以前もそんな話をここでしたような．．．。

公衆トイレとか、オフィスのトイレで用を足しますよね。で、その後、手を洗って、そしてトイレを出る。

日ごろ何気なくやっていることですが、そんなことをよく観察してみると面白いことがわかります。今日は、そんなお話。

【日本の場合】

たとえば、レストランで食事中に、用を足したくなったら．．．

・トイレへ行く
・入り口のドアを開けて、トイレに入る
・（男性の場合立って）用を足す
・レバーを倒して水を流す（最近は自動で水が流れるものもあります）
・水道の蛇口を回して水を出し手を洗う（最近は手をかざせば水が自動的に出る水道もあります）
・ポケットからハンカチを出して手を拭く（持っていない人もいますけどね）
・ポケットにハンカチをしまい、トイレのドアを開けて、トイレから出る

ま、こんな感じですよね。では．．．

【アメリカの場合】

同様に、レストランで食事中に、用を足したくなったら．．．

・トイレへ行く
・入り口のドアを開けて、トイレに入る
・（男性の場合立って）用を足す
・レバーを倒して水を流す（＊１）
・水道の蛇口を回して水を出し手を洗う（＊２）
・ポケットからハンカチを出して手を拭く（＊３）
・ポケットにハンカチをしまい、トイレのドアを開けて、トイレから出る（＊４）

日本と違うところに＊印をつけてみました。

＊１：普通、レバーを手で持って倒すと思いますが、人によっては、ひじで押したり、すごい人になると、レバーまで足を上げて、足でレバーを倒したりします。

＊２：蛇口を回して水を出すところまでは同じですが、必ず石鹸をつけて手を洗います。で、洗い終わったら、蛇口に手をつけない。＃３で話しますが、備え付けの手拭用の紙で蛇口をひねって水を止めます。

＊３：こちらの人間はハンカチを持たないのが普通です。正直、今までにハンカチを持っている人を見たことがありません。普通、トイレには手拭用の紙が設置されています。あるいは、ブロアーって言うんでしょうか、ボーっと暖かい空気が噴出しているところに手を持っていって、手を乾燥させます。もし、何もない場合には．．．ズボンで手を拭きます（！？）。

＊４：トイレのドアを開けるときには、きれいに洗った手を使わないようにドアを開けます。取っ手があるようなドアの場合には、備え付けの手拭用の紙を余分に取って、それで取っ手をつかんでドアを開けます。あるいは、ひじで開ける場合もあるかもしれません。あるいは、人が開けてくれるのを待っている人もいます（！？）。

アメリカのすべての人がこうしているわけではありませんけどね。多分、半分くらいはこうしてるんじゃないかなぁ。

中には、トイレに入って、手を洗ってから、用を足して、手を洗わずに出て行く人もいます。私の昔の同僚なんですが、「手が汚いだろう」と言ったところ、「汚い手でおチンチンを触りたくないから」ってことです。どっちが汚いのかよくわかりませんけどね（笑）。

あるいは、用を足しても、水を流さない人（後の人に迷惑）や、終わった後に手を洗わない人もたくさんいます。

要するに、＊１～４を実践している人は、どんな人が触ったのかわからないようなものには、極力触らないってことでしょうかね。ふつーにヤバイ病気を持っている人がその辺にふつーにいますから。

ご存知なかった人は、今度観察してみてください。