皆さん、いかがお過ごしでしょうか？　今日はクリスマスですね。　初めてアメリカで過ごしたクリスマスはもう１０年位前で、お店もどこもかしこも閉まっていて「日本のお正月みたいだな」とそのときは思ったものです。　今日は皆さんお家でご家族とゆっくり過ごされていることだと思います。

さて、私事ですが来年に１０年ものの永住権を申請するのでこの場で進行状況をお知らせできたらいいなと思っています。今日はその前に２年ものを申請したときの事を書こうと思います。簡単に流れを書きます。すでに２年も経過しているのでもしかしたら若干変わっているかもしれませんので、詳しくはUSCISのサイトをご覧になって最新の情報を入手して行ってください。

永住権ってどんな方法でとるのか気になる方も多いと思います。

仕事、結婚、抽選他いろいろとあると思いますが、私の場合は”結婚”から永住権取得です。

私は婚約者ビザ（K-１）を取得しアメリカに入国しました。　（婚約者ビザの話は機会があったらお話します）　ビザの期限が切れる９０日間に「結婚しなければいけません」これが重要な用件で結婚しないと強制送還になってしまいます。この婚姻関係の手続きを終えてから取り掛かります。

Step１　書類を揃える
●I-４８５ (Application to Adjust to Permanent Residence Stataus)　永住権申請
●I-７６５ (Employment Antherization) 労働許可証
●I-１３１ (Application for Travel Document)渡航許可証
●I-８６４ (Affidavit of Support under Section 231A of the Act)
●G-３２５a (Biographic Information)
この他にもK-１ビザ取得時の書類、マリッジサティフィケートのコピー、マ証明写真、申請料金の小切手などなど。　これをUSCISへ郵送し、アクションを待ちます。

Step２　お知らせが届く
書類を送付してから約３週間くらいでUSCISから”書類を受け取りました”と言う旨のお手紙が届きます（NOA-１）
その後またUSCISから”指定された日時と場所に指紋と正面写真を撮りに来てください”という旨のお手紙（Biometrics Letter）が届きます。

Step３　指紋採取と写真撮影に行く
USCISからの指定の場所に行き、指紋採取と写真撮影をする。　これが終わると労働許可証と渡航許可証を申請しているとそれらが発行されます。

Step４　面接を受ける
労働許可証、渡航許可証を受け取った後に、面接ののお知らせが届きます。　大体この手紙が届いてから一ヶ月後くらいに面接があるようです。中には面接を省略されて永住権をいただける方もいますが、その基準は神のみぞ知るといった感じでしょうか。
当日はもちろん時間厳守でOfficeに行き、手続きを済ませ待ちます。質問の内容っていろいろと噂になっていますが、普通に生活していれば答えられる範囲だと思います。　それに提出した書類の中には今までの交際の記録や何やらかんやら提出していますし、面接のときはその提出した書類を見て面接官が対応します。面接のときはリラックスして望むのが一番です。

Step５　ついに永住権を取得する
面接のあと約２週間ほどでUSCISから郵送で永住権が届きます。　これで晴れて取得となりますが、これはたった２年間有効。２年後には１０年の永住権を取得します。

このような流れで取得します。簡単にさらっと書き「意外と簡単？」と思うかと思いますが、申請してる本人達は実際は受理されいるのか？順調に進んでいるのかUSCISから手紙が届くまでやきもきしたものです。
そして２年前なのに結構忘れています。

次の１０年の申請も同じ思いをするのでしょうね。

２０１１年の私の記事はこれが最後になります。
読んでいただきありがとうございます。また来年もよろしくお願いします。
読者の皆様良いお年をお過ごし、来る２０１２年が良い年になりますように。