アメリカの西部劇ってなんで「西部劇」っていうんだろう
こんにちは、Masaです。
今日の話題はアメリカの「西部劇」。Masaも子供の頃は、親父の膝に座って、よく西部劇を見ていました。西部劇というと、カウボーイハットを被った男たちが拳銃を持って決闘する、みたいなイメージがありました。
でもよく考えてみると、カウボーイってCow Boyじゃないですか。牛の飼育とか管理をしている人のことですよね。カウボーイは牧場での作業とか牛の世話とか牛の運搬とかをしていたってことですよね。拳銃を持って勇敢に戦うみたいな人とは全くイメージが違うのですが、どう思います?なぜこうなったんでしょうね。
アメリカの西部劇が「西部劇」と呼ばれる理由は、そのジャンルが主にアメリカの歴史の中の西部開拓時代を舞台にしているからだそうです。つまり19世紀後半のアメリカ西部開拓時代を背景にした映画、テレビドラマ、ラジオ番組、文学作品を指しているそうな。
ほとんどの西部劇が「善」対「悪」の物語で、必ずヒーローが悪者を倒すストーリーになっていますね。キャラクターもほぼ同じ、孤独なカウボーイがいるとか、厳しい保安官がいたり、また、無法者もいましたね。インディアンなんかも出てきましたし、結構きつい女性も常に登場していました。このあたりが定番です。
で、皆さん全て馬に乗ることができて、必ず拳銃を持っています。で、飲み屋でお酒を飲んでいるものがたくさんいて、その中に孤独なカウボーイが、ふらりと立ち寄って、その中の「悪」と拳銃で決闘になるとか。ほぼお決まりのストーリーです。
カウボーイハットって、元々は19世紀のアメリカ西部で使われていたらしいんですね。灼熱の太陽や風雨から顔を守れるということからカウボーイや農場の労働者に人気があったそうな。結構丈夫な生地で作られていたらしくて、長時間の屋外の作業にも耐えることができたそうな。でも、西部劇で見られるような格好良いものではなかっという話もあります。また、いろいろな形やスタイルがあったとも言われています。
西部劇といえば、やはり「荒野の7人」ですよね。多分「昭和」の人で知らない人はいないんじゃないでしょうか。この映画が登場したのが、なんと1960年ということで、私が生まれる前だったのには驚きました。ユル・ブリンナーやスティーブ・マックイーン、チャールズ・ブロンソンや、ジェームズ・コバーンなど、錚々たるメンツが登場してましたよね。個人的には、ストーリはほとんど覚えていないのですが、この映画で多分これらの男優を知ったような気がします。
最後に「西部劇」って、英語でなんというかご存知だったでしょうか?
“Western”というそうな。
今度時間がある時に「荒野の7人」をじっくりと見てみることにしよう…。