろして、受付して・・・ってそれだけで30分はかかります。
「すぐに来て!」って言われた場合は、本当にすぐに診てもらえるし、色々と検査もたいていしてくれるし、それだけの価値はあると思いますが、そうじゃなかったら、「明日の朝まで待って」って言われて気持ちも落ち着きます。
大人なら、自分の様子がわかって都合をつけられるけど、子供が苦しんでるのってこっちはわからないから、かわいそうでたまらないですもんね。
うちは、かみさん、私とも、医者の使う英語がさっぱりわからないので、日本人のお医者さんにかかっています。どうしても、「英語の医者」にかからなければならない場合は、最悪、娘か息子についていってもらいます(苦笑)。風邪引き程度なら、英語でも良いんですけどね。
こちらの日本人のお医者さん、サービスが大切だと考えているのか、結構時間外でも見てくれることもありますし、こちらから何か問い合わせると、後で直接電話をくれる場合も結構あります。助かってます。
まぁ、医者にかからないのが一番ですね。でも、小さいお子さんがいるお宅ではそうも言ってられませんからね。大変です。
>Erinaさん
やっぱり良いですよね、このシステム。
どうして日本ではできないのかな?
っというか、私もこっちに来て知ったくらいだから、きっとこういう方法もあるって知ってる人や思いつく人がいないのかな。それともお医者さん的には知ってるけど、忙しかったり人手不足だったりで現実不可能なのか・・。
>Masaさん
私も医療の英語なんて分かりませんが(というか普通の英語もあやしい)、まぁなんとかなってます。どうしても手に負えなさそうなときは、夫に付いて来てもらいます(Masaさんとこと同じですね♪)。
ところで、アメリカでは医者はサービス業に属するんです。って実際の産業の分類ではそうはなりませんが、よくそうやって言われてます。高い医療費を払ってくれるお客さん(患者さん)がたくさん来てくれた方が儲かるので、サービス重視だそうです。実際にドクターがそういうことを考えながら診察してるかどうかは分かりませんが、医療機関はサービスが良いというtraditionになってますよね。
確かにこのシステムは便利ですね!
うちも先日小桃が漫画みたいな巨大たんこぶを作って、時間外だったのでオンコールドクターに相談しました。
結果、巨大たんこぶは皮下すぐの血管を打った目安だから、逆に安心要素と言われ、様子見は必要でもかなり安心しました。しかも料金は薬局で買ったアイスパック代のみ!なんてお手軽!
でも一つ悩みは、電話での医療の会話はとっても難しいこと。
自分のヒアリングで100%満足に理解することはできず、一緒にいた友達に助けてもらいました…もっと勉強しなきゃ!
ちなみにcheckupで赤ちゃん担当のナースがとっても意地悪で、私もuncomfortableだし、見るだけで小桃も泣きます。
これも、病院がサービス業なら言ってもいいのかな?システムとドクターは最高なんですけどね…。
>カズミさん
そうですよね、電話で相談できるシステムはすごく良いけど、英語で電話ってところがネックですよね。
カズミさんは、英語で書かれた育児書とか、英語の医療用語を日本語で説明してる本とか持ってますか?あらかじめ知識があるとお医者さんの説明とか理解しやすいです。
その意地悪ナースのことは、子供が泣くほどいやなら病院のマネジメントにひと言言ったら良いのではないでしょうか。感じの悪いナースがいるのは病院にとってもマイナスだし。それかこっちからチョーポジティブに話しかけて、強引に仲良くなるとか。