someecardsって?
こんばんは、カナ10ブロガーのYumiです。
海外にお知り合いやお友達がいらっしゃる方、彼らからクリスマスカードをもらった経験ってありませんか?
カナダではクリスマスカードに限らず、何か事ある毎にカードのやりとりがとても盛んです。だから種類もとても豊富で、冗談っぽい(funny)ものから定型的なものまでTPOに合わせて自分の好みのものを見つけることができます。日本でも特別な行事(お誕生日、冠婚葬祭など)や季節のあいさつ(年賀状、暑中見舞い)のときにハガキやお手紙のやりとりをしますよね。今の時期は5月の第二日曜日のMother’s Day用のカードが売場を大きく占めています。
そんなカード文化も昨今のIT化の影響を受け、オンライン上でやりとりできるEcard(Eカード)の人気が高まってきているようです。日本でもメールで新年の挨拶を済ませる若者が増え、年賀状による収益が激減しているってゆうニュースがありましたよね。
さて、今夜はカナダ人にも人気の無料Ecard サイト“someecards”をご紹介。
“someecards”とは、ニューヨーク発祥の無料Eカードオンラインサービス。その内容は、ときにHallmark(グリーティングカードの老舗メイカー)のグリーティングカードのパロディーだったり、ときに真剣にとらえてしまうと不快な思いをしてしまうものだったりします。そのドライでシニカルなユーモアは都市部の若者を中心に、既存のありきたりなグリーティングカードを退屈だと感じていた人々に広く受け入れられてきました。
“someecards”にはたくさんの部門があって、「誕生日」「結婚」「祝日」など通常のグリーティングカードが贈られるようなイベント用のものや、今までカードを必要としなかった「失恋」「浮気」なんて項目もあります。
例えば“Birthday”部門
May you live long enough to shit yourself.
「自分でトイレに行けるうちは長生きしてね。」という感じのメッセージになるのかな、日本語だと。ドライですね~シニカルですね~。
“Mother’s Day” からは、
Mom, thanks for not being famous enough to adopt a black baby instead of having me.
「お母さん、僕を生んでくれてありがとう。お母さんが黒人の赤ちゃんを養子にするくらい有名人じゃなくって、本当によかった。」黒人の子供を養子にとった有名人セレブを皮肉ったジョークですね。うん、アメリカンな感じ。
サイト内には“user card”というカテゴリーもあって、一般の人が自分で作ったecardを投稿できたりもします。私のカナダ人の同僚が以前FBでシェアしていたuser cardにこんなのがありました。
My credit report said, “Return everything you just bought, except for the hooker heels… you’re going to need those.”
「クレジットカード会社から『あのけばけばしいハイヒール以外に購入したものはすべて返品してください。あのハイヒールは今後きっと必要になるときがきます。』という通知が届いた。」
クレジットカードの支払い限度を超えてしまう買い物をしてしまう女性は、その支払いのためにhooker heels(娼婦がはくようなヒールの高い靴という意味)を履いて娼婦になって返済をしていかないといけないからってことでしょうかね。
ちなみにgoogleで「someecardsとは」と検索をかけてみたところ、いくつか日本語で紹介しているサイトを発見。
「英語のサイトですが心配無用!気に入った絵柄を選んで、気軽にグリーティングカードを贈りましょう!」と明るく謳われていました。
結構きわどい内容もあるので絵柄だけで選ばないほうがいいと思いますよ(笑)
私もこのサイト、大好きです。笑
カードよりも、ジョークですよね。よくこういうの考えるな~といつも思います。
FBで友達のポストで見ることがほとんどで、誰かに送るのはちょっとハードルが高いですが・・・。
確かに、絵柄だけで選ばないほうが良いかも。苦笑
Erinaさんコメントありがとうございます!
Erinaさんも以前アメ10な土曜日の記事で使われていましたよね!
私にとってはアメリカンユーモアや英語のボキャブラリー強化にも役立つ教材です。