サンクスギビングに彼の実家で10倍うまく立ち回る方法

こんにちは、Erinaです。

 

さてさて、一週間後にサンクスギビングを控えたここアメリカ。長期休暇の計画もチラホラと聞こえ、浮き足立っている雰囲気。職場のパーキングもいつもよりガランとしています。

 

そんな中、あるアメ10読者の方から、リクエストをいただきました。

それは、ホリデーシーズンに、国際恋愛中の彼の実家にお邪魔するということについて。特に来週のサンクスギビングでは、外国人の私たちが、アメリカ人ファミリーにお呼ばれすることが増えるかもしれません。

 

そこで今日は、「サンクスギビングに彼の実家で10倍うまく立ち回る方法」を、私個人の体験をもとに紹介してみたいと思います。

 

サンクスギビングに彼の実家に行く

 

そもそもサンクスギビングってどんなイベントでしょうか?

詳細については他のブロガーも書いてくれているのですが、私が思うに、

「とにかくみんなで一緒にごはんを食べる日」

「みんな」というのは家族はもちろん、友人も知人も含めてで、「この日に一人でいるなんてダメ!」とおそらく先祖代々伝えられているであろう(笑)、アメリカのしきたりです。なので、私たちのように、外国人で家族が近くにいないとなると、「うちにおいでよ!」となるわけです。

そんなわけで、サンクスギビングディナーに招待されること自体は、日本人が思うような「彼氏のおうちにお邪魔する」と堅いものではないことを念頭に置きましょう。

 

それでも、日本の感覚で「彼の実家にお邪魔する」となると、ご両親に品定めされるんじゃないかとか、結婚する意志はあるのかとか、色々と不安になる要素がありますよね。(って私はそんな体験したことないけども・・・苦笑)

そういう気持ちは、事前に彼に伝えましょう。

「日本では、実家にお邪魔するというのはBig Dealなので、緊張しています。ぜひお邪魔したいけど、不安です。普段どおりに話したりできなかったら、助けてくれる?」

(“In Japan, visiting Boyfriend’s family is a very big deal. I would love to come to Thanksgiving dinner, but I’m very nervous and worried. Could you help me if I cannot behave or speak like my usual?”)

と彼に一言伝えるべきです。そうしておくことで、もし当日に思い通りに振舞えない場合、彼がフォローしてくれるようにお願いしておけるからです。

 

では、そんなことを念頭に置いておいて、当日に大事なことは、「良いゲスト」になること。

良いゲストになるには、どうしたら良いでしょうか?

それは、

  1. 感謝する
  2. 参加する

で、それぞれ具体的にどんなことをしたら良いのか、考えてみます。

 

1.感謝する

招待してくれたことについて、感謝します。到着して迎え入れられたら、

“Thank you for the invitation.”

“Thank you for having me. I’m very happy to be here.”

なんてシンプルで良いので、はっきりと目を見て家族に言いましょう。これは帰り際にも言います。

そして、手ぶら(“empty handed”と言います)ではなくて、何かしらのお土産を持っていくのがオススメです。ただし、お土産はあくまで「気持ち」であることを忘れずに。

今回は彼のおうちなので、「何か持って行きたいんだけど、何を持っていけば良い?」と事前に彼に聞いておきます。

おそらく、ご家族が伝統の料理を用意してくれるはずなので、それに沿ったもの(デザートとかワイン)が良いですね。デザートも、Thanksgivingディナーの一環として、パンプキンパイとかが用意されているかもしれないので、これも彼に事前に相談しましょう。

もし、「何もいらないよ~!」と言われたら(初めてお邪魔する場合、かなりの高確率でそう言われますが)、私だったらお花を持っていきます。この記事でも書きましたが、お花はとても良いお土産です。

あまり大きくなくて良いので、すでに花瓶とか鉢に入っているものがオススメです。大きい花束で花瓶に入ってないと、ディナー作りの最中に、花を切って、花瓶を探して・・・って大変なので、パッとその場におけるものが良いですね。

当日は彼が実家に連れて行ってくれるなら、「お花を持って行きたいから、途中で買えるお店に立ち寄ってくれる?」と聞いておきましょう。

もしそれができなくて、ワインを選びたい方はこちらの記事を参考に→赤ワイン or 白ワイン

 

 

2.参加する

「参加する」って具体的にどんなことでしょうか?

