こんばんは、カナ１０ブロガーのYumiです。

ところで皆さん、ファッションに興味はありますか？

世界でおしゃれな街といえば思い浮かぶのがパリ、ロンドン、ＮＹ・・・。そして海外で再認識するのが、日本人のおしゃれ意識の高さですよね。

私が暮らすバンクーバーはどうかというと・・・

ＭＳＮトラベルが２０１１年に発表した “Worst-dressed cities in the world” という記事の中で、なんと世界ワースト３の座を獲得してしまいました！！！

以前Kaorukoさんの記事オシャレの価値観でも書かれていたように、基本カナダ人は普段からお洒落をあんまり気にしません。パーティーとなると、普段すっぴんのくせに急にド派手なメイクに超セクシーなドレスを着込んだりしていますが、それ以外のときはとてもカジュアル。これはバンクーバーに限ったことではなくて、カナダ全体もしくはアメリカ全土にわたる風習のはず、なのになぜバンクーバーに白羽の矢が立ち、そんな不名誉な地位を獲得してしまったのでしょうか？

その巨悪の根源としてつるし上げられたのが「ヨガパンツ」。近年、老若男女問わず大人気のエクササイズとして知られるヨガですが、そのウエアを製造販売するバンクーバー発祥のlululemon（ルルレモン）というヨガギアブランドの人気がすごいんです。若い女の子を中心にヨガスタジオ内だけにとどまらず、街中でもあのピタッとフィットして動きやすいlululemonのヨガパンツが履かれるようになりました。

見た目はまさに日本人の女の子がよく履いている、レギンス（一昔前はスパッツと呼ばれていたもの）そのものです。日本ではスパッツはタイツの代替品として、タイツを履くほど寒くない季節に、スカートやショートパンツの下に履くものとして人気ですよね。それをバンクーバー女子はそれだけで履くんです。最初見たときは「あれ？今日スカート履いてくるの忘れちゃった？？」と聞きたくなるような恥ずかしさにも似た違和感を覚えました。

ＭＳＮトラベルの記事の中でも、lululemonのヨガパンツを最新のトレンドだと言ってところかまわず履いている人のことを「性器の形や、つくべきではないところについてしまった脂肪が丸見えだ」とか、「流行家気取りの怠け者」と辛口に批判した後で、「頼むからボタンとチャックがついた普通のズボンを履いてくれ」と懇願しています。

ちなみに、他のワースト１０には以下の街がランクインしています。

10位 Jersey Shore（ジャーシー・ショア）
９位 Pittsburgh（ピッツバーグ）
８位 Ottawa（オタワ：カナダの首都）
７位 San Francisco（サンフランシスコ）
６位 Seattle（シアトル）
５位 Boston（ボストン）
４位 Harajuku, Japan（原宿：日本！！！）
３位 Vancouver（バンクーバー）
２位 Maui（マウイ）
１位 Orlando（オーランド）

それぞれの理由を知りたい方はこちらから。
http://travel.ca.msn.com/photogallery.aspx?cp-documentid=30567563