シュトゥットガルトも春真っ盛り。
皆様ごきげんいかがですが? シュトゥットガルトからこんにちは、MIKIです。
こちらも先日の日曜日にサマータイムが始まり、ようやく感覚と体が慣れてきました。
毎日Facebookをチェックすると沢山の友人が満開の桜の写真をUPして日本人の「花を愛でる文化」って素敵だなぁと思っています。
このお花見という文化日本人ならではの感覚なのだそうですね。
さて、こちらシュトゥットガルトも日本に負けず劣らず春真っ盛りです。
昨年はイースターのこの時期も雪が降っていたそうですが、今年は雪も殆ど降らず(期待はずれ)暖かい日が早くから来ていました。
日本を離れてはや5年が経とうとしていますが、ハワイといい、サンディエゴといい季節を感じるのはカレンダーや街、お店のディズプレイで「おぉ、もうそんな時期かい?」と教えられ、肌で季節を感じるのはせいぜい秋とか冬とか。それでも1月の終か2月になれはもう半袖で過ごせてしまうサンディエゴ。やっぱりはっきりと四季を感じる日本で生まれ育った私としては今のシュトゥットガルトの春は久しぶりに肌で季節を感じ、ワクワクしています。
外を見れば今まで裸だった木々に花が咲いていたり、新芽が膨らみ始めたり。目を下に向ければ水仙、すみれ、たんぽぽがあちらこちら咲き乱れ、鳥はさえずり街が一気に冬から覚めた感じで生命力が伝わってきます。
久々に春を感じで少々舞い上がっております。
主人も道路沿いに咲いている花には感心していて「アメリカじゃ見かけないからいいね」って言っています。でも、まばらに咲いているところを見ると、誰かが管理して植え替えたりとかではないようで、長い時間をかけて自生しているみたいです。たんぽぽはわかるけど、水仙なんて球根なのにね。
たんぽぽが見頃です。と言いたくなるほど見事に咲いています。「たんぽぽって綺麗〜!」って思ったのは人生初。
そして桜も咲いているんです。
でも品種は不明です。 これは基地の中で見つけたのですが、街なかでは淡いピンクの桜は見かけることが少なく殆どが白い花なので、明らかに桜の木と分かるものもありますが、桜ではなくアーモンドとか別の桜の種類かもしれません。
今日はりんごの花の蕾がほころんでいるのをみつけました。咲き始めたらまたお知らせします。
でも、こうやって花が咲いているのを見ると日本の春を思い出すんですよね、実家の近所とか、元町公園とか、上野公園とか。
日本を知るドイツ人の方にそんなことを言ったら「日本の桜の見事さには、全くもって敵わないわよ」って言われてしまいましたが…。わかっているけどね、久々なんだもん。
今年は初めてで気がついたら花が咲き乱れている状態で、すっかり乗り遅れているので、来年はもっと春を楽しめるような気がします。
まだまだ森は新芽の付いていない木々が多くありますが、この木々に葉が生い茂る季節が今から楽しみです。