プレイデートしよう!
こんにちは、Erinaです。今日はアメリカの子育ての話です。
タイトルにある「プレイデート」とは、子供たちを遊ばせるために、親が時間と場所を決めて会う「デート」のこと。
アメリカでは、子どもが小さいうちは、基本的に子供だけで家の外で会うことはできないので、親が積極的にアレンジしなければなりません。
先日もデイケア(保育園)に通う、4歳半の息子の友達(ライアン)とプレイデートをしました。
ライアンがこのデイケアに通うようになった今年の春頃から、息子が「ライアンとプレイデートしたい!」と言い始め、「どんな子なのかなぁ・・・」と送り迎えのたびにこっそりチェック。息子に「どれがライアン?」なんて聞いたりして、仲良く遊んでいる様子を見ていました。
そうしているうちに、朝のドロップオフの時にライアンのママに会うようになり、「ライアンもあなたの息子の話ばっかりするのよ〜」というやりとりから連絡先を交換し、”Let’s have a playdate!”ということで親同士でのメールや電話のやりとりが始まりました。
ライアンママも私も、フルタイムで仕事をしているので、プレイデートができるのは週末のみ。
夏には日曜の午前中に、近所の公園で待ち合わせては数時間、子供たちを遊ばせました。
ライアンママとも久しぶりに女同士のおしゃべりができるし、お互いのことを知り合う良いきっかけです。
Mikaさんが書いたような子供のスポーツチームに関する話なんかも、「どれにしようか?」とか「このレッスンはおすすめ!」なんていう生の意見も聞けるので、情報収集は欠かせません。
先日は我が家に招待し、外で遊んでから、お昼にサンドイッチを食べ、さんざんおもちゃで遊んでまた公園へ・・・という、もうなんとも大人はついていけないエネルギー消費。
公園に来ていた同い年のインド人の男の子も巻き込んで、かくれんぼや新しいゲームをして遊んでいました。
うちには3歳になったばかりの娘もいますが、彼女も一緒になって公園を走り回り、たまにはこうやって他の子供たちと遊ばせるのも良いなぁ・・・と思いました。(そうでないと親が子どもの相手をしなくてはいけない・・・・苦笑)
子どもたちはその後、文句も言わずにお昼寝していました。
私がこの「プレイデート」という習慣から学んだことは、子供を中心として、周りの大人の関係が出来上がっていくという事実。
今まで、私が一緒に時間を過ごす相手は、自分で出会った人ばかりでした。
息子同士が友達でなければ、こうやってライアンママと知り合い、2人きりでおしゃべりをするということはなかったかもしれません。
だけど、同い年の息子を持つ母親としての悩み、楽しみ、幸せは万国共通であり、仕事や今までの人生に関わらず、同じ目線で話ができる。そして、子供同士の気が合うなら、親同士も波長が合うんだなぁ・・・と妙に実感したりして、それもなんだか面白いなと思いました。
そしてこうやって親同士のネットワークを作っておくことで、学校での異変などにもお互いに気づけるし、困ったときにも助け合えるんだと感じます。
自分の子どもが一日の大部分を一緒に過ごす相手ですから、お互いに好きになれる友達を作ってもらいたいし、その理由をきちんと理解する手段としてプレイデートはとても良い場所だと思いました。
・・・・・働くママとしては、週末は家でのんびりしたい気持ちもあるけどね。笑