アメリカで子供を預ける

今日は記念すべき、私が小桃を産んでから初めて母業お休みの日です!タダー!(タダー!は英語でジャジャーン!の意味ね)
 
明日には20ヶ月になる小桃、よくここまで大きくなったなぁ。自分もよくここまでやってこられたなぁ!今日はベビーシッターに預けたわけですが、物理的に小桃から離れてみると、想像以上にしんみりしちゃう…シュン↓↓

あ、今回はそんなセンチメンタルな話ではなくて、アメリカで子供を預けるという話ですね。

日本では子供を預けると言うと、仕事に戻るお母さんが空きのある保育園や託児所を探し回り、最近ではサインアップしてから実際に預けるまでに1年越しだったり…結局予定通り子供を預ける場所が見つからないがために仕事が流れてしまったりとか…so not fair!!な話も聞きます。
日本で専業主婦をしている友達も、頼れる家族が近隣にいないので、時々美容室等に行く時は一時託児所に1~2時間子供を預けたりしているそうです。

こちらアメリカではワーキングマザーがたくさん!子供を預けるにはいくつかのチョイスがあります。専業主婦のための一時託児所のような便利なものは見かけませんが、一般的には以下の方法がメジャーです。

【preschool(プリスクール)】
日本で言う幼稚園でしょうか、用意されているカリキュラムは、知能や知恵をつけるという考えられているものが多く、言ってみれば小さな学校です。
ただ、完全に預けられるのはオムツの取れた満3歳からという決まりや、2歳から受け入れているところもありますが週2日のみの親同伴クラスだったりと、小さい赤ちゃんを持つ親が働くにはちょっと難しいかな。

そこで、働くママのチョイスは以下の2つが主になります。

【daycare(デイケア)】
託児所/保育園ですね。これについては、Erinaの『子供をデイケアに預ける』という記事で詳細が紹介されていますのでぜひご参考に。

日本でデイケアと言うと、高齢者の方専用の施設になってしまいますよね(笑)

預ける時間は基本的に朝から夕方までのフルタイム。場所によって月曜から金曜の5日間と決まっているところや、最低週3日間からというオプションがあったり、様々です。
デイケアでのサービスも場所によって様々で、午前中のスナック・ランチ・午後のスナックすべてを用意してくれるところもあれば、スナックだけは提供してくれてランチだけは持参だったり。提供される食事の内容も、健康に気を配るデイケアや、こんなのこの年の子供に食べさせるの!?という内容だったり…ピンキリです。
最近では、デイケアでもアカデミックな内容のカリキュラムを取り入れていたり、感性を育むというテーマで音楽やお絵かきなど、アートに力をいれている場所もあります。

カリキュラム以外にも考えるところはたくさんです。その施設がいかに安全対策(段差やドアの取り付け)に力をそそいでいるかや、おもちゃや食器など子供が直接触れるものに対しての衛生管理、保育士さんたち一人一人の子供の接し方はもちろんです。
そしてよく聞く悩みが、子供同士で喧嘩や暴力(お友達同士で遊ぶにはまだ小さい子も多いですからね。)があった時の、施設側の対応です。これはどこの国でも一緒か。

【ベビーシッター】
日本でもベビーシッターという言葉を知る人は多いですが、実際に日本での子育てでベビーシッターを利用する人はあまり見かけませんね。

こちらでは、早いと赤ちゃんが産まれてから2~3ヶ月(私の知り合いは1ヶ月で)職場復帰するお母さんもいます。そんなに赤ちゃんが小さいと、やっぱりまず頼む先はご両親(赤ちゃんのお祖父ちゃんお婆ちゃん)が多いみたいです。
ただ、やはり近くに家族のサポートがないという核家族は、行き着く先はベビーシッターが多いようです。

私の友達は子供が生後二ヶ月の時に週に3日の9:00-16:00で職場復帰し、ベビーシッターは8:00-17:00で雇いました。
1人の人を自分の子供のために拘束するわけですから、やはりお値段は張ります。
でも、食事や1日の過ごし方にとても気を遣うご家族にはピッタリですし、この人なら信じられる!という人に出会えれば、子供にとっても家族のように心を開ける素敵な存在ができて、得るものは大きいように感じます。

あ、ちなみにデイケアとベビーシッターはお昼寝がありますね。デイケアでは年齢にもよるんでしょうか?経験がないので分かりませんが・・・。
ざっと書いてみましたが、実際に上記の方法を試したことがある方、もしくは上記以外の方法で子供を預けられている方、ぜひあなたの方法を教えてください!

