アメリカでロックコンサート
昨日、知り合いと、あるお気に入りバンドのロックコンサートに行ってきました。
アメリカでロックコンサートに行くのはほぼ10年ぶり。行く前からワクワクでした。
アーティストは...
その知り合いによれば、Mr.Bigは日本ではかなり有名なバンドなのに、アメリカではそれほどでもないとのこと。Mr.Bigは、日本だと中野サンプラザとか日本武道館とかでコンサートを開くほどの超有名なバンド。聴衆も千人オーダー。
ところが、今回行ったライブハウスは、どう見ても満杯に詰まっても200人が良いところ。seatingはこんな感じ。
ステージ(この図の一番下)前に立ち見席(standing)があります。立ち見席と言っても、場所が決まっているわけではなくて、ステージのまん前でアーティストの息づかいまで聞きたい人は、ステージ直下に立つことも出来ますし、後ろの方でビールを飲みながら、勝手に椅子を持ってきて、そこに座ることもできます。
このstandingは$20ドル。
で、われわれは、VIP席と言われるBox席に入りました。
Boxは$30ドル。
日本だと、Mr.Bigを見るには6、7000円は必要になるんじゃないでしょうか。しかも、見ると言っても、米粒くらいの大きさかな。オーロラビジョンに大写しされているアーティストを見ているって感じですね。
さて...
コンサートは午後8時15分から開始。ローカルのバンドが前座を務めます。ローカルバンドと言っても、そのテクは一流。さすがにアメリカは広いと感じました。こんなバカテクの持ち主がその辺にいるんですから。
で...
Mr.Bigのコンサートが始まったのが、午後10時30分。日本だと考えられない遅さですね。コンサートが終わったら、終電も終わってます(笑)。
われわれ、最初はBox席で見ていたのですが、コンサートが盛り上がるにつれて、その場にいても立ってもいられず、後半から立見席へ。
190センチはあろう大男の中に華奢な日本人が2人、入っていきます。周りを見渡せば、はげかかった、どう見ても50は過ぎている親父もいれば、昔のハードロッカーよろしく、長髪のおっちゃん。そのとなりには、クビや腕から、刺青を除かせている、怖そうなお兄さん。
ですが、みんなMr.Bigファン、みんな友達!
立見席の前の方に陣取ると、さすがに、アーティストたちに圧倒されます。彼ら、やはり、プロフェッショナルですから、そのステージパフォーマンスはバッチリと決まっています。テクも最高、ボーカルも最高。
コンサートの後半は、アーティストたちと、オーディエンスが一体となります。かなりの盛り上がり。それでも、アーティストたちはまだまだ物足りなさそう。Common guys!
コンサートが終わったのは、深夜12時半過ぎ。
久しぶりに爽快な気分を味わえました。
次は誰のコンサートに行こうか...。
Masa
たまたま、この記事見つけた(先日投稿した自分のにリンクされてた)んですが…
ものすげぇ羨ましいんですけど…Mr. Big、もう来日すると武道館とかでしかやらないから(高額なのに、すぐ売り切れるし)。
すげぇ羨ましい。
へっへっへ〜、羨ましいっすか〜。タツヤさん、アメリカって、結構探せばこう言う機会ってありそうですよね。Mr. Bigってアメリカでは日本ほど人気がないみたいなんですよね。なので、間近で見られました。
みなさん、恐ろしいテクの持ち主。ギタリストの私は、ポール・ギルバートの指の動きに釘付けでした。ビリー・シーンもすごかった。ビデオでは見たことありましたけど、実際に見ると、ほんと、チビリもんですよ。
ま、まだ「To be with you」がラジオで流れてるから、ポールは著作権でウハウハで趣味に走れるんでしょうけどね。
以下、これでもかってくらい見まくりました。本当に良いバンドです。
http://www.youtube.com/watch?v=CB2XvRay27s&feature=related
でも、ビリーも来日でB’zのサポートを一ヶ月とかすると、三千万くらい稼いで帰るらしいので、あのレベルに行くと(Totoとかもですが)米国内での人気はもうどうでも良いみたいですよ(ヤマハ関係者談)。
Mr. Bigって、バンドメンバーひとりひとりの技量が半端ないじゃないですか。ギターしかり、ベースしかり、ドラムしかり。
この夏に見に行った時に、アンコールの際、ポールがドラム、ビリーがギター、パットもギターだったかな。でボーカルのエリックがベースで。バンドの楽器を総入れ替えして、スモーク・オン・ザ・ウォーターをやってました。そりゃうまいうまい。他の楽器をやらせても、きっちりプロの音になってましたから。
参った。