極寒の土地でしなければいけないこと(車編)
こんにちは、Kaorukoです。
最近寒いですね。東京は一桁の温度が続き、ただただ寒いです。
こんな寒い日はカナダを思い出します。
家に帰って、あつーいお風呂に入って、ホットチョコレート(ココアのもっと甘いもの)を飲んで、映画を観る・・・。懐かしいですね。
2月は日本で最も寒い月ですが、それはカナダでも同じです。
前にサスカチュワン州は−30から-40になると書きましたが、まさに2月がその月です。
この時期は、寒すぎて出来ることが限られます。雪は降り積もるのですが、寒すぎてウインタースポーツも出来ません。せっかくの雪も寒すぎる地域では危険です!
また、この寒い時期には特別にしなければならないことがあります。特に車についてですが・・・。カナダでの生活では普通でしたが、よく考えたらカナダならではなのかもしれないと思い、今回はそれらを紹介したいと思います♪
今回の紹介は主に車についてです。車を運転しない人も想像してみてくださいね♪
① タイヤを冬用のものに変える
夏用のタイヤでは雪や氷でツルりんと滑ってしまいます。一番滑りやすいのはブレーキをかけている時です。ブレーキを踏む時は一気に踏むのではなく、何回かに分けて踏んだ方が滑りにくいです。それでも、私は120度くらい回転しましたが・・・笑
② 駐車中の車にコンセントを繋ぐ
−20度以下になるとエンジンが凍ります。実際はエンジンじゃなくて、車のバンパー内の水?が凍り、エンジンが動かなくなります。これを防ぐ為に、バンパーの中から出ているプラグにコードを差し込み、駐車スペースにあるコンセントに差し込みます。スーパー等の公共の駐車場にもコンセント差し込み口がある場所もあります。コンセントを差し込まずに1時間以上放置すると、エンジンがかからず家に帰れなくなります。こうなるとどうしようもありません。外出出来なくなる、もしくは家に帰れなくなります。笑 外に居る場合は翌日取りにいくというのが普通です。日本では考えられないですよね。でも、カナダ、特に寒い地域ではあるある話です♪笑
③ 運転する10〜20分前にエンジンをつける
エンジンを温めるためです。冷えきっていた車をいきなり運転してはいけません。でも、寒い中エンジンをつけに行くのは大変ですよね。お金を出せば遠くからでもリモコンで車をスタートさせておくことができます(通常4〜5万円くらいだったと思います)。しかし、お金のなかった私はそれをつけることが出来ず・・・毎回寒い中走って車をスタートさせ、エンジンが温まるまで家の中、または寒い寒い寒い車内で待たなければなりませんでした(もちろん、エンジンが温まるまで暖房なんて出ませんっ!)
④ 雪かきの道具を車に積んでおく
これは窓にはりついた氷をとるためです。-30度の中外に出て氷をガシガシするのは辛い作業です。誰がするかをジャンケンで決めることもあります。笑
⑤ ブランケットを積んでおく
③の車内が暖かくなるまで体を温める用。④をする時に体に巻く用。緊急事態用。とにかくブランケットは使えます。私は10ドル程度の薄いものを2枚程車に積んでいました。寒すぎたので。寒いのは苦手です。笑
カナダの冬は気候が日本と違いとても良い経験になりました。
日本での生活では絶対に経験しないようなことも多々あり、今回の冬の車の対応法はその中の一部でした。
早く暖かい春が来るといいなぁー♪
私はBC州におりますが、Kaorukoさんの極寒話はとても面白いです。まだ経験した事の無い-20~30度の世界・・・体験したいような、したくないような(笑)。
初めまして、アルバータの田舎町にすんでます。車の暖機運転について調べていたらこちらに着いたのですが、なるほど〜と納得です。
今の家はガレージ無し、駐車場まで少し距離があるのでエンジンかけに行くのめんどくさいなと思っていましたが、やっぱりちゃんとやるべきなんですね。明日から頑張ります。
ー30度、ツライですよねー。