子供を預けるって、サラッと書くほど簡単なことじゃないんですよね。
子供の性格や私たちのライフスタイル、さらには費用も考慮して吟味しないと、大変な結果になってしまいます。ましてや初めて子供を預けるときなんて、親の中にはとても大きな葛藤があったりもして・・・。
次回は私の利用しているベビーシッターについて、詳しく書いてみようと思います。
皆さんの体験談も、ぜひ聞かせてください。 

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6 comments on “アメリカで子供を預ける”

  1. もう10年近く前になりますが、うちの子達もボストンのデイケアとベビーシッターを利用してました。デイケアは赤ちゃんのクラスだったせいか週一日は「ペアレントヘルプ」といって保護者が順番に一人ずつ先生のお手伝いに入ってました。でも私にはそれがすごく良い経験になりましたが、働くお母さんには難しい条件かもしれませんよね。そのデイケアは午前と午後に別れていてうちは午前だったのでお弁当を持って行ってました。10時頃に出されるスナックはオーガニックのフルーツが主でした。アカデミックな土地柄のせいか、子育てへの関心はとても高かったような気がします。
    ベビーシッターは時々利用してました。兄妹割引とかも人によってはありましたよ。
    なんだか懐かしいです。

  2. うねまきさん
    情報ありがとうございます!デイケアでも保護者参加型のクラスがあるんですね!
    私のご近所は教会や学校が多く競争率が高いせいか、どこも提供する物や環境、内容にとても力を入れているようです。ボストンは確かにすごそうです。入れたい施設を狙って家族ともども引越し・・・なんてご家族もいそうですね。
    デイケアとベビーシッターの両立、とてもいいですね!私の子は幅広い年齢のたくさんの子供たちに囲まれるという経験がないのでデイケアを考えていたのですが、まだまだ私がそばにいたくて(笑)週に1日だけ長時間でベビーシッターに預けることにしました。
    いろんな人のいろんな活用の仕方を聞いて、自分たちに合ったスタイルが確立できるといいなぁと思っています(^_^)

  3. 10数年前の話ですが、うちの下の娘もお世話になっていました。うちの場合は、preschool。

    初めてアメリカに来て、娘を入れたのですが、日本の幼稚園感覚で、我々親にとっては、特に大きな違和感はありませんでした。

    お遊戯の時間、おやつの時間、お昼寝の時間などなど、彼女が通っていた日本の幼稚園とほとんどいっしょ。ま、彼女にしてみれば、仕組みは変わっていなくても、回りの友達が大きく変わったので、大きな違和感があったでしょうけどね(笑)。

  4. Masaさん
    Preschoolを選ばれたのは、日本の幼稚園と似ていたからですか?
    私の知っている駐在さんで、日本で幼稚園に入れていた子をこちらに来てすぐ日系の幼稚園に入れたけれども、2ヶ月ほどで辞めてデイケアに変えた方がいます。
    もう帰国されてしまって理由は聞けなかったんですが、年齢的にはどちらも入れて、でもデイケアを選んだ理由は何だったんでしょう…なぞです。

  5. うちも娘(3歳4ヶ月)がプレスクールに行っています。
    うちのプレスクールはフルサービスで、朝の7時~夕方6時まで預けてOK。朝ごはん・昼ごはん・スナック、全部学校側で提供してくれます。身一つで送り出せばいいから、親は楽チン~。昼寝もあります。

    プレスクールとデイケアの一番の差は、やっぱり預けられる時間でしょうね。でも探せば長時間預かってくれるプレスクールもあります。料金はデイケア並みになりますけど。

    パブリックの学校だと親が月に何回もボランティアでヘルプに入らなければならなかったり(ボランティアなのに必ず行かなきゃいけないって・・)。内容、時間、料金以外にも考慮に入れなければならないことがたくさん。先生の質も重要だし。周りの生徒の様子も気になるところ。

    自分の子供を預ける場所選びは、難しいですね。

  6. Maki-Kさん
    プレスクールを利用されてるんですね。
    うちの近所は教会が運営しているプレスクールがすごく多いんですが、コミュニティとの連携がどこも強くて、2歳のクラスは必ず親同伴、3歳になると2回に1回に減り、その後も保護者が協力し代わりばんこで参加するそうです。
    最近小桃の年齢が1歳8ヶ月でそういうお年頃なのか(笑)ちょっと知り合ったママさんたちには、どこのプレスクールが良いココが良いと色々勧められます。
    小桃がもっとお友達と遊びたい年頃になったら、うちもやっぱりプレスクールかなぁ?
    その頃には私が働きに出たくなってデイケアにお世話になったりして。長時間預けられるプレスクールとデイケア、内容も料金もあまり変わらずとなると、あとは小桃と保育士さんたちやお友達との相性になってきますよね。やっぱり子供が1番自由に過ごせる環境を探してあげようと思うと、条件が全て揃うっていうのは結構難しいことなのかもしれませんね。

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