結婚するにもライセンスが必要
もう8月なんですね、早いものです。 気がつくと夏も終わりハロウィンのディスプレイを見るようになるのでしょうね。
さて、私事ですが、この週末で結婚3周年を迎えます。3周年って皮婚式とも言うんですって、そして銀婚、金婚まで道のりは長いですね。
「永住権」の話が先になってしまいましたが、実際は結婚をして「マリッジ サティフィケート」を受け取ってから永住権の申請に入ります。結婚の話を最初に話すべきでしたね。
急に「宣誓式の前にはどんなことをしたのだっけ?」と思い出し、記憶と個人の過去ブログを見ながら書いていきます。これから国際結婚を控えてる方へ何かのお役に立てればと思います。 (これからの話は3年前のハワイでの話し、現在の状況とは異なるかもしれませんので、最新の情報を調べてください)
3年前のあの頃は「入国して90日以内に結婚しなければないらい」という条件下だったので、結婚式とは別に「宣誓式」をとりあえず行わなくてはいけない状態でした。 本当に毎日がバタバタで”結婚”って事に浮かれている場合ではなかったのを覚えています。
主人も私もオアフ島は初めてだったので、何もわからずとにかく調べて、調べてどこで何を申請し、手続きの場所を探し出しました。
そしてアメリカでは、結婚するにも”ライセンス”が必要。 結婚する前に『マリッジ ライセンス』を取りに行かなくてはなりません。Hawaii State Department Of Health にて申請、HPからアプリケーションDLできます。
記入済みのアプリケーションを握り締め、保健局(結婚が保健局とうのも不思議)に出向き、ライセンスを取得します。
これでもまだ結婚したわけではありません。ただ”ライセンス”を取得しただけ。
この次はいよいよ”宣誓”! 夫婦の契りを交わさなくてはなりません。 しかも、このライセンスを取得してから30日以内に”宣誓”を行わなくてはいけません。
結婚をするのに期日があるのって面白いですね。
そして期日内に”宣誓”をします。日本で言う「婚姻届を受理される」ってことでしょうか。これはアメリカでは市役所、裁判所、教会などで出来、執り行う権限を持ってる人が宣誓式を執り行うならは、公園、裏庭、ビーチ、どこでも出来ます。
私たちは後日教会式を行う予定だったので、「ここはハワイらしくビーチで行おう!」ということで、世界一のビーチにもなったことのある”カイルア ビーチ”で行いました。
現地で男性裁判官と待ち合わせ、ビーチに着いたら今まで普通の格好をしていた裁判官、いきなり黒い大きめのアタッシュケースから、あのドラマや映画で見る裁判官の黒いガウンを纏い、すっかり普通のおじさんから裁判官に早代わり!
その日は特に風の強い日で、私のベールは飛ばされるわ、裁判官の言ってることが聞き取りにくく、今ここで”I DO”を言うの?私の番?ん?ん?見たいな感じで、今でもちょっとそれが心に引っかかる宣誓式だったのですが、無事に終わりました。
この時の署名で今後、アメリカで名乗るファミリーネームが決まりますので、どう名乗るかそれまで考えることができます。
この時に裁判官のサイン、立会人がいれば立会人のサインの入った「仮のマリッジサティケート」が発行されます。 裁判官がその後の手続き(婚姻登録)を行ってくれたのでどのような流れなのかはわからないのですが、宣誓してから約ひと月程で「マリッジサティフィケート」が届きました。
少しがっかりだったのがハワイのマリッジサティフィケートが味気無い!! なんかもっと凝った額に入れて飾ってもいいような(そこまで無くてもいいけど)そんなサティフィケートを期待していたのですが、黄緑色の紙にただパソコンで打ち込んだだけの、日本の戸籍謄本のような機械的なもので、ハワイ挙式とかする人も多いのにこれはちょっと残念だなと思うところです。
ここで、終わりではないのが”国際結婚”。私たち日本人側はこの次に日本領事館へ行って日本側の婚姻の手続きを行わないと日本では結婚していないことになってしまいます。確か日本の某女性歌手がそうでしたよね。
そのときに、日本の婚姻届を記入します、(これは領事館で係りの人に聞きながら記入するのをお勧めします)受理されると戸籍謄本が作成されます。
そして、ファミリーネームを変えた方はパスポートの名義も変更も忘れないようにしないといけません。
今思い返すととにかくフィアンセビザが切れる前にいろいろとこなさなくてはいけないというある意味軽い”脅迫感”に駆られて宣誓式を挙げたような感じだったので、「夫婦になった~。」とか言う甘い感情は教会式が終わってひと段落して、永住権の申請も無事に終わってクリスマスの声が聞こえる頃でした。現実なんてそんなものです。