初めての彼の実家、初めてのファミリーディナー、彼以外は知らない人たちばかり、英語にも自信がない・・・・・と、不安になったり、緊張する要素はとてもたくさんあるかもしれません。

しかし、そのせいで黙ってしまったり、一人でぽつんとしてしまうと、彼の家族のほうが恐縮してしまったり、「ごはんはおいしくないのかしら?」と不安になってしまいます。

こちらは呼ばれた側なので、今度はこちらから入っていく姿勢が必要ですから、とにかく人のいるところに行くようにします。

  • 誰もいないリビングより、忙しそうなキッチンカウンターに行って、「何か手伝いましょうか?」と聞いてみたり(できることがある・ないに関わらず)
  • おしゃべり好きな親戚を見つけて家族のことを話したり
  • 写真立てなんかが飾ってあったら、これは誰?いつの写真?と彼に聞いてみたりします

食べ物も、初めて食べるものだったら、「これは何ですか?」と聞いてみたり、「初めてのサンクスギビングなので、新しいものばかりです。」と説明してみたり、とにかく何でも聞くようにします。

実家だと、彼はリラックスしてしまい、自分(彼女)に気を遣うのを忘れちゃったりするので、自分から積極的になりましょう。

 

お呼ばれ先で参加するというのはつまり、「相手や環境に興味を持つ」ということだと思います。

まず、こちらが興味を示せれば、向こうも自分に興味を持ってくれます。あなたはゲストであり、カスタマーではないので、家族はあなたの声や感想をできるだけ聞きたいと思っているはずです。

 

 

どうでしょうか?

サンクスギビングディナーで大事なのは、自分の気持ちなどをきちんと伝え、家族と一緒にディナーを楽しむことだと思います。

国際恋愛中のみなさん、頑張ってくださいね!Good Luck!

 

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4 comments on “サンクスギビングに彼の実家で10倍うまく立ち回る方法”

  1. 毎回アメ10楽しく読ませてもらってます。
    サンクスギビング来週とせまりましたね、旦那も子供も実家の両親・いとこと一緒にターキを食べれる事をそんなに楽しみなのか?と言うぐらい毎日念指折り数えて楽しみにしてます。私はと言えば、やはり日本人感覚なのかただ一緒にご飯食べるだけでしょ~って感じですが、今回は初めて義理母のサンンクスギビング料理なので、しっかり味を勉強してきます。義理母お花を持っていったら喜ぶな~、ありがとうございます。みなさん楽しい週末をお過ごしください!

  2. LISAさん、こんにちは!いつも読んでいただき、ありがとうございます。

    本当、日本人にしたらちょっと不思議な感覚ですよね。ごはんを食べるのがこんなに盛り上がるの?
    うちの息子なんて、一ヶ月前から「いつターキー買うの?」と聞いてましたから、アメリカで生まれ育ったら相当大事なイベントなんでしょう。笑

    義母さんのレシピの勉強、素敵ですね♪
    そうやって家族の味を守っていこう、というのはとてもサンクスギビングらしいですね。
    お花、喜ばれますように。LISAさんも素敵なサンクスギビングをお過ごしください。

  3. ミリタリーと結婚して5日前にノースカロライナに引っ越してきたSAKIです。ジェットラグのせいか、こんな時間に目が覚めてしまい眠れないときにこのブログを見つけました。来週にはサンクスギビングで主人の実家に行きます。ベストタイミングの記事でした。勉強になりました!ありがとうございます。

  4. SAKIさん、こんにちは

    5日前とは!ウェルカム!!(笑)
    (サンディエゴを除く)全米で異常な寒さの今年ですが、お体に気をつけて、素敵なサンクスギビングをお過ごしください。
    また遊びに来て下さいね~!

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