カルチャーショック
前回、食の文化の違いに触れましたが、今回は、生活する中で、感じた文化の違いを書きたいと思います。私がはじめてアメリカに来た時、一番おどろいたことは、みんなフレンドリーということ。日本では(東京では)周りの人にはあまり干渉せず、電車にのっていても、お店に行っても、他人は他人です。しかし、こっちでは、他人だろうが、目が合えば、ハイとあいさつをし、電車の中でも他人同士おしゃべりをしたり、お店でも店員と客なのに、普通に話をしたり、そういうこと よくありますよね。
それと、どのレストランでもデリバリーをしてもらえて、テイクアウトも普通に出来ます。日本では、デリバリーをしてもらえるところといえば、おそばやさん、ピザ屋さん、ラーメン、お弁当ぐらいしか思いつきません。テイクアウトも、あまりないせいか、お店によってはテイクアウト用のコンテナーがないところもたくさんあります。
あと、映画館でのマナーも全然違いますよね。日本では、みんなシーンとしているイメージですが、こっちでは、みんな笑うところでは、大声で手を叩いて笑う、怖い映画では大声で叫ぶ、そして、映画の中で何かいいことがあると、拍手がおこったり、本当に映画と一体になって楽しんでますよね。日本でこれをやったら、かなり迷惑な人になるでしょうね。
もうひとつは、公共の場でお酒が飲めないということです。これは 本当に意外なことでした。パーティー好きなアメリカ人なのに、家の敷地内でしかお酒が飲めないとは…。主人が日本に来たときに、まずお酒の自販機があることに驚いていました。日本は、電車の中でも、公園でもほぼ、どこでもお酒が飲めますもんね。
これは、ごく当たり前のことなんですが、なんでもアメリカ人サイズで作ってありますよね。トイレの便座も大きいし、高いし、私は日本人でも背が低い方なので、たまに困る事があります。それは、ショッピングにいった時に、上の棚の物に手が届かなくて、人に頼んで取ってもらわないといけなかったり、サングラスやぼうしを試着したときも、鏡の位置が高くて、背伸びをしてもあまりよく見えなかったり…。自分が小さな子供になったような気分になります。
みなさんがアメリカに初めて来た時、どんなカルチャーショックを覚えましたか。
フレンドリーなのはビックリしましたね。
「あの人、知り合い?」とか聞いて、「ううん、全然知らない人」っていうこと多いです。人懐っこすぎ。笑
日本からアメリカに来てビックリしたこともたくさんありますが、アメリカで当たり前のことに慣れてしまって、日本で「あれ?これできないの?」って逆カルチャーショックもありませんか?
うちの旦那が、日本のKFCで、「もも肉は嫌だから、お金を少し出してでも胸にしてほしい」と頼んだんです。
そしたら、店員さんは困ってしまって・・・かわいそうに。
まぁアメリカなら選べますからね。
欲しいものを欲しい、っていう旦那の気持ちもわからないでもないけど、絶対に「困った外国人客」リストに入ったよね、って親と笑いました。
そうそう。うちの主人も同じような事しました。日本のドトールで、ホットドックにマスタードをエキストラで付けてくれって頼んで、断られたり(それぐらい、いいじゃんって思いましたけど…)
ファミレスで、サイドに本来はついてないものを、付けてくれって頼んだり…。それもできないと断られて、主人は「なんで??」と理解不能だったみたいです。こういうことは、アメリカだと当たり前ですからね。コンビニで、購入前にドリンクを開けて飲んでしまって、レジに飲みかけのものを出したり…。店員さんもビックリしてました。アメリカ人ではよくやる人いますよね。
その昔、アメリカ人といっしょに日本に出張したときのこと。駅前のマクドナルドに入って、ハンバーガー、ドリンク、フライドポテトのセットをオーダーしました。その人、出てきたセットを見て、「おい、Masa、ケチャップってどこにあるんだっけ?」と。今あるのかどうか知りませんが、その昔、ケチャップはなかったはず。で、その方、レジに言って、「ケチャップください!」って。レジのおねーさん、「???」。
わたし、けっこう知らない人との会話が好きで、出かける楽しみの一つになってるかも…そういえば年末帰国したときに、赤ちゃん抱えてる若いママを見て、「何ヶ月ですか?3ヶ月ですか~。うちの子3ヶ月だと寝返りした頃ですね~!笑顔とか出てきて楽しい頃じゃないですか~?(o^^o)」なんて話したら明らかにそのママ迷惑そうで、ションボリしました…(´・_・`)ウザいオバさん道まっしぐらです(笑)