そう、この感覚は…
皆様、いかがお過ごしですか?MIKIです。早いもので4月も中旬ですね。
驚く早さで新緑の季節のシュトットガルトです。
前回話しに出た林檎の花がこちら。可愛いでしょ。
さて、先の金曜日からはこちらドイツでもイースター(ドイツ語では「Ostern オースターン」)を迎えています。
聖金曜日から復活祭翌日の月曜日までの4連休。 確かアメリカは4連休ではなかったですよね。
ミッション系の高校を卒業し、正直意味は知っていますが、イースターの時期は大体春休みと重なってあまり記憶が無いのが事実です。
ドイツのイースターの過ごし方の参考となるサイトを見つけたので、ドイツの人たちがどのように過ごすのか気になる方はこちらへ。
「復活祭の過ごし方」
スーパーマーケットのディスプレイ。 木に卵をぶら下げるディスプレイをお店や庭で多く見かけますし、このディスプレイの卵も販売しています。
さて、ここドイツでは「日曜日は完全に休み」です。
これはドイツの人々がキリスト教の安息日を忠実に守っているからだそうです。
教会の鐘の音を聞きながら過ごすのにもすっかり慣れました。
*博物館、美術館、お城などは開館しているところもあります。一般的な商業施設は休みが殆ど。
休みということは、日曜日の町はゴーストタウンと化します。特に片田舎では人っ子一人見かけないことも。
これにはアメリカ人の主人も驚き。
この閑散とした感覚は子供の頃に味わった元日のよう。
ということは、この4連休の間も営業時間が短かったり休みだったりするのでしょう。実際、午後から数時間のパレードがあるというだけで、午前中のみの営業とかあったしね。
商業施設が日曜日休みというのは、今まで経験がないのでやはり私達には少々不便に感じます。「今日の土曜日の買い物を逃したら…」みたいな切迫した気分を毎週味わう。そんな時に限ってミルクが切れたりするんですよ。なので、だいたい金曜日くらいから何が足りないか考えたりするんです。
私達は幸運にも基地のお店が開いているのでまだいいのですが、ローカルのスーパーで済ませられるものは考えます。
逆にいうと日曜日はどこも開いていないので、家族と過ごす事が必然的になってきます。掃除、洗濯をしたり、日曜大工的なことをしたりすることもあるし、天気が良ければ野外活動!至る所にトレイルや公園があり老若男女楽しんでいます。公園のベンチで本を広げる人、ピクニックやサイクリングを楽しむ家族、本格的に装備してトレッキングをするグループ、や家族。ジョギングをしていたりと日曜日が休みのこの国で育った人たちはこれが普通なので家族や個人で過ごす日曜日の時間の使い方がとても上手に思います。全体的にゆとりがあるというか、せっかちな私にはここは見習いたい時間の使い方ですね。
今年は初めてのイースターなので、来年辺りドイツのイースターのお話が詳しく出来るかもしれません。