子供たちのバレンタイン
仕事とプライベートにかまけていたら、あっという間にバレンタイン目前になりました。
とは言っても、ここアメリカでは女性が男性にチョコレートをあげるという文化はなく、むしろ男性から女性への日です。なので女性の私にしたら、とても楽な一日。
しかし、子供たちが学校(デイケア・保育園)に行くようになると、これまた事情が変わります。
アメリカの学校では、それこそ男女関係なく、「バレンタインのカード交換」という文化があるのです。
去年、子供たちを園に通わせて初めてのバレンタイン。そんなしきたりがあるとは知らず、園長先生に説明されて、近くのグローサリーストアに走った前日。笑
もっときちんと用意できたら、違う考えもあっただろうに・・・というか、親の仕事ってこんなこともあるのね?とちょっとカルチャーショックでした。
ではでは、この「バレンタインのカード交換」についてちょっと書いてみようと思います。
これは、子供の通うクラス全員の人数分のカードやキャンディー、シール(スティッカー)などを用意し、学校に持っていくと、先生達がそれぞれに分けて配ってくれるシステムです。先生達は子供たち用にギフトバッグや箱を用意してくれていて、一人に他の子供たちからのカードが行き渡るようにしてくれます。アメリカの合理主義には頭が上がりません。
ちょっと順番を追って、説明してみます。
1.クラスの人数を聞く
これは先生達が事前に教えてくれるはずです。うちの園では「ちょうちょクラスには14人の子供がいますよ」とクラスごとに貼り紙がされていました。
2.カードのセットを買う
ターゲットやグローサリーストアなどに行くと、バレンタイン前にはバレンタイングッズのコーナーが出ます。
そこで、「カードのセット」を買います。たいてい、一クラス最大の35人分くらいキャラクターものカードが入って並んでいます。一箱2〜3ドルくらいです。
我が家は長男用に映画「マダガスカル」、長女用に「リトルペット」(よくわからん)のセットをゲット。それぞれ、スティッカーとシールタトゥーも人数分、入っています。
こういう箱に入ってます。
私はこういう子供たちに何かを配る時は、キャンディ(お菓子)ではなくて、スティッカーやシールタトゥー、文房具などを選ぶようにしています。
シールタトゥーはこんな感じで、切り離して使います。
3.カードに名前を書く
カードはたいてい、ミニサイズで入っていて、切り離せるようになっています。
差出人のところに自分の子供の名前を書きます。宛名にクラスの子供たち全員の名前を書くことはほとんどなく、これは先生達でやってくれるようです。
つまり、”To: “のところは空欄で、”From:(自分の子供の名前)”を書くわけです。
人数分のカードに名前を書くと、スティッカーやタトゥーなどを添付して終わり。
自分の子供の名前を書いたジップロックに人数分のカードを入れて、先生に提出。
バレンタイン当日は、子供たちは大喜びでもらったキャンディやカード、スティッカーを持って帰ってきます。
去年、長女がもらった先生お手製の箱と、それに入っていたみんなからのキャンディやカード。こういうことやってくれる先生達、本当にありがとう。
毎回楽しくErinaさんの記事読ませてもらってます!バレンタイン明日となりましたね、そんな私も子供の学校用バレンタインカード今日(前日)購入しました。それにしても、バラエティ豊富で子供たちももらったら嬉しいだろうなと思うものがいっぱいお店にならんでました。そんな私も娘がPreschoolのころ、カード交換とかしらなくて前日にお店にダッシュ。そして、子供用のカードをあることをしらない私は普通にハガキサイズのカードを購入して持たせたら、娘が学校でもらったカードをみると可愛いカードをもらってるじゃないですか・・・・すっごく恥ずかしい思いをしました。笑)
娘は明日の為に、せっせとカードに名前書いてます!合計48枚
Lisaさん、こんにちは!
コメントありがとうございます。
その体験、ありそうですね!
48枚・・・大変。笑
うちは今年は自分でやってもらえるようになったので(手伝いましたが)、だいぶラクでした。
もらってくる中には、かなり手の込んだものもあって、アメリカの親は面倒なことをわりとキチキチとやるなぁ・・・と感心しますね。