他の州はどのようなデザインのマリッジサティフィケートなんでしょうか? 気になります。
NC在住です。Marriage certificate、そっけないですよね~~ こちらも同じです(笑)しかも式をした人のサインが恐ろしく汚い・・・
宣誓式がビーチでなんて羨ましいです!こちらは出張してくれません~~ 裁判所で、軽犯罪者と一緒に待合室で待つ羽目に。そして6畳ないかの小部屋に入れられ、よれよれシャツにジーンズの男性(裁判官でもなかったです)が執り行ったという、ロマンティックにはほど遠いものでした・・・ 90日以内という縛りがあったのでしょうがなかったのですが、それにしてもトホホでした。。。
Eriさん、
コメントありがとうございます。嬉しいです。
サティフィケートが本当に味気なくて、今でも見るたびにがっくり…。サインが入るだけまだいいですよ、ハワイが手書きも何も無いです。
そうか、裁判所だとそういったケースの人と一緒になるんですよね、気分が下がりますね。
期日があると本当に「セカセカと背中を押される気分で結婚しなきゃいけない」雰囲気があるのは夢を見ていた”結婚”とは程遠いですよね。
でも、過ぎ去ってみればこんな事もこうやって話せる話としてなるのだから、ある意味いいのかもしれませんね。
ちょうど、私も自分のことを書こうと思ってたんですが、記憶があまりにも曖昧でこれじゃ書けないな~と行き詰ってたところだったんです。
ありがとうございます!
私たちはジーンズ&スニーカーで、バイクに乗って結婚しました。笑
ラスベガスじゃないですよ。
事務的な情報はMikiさんがしっかり書いてくれたので、今度、私のほうはコメディにして書いてみます。
実に3年前なのにうる覚えなのが恥ずかしいです。
ハワイなのでなんちゃって気取りで旦那はアロハシャツにレイというスタイルと私は白のワンピースといった格好で行いました。
バイクに乗ってなんてカッコいいですね。
その話待っています!
大体の流れはどこの州も同じなのでしょうね。
あ~いいないいな~。
アロハシャツと白いワンピース!
そういうのをさらっとできちゃうのが良いですよね~。
先週末、どこかで見かけた結婚式もそういう感じでした。
それは式だったけど、新郎側はみんなカーキパンツとちょっと良い感じのサンダルで。
ビーチサンダルで結婚式って日本じゃありえないかな。笑
日本もいろいろな形の結婚式が増えてきてるけど、”肩の力の抜けた”結婚式って言うのは少ないような気がします。
こちらでもそれはそれはすごい式の写真とか映像を見ますけどね。
あとは参列者のパーティー慣れはやはりアメリカだなって思うところです。
初めまして Mikiさん。
私は2010年春にNYに婚約者ビザでやってきましたが、全く同じ心境でした。
味気ない結婚証明書も一緒です。サインも読めませんね。
アートとも言えません。
婚約者ビザの取得から渡米して結婚、永住権ビザへの切り替えの手続きなど・・・そんな事に煩わされて、結婚の為にその苦労をしているという事を忘れそうなくらいでした。別に永住権が欲しくて来たわけじゃないのに。
偽装結婚を防ぐためだそうな・・・2年はお試しビザで今、普通のビザに書き換え中です。いい加減にして欲しいとつくづく思います。
私は英語がほとんどわからない状態だったので結婚式も「I willと言えば良いんだよ」と言われ即座に「I will」と言い「今じゃないよ、ちょっと待って」と笑われました。何の宣誓をしたのやら・・・という感じでした。
そして手にした証明書・・・日本では証明書なんてなかったから、そんなのがあるだけでもスゴイと思いましたが、そうですね・・・あまり立派じゃないですね。
あーるさん、
はじめまして、コメントありがとうございます。
結婚って言うことでも一大事、すごいエネルギーが必要なのに、婚約のときからビザを取得するために東奔西走し、渡米したら今度は永住権の申請。ほんと「結婚する」って言うことが霞んでしまいますよね。”愛”とか甘いこと言ってられないですよね(笑)
それにかなりの額のお金もかかるし・・・。
そのお金でもっと結婚式にお金をかけたかった・・・。
移民の国だからこそ面倒なプロセスがあるんですね、それもかいくぐって偽装があるくらいですから。
永住権が届いたら達成感を味わえると思います。
一千个人就有一千种生存方式和生活道路,要想改变一些事情,首先得把自己给找回来。