円高!出産費用の支払いは日本のクレジットで!
小桃はアメリカで産まれました。
アメリカでの出産で知っていたことといえば、医療費がバカ高いことくらい。
駐在員(少なくとも太郎の会社)は医療費は全て会社負担です。
(正確には、基本的な医療費は1割をこちらが負担しますが、出産に関する費用だけは全額会社側で負担してくれます)
医療費が高い=病院に行きたくないという何となくネガティブな発想を今日は思いきりひっくり返してみましょう!
恐らくだいたいの会社が同じだと思いますが、医療費はまず全て患者側の私たちが実費で負担し、後日会社に請求をします。
まず、駐在員の任期は短くて1年、長くて10年くらい?だいたいの人が2~5年で帰国という形ではないでしょうか?
つまり、駐在員は来たばかりなのでアメリカの銀行には一切貯えがありません。ほぼ全ての同僚が、メインバンクは日本の銀行です。
私の出産の場合、無痛分娩+1泊の入院にいろいろな出産グッズがついて、だいたい7000ドルくらいでした。私はいつも$1→¥100の単純計算をしますので、イメージとしては70万円くらいの心づもりです。
妊婦健診やエコーの費用を除いて考えても、突然70万円を用意するのは難しいと思います。
しかも赤ちゃんが産まれる前に、チャイルドシートやベビーカー、ベビーベッドやベビーバス…いろいろと準備しなくてはいけないものもあります。
そこで私が使った支払い方法が、日本のクレジットカード。
以前エアライン関係の仕事をしていたので、持っているカードは某航空会社のもの。
なのでお買い物ポイントがマイルとして貯まります。いつものショッピングでつくマイルは微々たるものですが、今回の支払いは高額なのでかなり期待できますね。
そして引き落とし口座は日本のメインバンクからなので、アメリカの銀行の残高を気にしなくてすみます。
ここで朗報!
後日会社に請求した際は、米ドルで支払われます。
つまり結果的には、手数料を払わずに日本から多額の送金ができちゃうんです!
「クレジットだって海外で使うと手数料取られるじゃない?」
そう、でも今はかなりの円高。
当時のレート換算$1=¥86に、手数料は$1につき¥2。
¥88 × $7000 = ¥616,000
おぉ!何か¥84,000も得した気分!!
もう一度言いますが、会社から支払われるのは米ドルで$7000です。
これは考え方の問題かもしれませんが(笑)、60万円だと100円のジュースが6000本買えるのに対して、7000ドルだと1ドルのジュースが7000本買えちゃいます。だから840本のジュース分得しちゃったね。
(しかもCostcoなんかの大型ショッピングセンターだったら、もっともっといっぱいジュース買えるかもよ。)
ということで、まだまだ続く円高の恩恵を使って、得した¥84,000でさっそくCostcoにジュースを買いに行こう!
そして、付いたマイルで日本に帰ろう!
いやいや、マイルはまだまだ足りませんけどね(笑)
(注意: 入院費等は出産予定日の1~2週間前に予め支払っておくことができますが、高額のため、カードの限度額引き上げ手続きは、さらに早めに余裕を持ってやっておきましょう!海外からの銀行関係の手続きほど手間のかかるものはありませんから。。。)
お財布の基盤が日本にある家庭は、こういう出費も為替レートとか考えなきゃいけなくて大変なのね・・・。
お役立ち情報、ありがとう!
今はかなり円高だし、出費出費!笑
あと、引っ越し前にクレジットカード会社に連絡しておくのもいいかも。
引越し前に出来る限りの手続きしておくのは大切かも。
海外旅行でカード使用っていうのはOKだけど、本当はクレジットカードを作ったら、その国に住んでることが原則なんだよね。
実は銀行口座もそうなんだって。
だから、こっちから電話で手続きした時に海外に住んでるって言ったら、手続きうんぬんの前に本当はご解約いただかなくてはいけないところですと言われて驚いたよ。確かに登録できる住所は日本国内限定だもんね。