歯の矯正はファッション
こんにちは naomiです。
歯の矯正のことを英語ではBracesといいます。I have braces. といった言い方をして、これは歯の矯正器具を付けているという意味で歯の矯正をしている事になるわけでしょうね。
歯科矯正は、日本にいた時には多分ほとんど気にしたこともなく、矯正している人を見たこともなく、自分もした方がいいかも、なんて思ったこともなかたです。20年も前のことですし・・・。 歯医者は虫歯になったら行くところ、でしたから。
歯医者については日本とカナダ、だいぶ違いますが今日は歯科矯正について書こうと思います。
歯科矯正は殆どの人は十代の頃やります。わたしの子供は15歳の頃から2年間矯正していました。
矯正が終わってもサポートの器具を毎晩寝るときに歯にして寝ています。そうしないと長い年月の間にどんどん歯の位置がずれてしまうのです。これは大人になっても、いや死ぬまで続けなければならないそうです。
きっと骨格から歯の位置が決まっていたり遺伝だったりで、ほっておくと元に戻るんじゃないかと思うのですが。矯正で位置を治しても、骨格まで変えられないのだから、仕方ないことなのかも・・・。
そして、あまり若い時にやっても成長過程で歯の位置が変わるので、成長が一段落した15歳頃が矯正を始めるのにいい頃らしいです。
オンタリオでは歯の治療は国民健康保険(OHIP)が効きません。自分で保険をかけるか、会社が福利厚生で歯の治療費用を補助してくれます。そして、わたしの会社では歯科矯正は社員の子供に限り50%を会社が負担してくれます。…この社員の子供に限り…というところがミソ!つまり、社員が歯科矯正をする場合は会社は全く負担してくれないのです。なんかすごく納得いかないのですが、社員はダメで社員の子供はOKということなわけです。
それだけ子供にとって歯科矯正は大切だということですね。
ティーン・エイジャーを見ると本当にたくさんの子供達がBracesをしています。Bracesをするとこに何のためらいもないようです。皆がしていれば怖くない!ということなんでしょうね。見かけが悪いとか思わないみたいですよ。
娘が言っていたのですが、小さい頃友だちのお姉さんがBracesをしているのを見て「いいな、かっこいいな~」「わたしも早くBracesしたいな」と思ったそうです、びっくり!そんなこと思っていたんですね、だからわたしが「Bracesした方がいいよ」と言ったら「うん、やる~」といい返事をしたんですね。
私はてっきり痛いから嫌だと言うと思っていたんですけどね。そういえば彼女の友達もみんなやっていたかも。
どうやらBracesをすることはファッションらしいです。
Thailand Dental Makeover Cosmetic Dentistry at Bangkok Dental Clinics
しかしながら、矯正は時間もかかり本人がかなり大変。歯の状態にもよりますが、大抵2年くらいはBracesをしていなければなりません。
歯医者は矯正専門の所に行きます。
ガムはダメ、キャラメルもダメで、歯にくっつくような食べ物は食べてはいけないし、大きな口を開けて食べられないのでなんでも小さく切って食べています。
歯を磨くのも大変だし、歯ブラシが届きにくいところが出来るため虫歯になりやすい、そしてワイヤーなどが口の中であたり、口内炎になりやすいのです。
Bracesをしている何年間は本当に大変です。
でも、そういった苦労が実り北アメリカの人たちの歯並びはきれいです。日本に帰り気がつくことは、歯並びの悪い人が本当に多い、ということです、というかわたしの歯並びも褒めたもんじゃないです。
イモトアヤコさんも海外ロケの時に何度か歯並びが悪いのを指摘されて、矯正したそうです。大人でも矯正は普通にやっていますね。
同僚も痛さに耐えて、2年間頑張って矯正していました。本当に大変そうでした。痛々しかった。
本人もこれほど大変と知っていたら、矯正なんてやってなかったよ~と言っていましたが・・・。
以前は矯正というとシルバーの金属でしたが、最近は種類も色も豊富で、見せる矯正と歯の裏側にしたり、透明なプラスティックを使ったりと目立たなく矯正する方法があります。ただ、プラスチックだったり裏側にしたりすると、矯正に時間がかかるようです。
医者によって多少料金は違います、でも大体50万円くらいです。娘が行った医者の場合は50万円で通院、矯正費用Braces費用など全て込み。50万円以上は一切支払いませんでした。
日本でも、親が子供の歯並びにもっと気をつけてあげたらどんなにいいか、と思います。もちろん親だって歯並びがいいことは健康につながるので、Bracesしたらいいのに、と思っちゃいます。
私もこっちに来てすぐ、学生の頃にやりました〜!
痛いんですよねぇ。だから食欲が減って、体重が減りました。笑
こっちの子供たちはみんなやってて本当にすごいな〜と思います。あの痛み寛容度はアメリカ人らしくないですが、なかなかみんなポジティブなんですね。
針金を止めるゴムバンドがカラフルで、子供たちは季節やイベントに合わせて色を選んだりしてましたよ。ハロウィン時期は黒とオレンジ、クリスマス前は赤と緑とか。笑 私はいつもグレーでした。
痛い思い出もありますが、今はやってよかったと思ってます。