2 consecutive life sentence
気が付いてみれば、最後の投稿から2週間も経過していました。最近、ブログの更新が滞ってます...。
昨日、うちの娘が面白い話をしていたので、それについて書いてみますかね。
以前、
性犯罪者が...
で、近所の性犯罪者が、ハイスクールの女の子をレイプの末に、近所の湖に遺棄したお話をしました。
その彼に対する、求刑(?)が金曜日にあったようです。
裁判所は、
「死刑以外の量刑は考えられない」
としたとのこと。ま、二人の女子ハイスクーラーをレイプの末遺棄しているのですから当然でしょう。
その犯人、自分の罪をすべて認めたものの、「死刑にはなりたくない」とのことで、ダダをこねたそうで(私のただの想像ですが)。
それに対し、裁判所の求刑は、
「2 consecutive life sentence」
これ、どう言う意味かわかります?私はアメリカ的だと思いました。
2 concecutiveと言うのは「2回連続」と言う意味です。life sentenceは終身刑=無期懲役。
と言うことは、「2 consecutive life sentence」と言うのは、
「2回連続の終身刑」
つまり、
「次に生まれ変わっても、生まれたその日から死ぬまで刑務所の中」
と言うことになりますね。
面白いですねぇー。アメリカ的ですねー。
こう言う判決って結構あるんです、アメリカには。
たとえば、75歳のジーさんが、殺人事件を起こしたとしますね。で、下される判決が、たとえば、
「懲役40年」
「懲役40年って、あんた、115歳まで刑務所入り?あと、5年もすれば、この世からいなくなるかもしれないのに...」
ってことが結構あったりします。
これも文化の違い、考え方の違いの1つなんでしょうか...
そう言う表現好きです。
日本では絶対になさそうな表現だと思います(^-^)
babeeeeさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
そうですね、面白いです。逆に日本人はアメリカ人から見ると「?」って表現をたくさん使っているのかもしれませんね。
言葉の違い+考え方の違い=文化の違い
なのかもしれません。
終身刑2回と言うのは、もし恩赦やその他別の要因で減刑があった場合に終身刑が免除されることがあっても、さらにもう1つの終身刑が有効になるので釈放されないという意味です。終身刑1回の人は同じ恩赦でも釈放されるので、罪の重さが1回と2回では大きな差があります。懲役200年と言うのも、200年生きる可能性があるという意味ではなく、200年分の恩赦減刑に耐える刑だという意味です。実際に、刑務所が満員だから10年恩赦ね、みたいなことが度々あります。
masaoさん、コメントありがとうございます。理解いたしました。そういうことだったんですね。