アメ10な土曜日:2012/12/15
こんにちは、Erinaです。
今週もアメ10な土曜日です。
昨日、コネティカット州で悲惨な事件が起こりました。
同年代の子供を持つ私は、ニュースを聞くたびに涙が流れ、今日の記事にも書くことをためらっていたのですが、まささんが事件の流れをこちらの記事で書いてくれたので、今日は私の自分勝手な独り言でも書こうと思います。
昨日、職場でこのニュースを知ってから、今この瞬間にもテレビでは事件の詳細がアップデートされています。
亡くなった子供の名前と年齢、子供たちの親のインタビュー、容疑者の顔写真。
新しい情報が流れるたびに、傷は深まるだけ・・・。
オバマ大統領のスピーチを聞いていても、彼が政治家としてじゃなく、いち父親として深く傷ついていることを感じました。
事件から一夜明けて、今日、私はクッキーを焼きました。
数日前から、「学校に持って行きたいから」と子供たちに催促されていたチョコチップクッキー2種類と、ココア&アーモンドのクッキーです。
私は、亡くなった子供たちの親にかける言葉も見つからない、何に怒ってよいのかわからない、このやり場のない気持ちを忘れてしまわないように、子供たちの安全と明るい未来を考えながらクッキーを焼くことにしました。
バターと砂糖を混ぜて、卵と小麦粉を混ぜる。最後にチョコチップとナッツを入れる頃には、子供たちの目もキラキラします。
「あぁ、こんなことで良いんだ。こんなことで子供たちは安心し、幸せになれるんだ。」
そう気づかされたのは私の方でした。
銃規制、精神疾患、コミュニケーション、親子の絆、教育システム、学校のセキュリティ・・・様々な要因が複雑に絡み合って起こった今回の事件。みんなが納得する答えを見つけることは、きっと簡単じゃないでしょう。
私たち個人ができることは、直接的、革命的ではないかもしれない。
だけど、この気持ちを絶やしてはいけないし、こんな事件を再び起こしてはいけない。1人の母親として、1人の娘として、1人の大人として、強く思います。
そして、教育は未来への投資であることを、忘れないでほしい。
子供は私たち社会全体の資産であることを、忘れないでほしい。
なくなっていい子供の命なんて、一つもないことを、忘れないでほしい。
クリスマス10日前とは思えないくらい、今日の町中はとても静かで、全てのアメリカ国旗は半旗でした。
日本でも、大事な選挙が行われているそうですね。
日本に住むみなさんが、明るい未来を描けるような選挙になることを祈っています。
私たちもこちらでがんばります。
がんばりましょう。
We will not forget you.