なでしこ日本 おめでとう! カルマが微笑んだ
なでしこ日本、おめでとう!
今日は、昼前の11時45分からテレビに釘付け。ワールドカップ女子サッカーの決勝戦。日本対アメリカ。
久しぶりに私自身も盛り上がりました。
ゲーム開始早々から、押され気味の展開だったので、「ちょっと厳しいかぁ」などと不安がよぎりました。
後半、アメリカに点を取られた時には、「もはやこれまでか...」と、情けないかな少しあきらめかけていましたが、土壇場で1点返した時には、「まだいけるぞ!」と気を取り直し。「あきらめないことが大切」。
延長戦に1点取られたときも、「いや、きっと返す」と思っていたら、案の定、沢さんがやってくれました。隣に座っていた息子と大騒ぎ。ガッツポーズ。
で、PK戦。
「ここまで来たんだから絶対にやってくれる」
と信じていました。
テレビをご覧になっていた方はお分かりだと思いますが、PK前に円陣を組んでいましたよね。あの時、佐々木監督が選手たちを前にしてニコニコと微笑んでいました。
ESPNのアナウンサーがそれを見て、
「佐々木監督が笑っていますねぇ」
となんとなく不思議そうな感じで話していました。
アメリカ人的な感覚だと、ちょっとありえないことなのでしょうか。われわれ日本人にとっては、高校野球などでよく見る光景なので、それほど珍しいことではありませんよね。
選手たちの緊張をほぐす意味もあるでしょうし、ここまで来たんだから後はあんたたちに任せるから、まぁ気楽にやりなさい、ってな感じですよね。
PK戦を決めた時には、息子と二人で大はしゃぎ。恥ずかしながら思わず涙がこみ上げてきました。
「あきらめずによくやった。俺はあんたらを誇りに思うよ、ほんと。」
と心から思いました。
試合終了後にESPNのアナウンサーが、
「カルマが微笑んだんですね」
と、佐々木監督の微笑について話していたのが印象に残りました。
俺もあきらめずにがんばるぞ...。
Masa
日本では午前3時に早起き(!)してTVに熱中観戦しておりました。米国では、アノ笑顔は理解不可能ですか。それはチョイと意外でした。
延長戦に1点取られたときは・・・さすがに「これまで」と思ってましたよ。澤選手のゴールは、なんだかよくわからない角度にボールが飛んで不思議でした。
力量的には米国代表のほうが個々で勝っていましたが、日本代表は精神的な和の力が結実したのだと思います。
和尚さん、ども。コメントありがとうございます。
>笑顔は理解不可能
いや、理解しているのかいないのかちょっとわかりません。
その昔、ジャパニーズスマイルってのがありましたよね。日本人は笑わないところで笑うとか。今はあまり聞きませんが、私の中で、このアナウンサーはそんなイメージを持ったのかもって感じました。
アメリカ、日本戦の記事を読むと結構面白いことがたくさん書いてありますよ。和尚さんが言うように、力量的にはアメリカの方が上だけど、力量以上に、人々のsentimental favorite的存在だった、なんてね。