他国の人々と働く (時間と意思)

今回は去年よりOPTで働いている学校での環境、仕事について話したいと思います。

私は某語学学校の日本語アドバイザーをやっていますが、昨年の6月にOPTをスタートし、今まで約10ヶ月働いていて思うことはそれは日本人って真面目だーということです。

私の学校ではアメリカ人がスタッフの半分、後はブラジル人、韓国人、タイ人、エジプト人、サウジアラビア人各国2人ずつぐらいが一緒に働いています。

もちろん真面目さは人や家族による影響が多いと思っていますが、 3ヶ月に一度うちの校長先生が時間をしっかり守りなさいとメールで全員に伝えたとしてもブラジル人やサウジアラビア人の人達は5分か10分遅れてきます。

むしろ5分遅れても何にも思いません。それに比べ私や、韓国人は真面目に時間5分前に来るように心掛けて来ますしむしろ時間どうりでも焦ってしまいます。日本人や韓国人、アメリカ人は時間をきっちり守るということを幼稚園の時からずっと教えられていてこのことは染み付いているように思えます。

 

私は心の中でブラジル人やサウジアラビア人に対して毎回ちょっと気を使うだけで就労時間少し前にくることができるのに。。。と思ってしまいます。でも自分なりの勝ってな解釈ですが、そういう時間きっちりに来なきゃいけないという考えはなく、

彼らは「sorry sorry」とは言うけれどきっと‘あんまり変わらないじゃん’と思っているのかなと勝ってに思っています。留学したての頃は何でも国別で考えを分けてた部分が私にはありました、そして、留学してしばらくすると国別というよりかは育ってきた環境で人は変わるんだと思い、そして今はまた文化の違いってやっぱりあるんだなーって始めの考えに戻った感じです。

うちの学校経営者はブラジル人なので、メールでは時間をきっちり守ろうとは言いますが、結局のところそこまで重要視していないのかもしれません。

みなさんの周りはどうですか?この国では実力主義的なとこがあるから案外この5分10分ていうことよりも仕事を完璧にこなすことの方が大事なのかもしれません。

 

話は変わりますが、「意思」に関して、意思とは自分の思っていることを周りに伝えることですが、私はこれに関して本とに他の国の人に圧倒されている感じがあります。それは私の英語力にも関係しているのかもしれませんが、韓国人の人は人が話しているのに負けずおとらず話や意見をどんどんかぶせてきます。たぶんこれは国民性だと思います。日本では人の話をよく聞きましょう、という項目が小学校の成績表の生活欄にありますが、これ、韓国人には全然あてはまらない気がします(笑)

アメリカ人は人と意見が違っても自分の意見を伝えることは全然はずかしいことじゃないし、反対なら反対と言い切ることが当たり前で、お互いにそのことを尊重できるので、このことは本とに見習わないといけないなと思います。

ブラジル人は話しのポイントに行くまでだらだらだらだら色んなことを長く話して自分の話す時間をたくさん得て私参加してるわよ!という感じで話しています。やっと言いたい事がこれかと分かるまで大変です。

ミドルイースタン系の人たちは結構自分の意見を曲げません!むしろ自分が思ったことが一番だという感じで話してきます。それも私ははぁはぁと聞いています。

私はミーティングでも上の人がどう反応するかを考えて話している部分がありますからほんとにまだまだ情けないですが、もう10ヶ月経ってどうしたら効率的になるかが少しでも分かってきた頃ですのでこれからどんどん自分の意見を伝えていこうと思います。そしてよく話すブラジル人や、韓国人に負けない様に意見をどしどし伝えていきたいと思っています。

私はまだこの会社でしか働いたことがないので、他に経験している方に聞きたいところです。日本だったらいくら仕事ができても時間にルーズだと昇進できないことがあったり頑固だと社長に嫌われたりと色々ありますよね。

日本人のいい所、時間に正確、ハードワーカーというのが普通にできる国民性に感謝することと、意見をよく聞き、柔軟性があるということはいい面だと捉えながら、主張することをもっと磨くべきだなと思っているアメリカ3年目の学生であります。

 

ゆきよ 

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2 comments on “他国の人々と働く (時間と意思)”

  1. 日本人、正直な人が多いので「使い易い」という印象が強いと思われるのですが、実は(「始まる時間」には正確でも)「終わる時間」には極めてダラしない、という平均的に効率の悪い面があります(先進国でトップクラスの残業時間数だったり、生産性の低さだったり)。メリハリを付ける、ということに若干欠けてる国民性と言いますか…

    サジ加減、難しいですね。

  2. ひだのさん
    本とに色々と日本人の良さについて考えますが、時間どうりに終わることがなかなかできないのも特徴ですね。

    私が日本で働いている時は残業するなという会社でしたので時間通りに終わることを目標にやっていましたが、そういう会社やっぱり少ないでしょうね。

    私はもうアメリカ時間できっちり終わるようにしています。というか就業時間終了後に誰もいなくなるので。。。。

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